昨年の10月に、売り土地としてグーグル・マップに表示されていた物件があった。
屋根をオープンにして、二歳児のバブをメルセデスの助手席に乗せて行った。
空き家だと聞いていたが、偶然にも手入れに来ていた所有者に遭遇。
「 売り物件ですか? 」
と訊くと、けげんそうな顔をして、
「 知らない。何かの間違いではないのか? 」
といふ。あとで仲介業者に確認したら、売り物件は、その二区画手前の更地だった。
しかし、この時、
「 実は、売却を考えている 」
といっていたので、内部を見せてもらった。
ただし、この時は、友人が買うかもしれないといふことで、一旦、解散。
すっかり忘れていた2017年1月。
所有者から着信アリ。
「 あの話は生きているか? 例の友人が転進した 」。
翌日、家の前で待ち合わせ。
今回は緑サンバーで、バブと共に物件に向かう。
昭和53年築で、20年前に650万円かけて増築している。
内部は引っ越したままで、ゴミが散乱。
増築した部分から雨漏りもしている。
トータルのリフォーム代は、推定20万円から120万円。この他に、水道管など、見えない部分のお金がかかる。
先方の希望価格は、中古のポルシェ・タ...
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