スナック開業を希望していた商業ビル。
美女二人、転進だ。
物件ご案内の時は、あれだけ盛り上がったのに……。
オトコとして、フラれた気持ちになった。
気を取り直して、営業しよう。
さて、商業物件と普通の住居系の物件との違いを分析したい。
商業系物件の場合、募集家賃に指値が必ず入る。
敷金の減額、あるいは免除をストレートに提案してくる。
住居系の場合、指値が入っても数千円の世界だ。
一方、商業物件では家賃に対する「 鬼のような指値 」( 商標登録申請予定 )は当たり前だ。
『 大空のサムライ 』の文中で、
坂井三郎先生が、
「 初めて米海軍戦闘機と戦った時、いつも自分が好む敵機の下に潜り込む戦法を取られ、『 アメリカのパイロットは、ただ者ではない 』と感じた 」
と記していた。
その心境に似ている。
売上げから家賃を支払うので、テナントも必至だ。
先日、国道沿いのテナントが卒業した。
貸家二軒分の家賃だったので、ダメージが大きい。
開業時に、やや大きな借入をして、ローンの支払いと家賃の支払いが大変だったようだ。
テナントが遺したプレハブの事務所。
買い取ってほしいと提案アリ。
希望金額の60%OFFで指値を入れたが押し...
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