今回のセミナーが、一番良かった、とスタッフからも高い評価を受けた。
パソコンに頼ることなく、A4用紙一枚に凝縮したレジメ。
200万円で購入した一戸建が会場で、窓の向こうには8万円で賃貸中の貸家が見える。
一瞬にして、理解できると考えた。
本番数日前から睡眠時間を削り、準備に費やした。
この時期の北海道は日没が17時頃で、日が暮れるまでに物件を見なければいけない。
スケジューリングが難しい。
開始時間は、当日、飛行機や車で遠方から来る人のことを考慮して14時とした。
さあ、セミナーの開始だ。
まずは、ワタクシの過去から現在までを振り返る。
LAから夢破れて帰国。
所持金は200ドル。
アメリカ時代末期も、飢えていたが、本当にツラかったのは、北海道に戻ってからだった。
97年には、たくぎんと山一証券の破綻。
ワタクシが大学四年生の時、たくぎんに入行できる人は、成績優秀者か、強力なコネクションが必要だった。
日本の景気も低迷していた。
アメリカで夢と希望を失って、ボロボロになった俳優くずれには、不景気の北海道では、まともな就職先もなく、つまらない日々を過ごした。
その後、就職...
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