激安高級中古車を購入シタ。
レクサスLS600hLだ。
新車で1,300万円から1,500万円する、高級車だ。
八か月ほど前から探していた。
四年前の相場は300万円。
現在でも、程度のいいマシンは、200万円前後だ。
令和元年、六月三日で現在乗っているクラウン・マジェスタの車検が切れるので、買い換えるなら、早い方がいい。
オークション会場に潜入した特殊工作員から、走行距離30万キロのレクサスがあるとラインが来たが、前日、朝の四時までボイシーを録っていて爆睡。
おまけに、その前日にマッサージに行った時にバイブにしたままで、気付かなかった。
連絡したのは、オークションが終わった20分後。
落札価格は30万円だった。
発売から十二年経ち、安いレクサスも出てきた。
この価格で落札していれば、諸費用と車検で、乗り出し価格50万円だった。
この時から、激安であれば、過走行車でもいいと思ひ始めた。
逃した魚は大きい。
つまらない気分で、翌週まで待つ。
すると、今度は黒いレクサスが出てきた。
北海道では、雪が溶けた四月にマシンを乗り換える人が多い。
前週と同じ位の価格帯だと思ひ、特殊工作員に、奮発して、35万円までなら入札してクダサイと依頼。
落札価格は、46万円で、あえなく玉砕。
己の読みの浅さを悔やんだ。
予算を50万円までにするべきだった。
失意のまま過ごした二日後、登録していたカーセンサーからのメールに、その黒いレクサスが本体65万8千円、総額75万8千円で、石狩市の中古車販売業者から売りに出されていた。
時刻は18:30。
すぐに電話を発信するが、すでに閉店。
翌日の朝9時から電話を発信し続けるが、不通。
10:20amに、ようやく通じた。
若い女性の声で対応。覇気がナイ。
ぶったるんだ中古車屋で、やる気が感じられない。
実は、こんな業者は、客にとってはいい業者だ。
不動産業界でも、やる気のナイ業者は、いい。
価値のある物件が、低価格で売りに出されている時がある。
築年数が古くても、よく手入れされた物件が激安で売りに出されている時がある。
午後から見に行く約束をして、幼稚園までバブを迎えに行った後に、現車を確認。
6万4千キロに交換されたメーターが付いている。
しかし、陸軍中野学校ルートで入手した情報によると、今年の二月にレクサス・ディーラーの記録では、24.5万キロだった。
その情報を知っていたのも幸運だった。
多分、30万キロまでは走る。
とても迷ったが、再現性のナイ価格である。
購入直後に故障する可能性もあるが、特攻玉砕開拓車両として考えたら、安い。
玉砕したら、また新しい中古のレクサスを買えばいい。
走る実験室として、その場で、LONGを決意。
車庫証明は自分で取りに行ってくれといわれたが、子育てもあり、面倒だと思った。
その時、お店に来ていた、女性社員のBFで、コワい顔をした中古車販売業者のBFに交渉してみたら、5千円の手数料で車庫証明を取りに行ってくれるといふ。
事務手数料¥2,250-を含め、一万円札を手渡し、残りはチップでおおきに、と伝えると、大喜びで車庫証明を取りに行ってくれた。
仕事中にBFが遊びに来る会社も、ユルい。
就職活動中の人は、一部上場企業よりも、こんな会社に就職したほうがいい。
仕事中や終業後に、物件探しをしても、上司から怒られることもナイ。
コワいBFの活躍もあり、一週間後、納車。
前日に代金を振り込む。
直後に、パンキー君に電話し、
「 明日、パンキー交通は営業しているか? 」
と訊くと、わからないが、上のモノに相談してみると、トンチの効いた回答をする。
結局、三千円の報酬で、マネー成立(by 吉田B作)。
納車当日、奮発して四千円支払うと、パンキー、喜ぶ。
コワいBFの時もそうだが、常時雇用するよりも、そこらへんでブラブラしている人に、アルバイトを依頼すると、お互いにいい。
パンキー君も、久々の勤労所得に嬉しそうだ。
納車の様子も、ボイシーで配信した。
さて、納車直後にパンキーと走行実験中、インパネの警告ランプが点灯し、ただちにディーラーで点検してクダサイと表示している。
びっくりしてパンキーと、中古車販売店に戻る。
びっくりパンキーだ。
結局、紹介された整備工場に持ち込み、テスターみたいな機械を繋いだら、すぐに直った。
予期せぬ残業にふくれっツラをしていたパンキー君に、元気が出る方法があるよ、と、残業代一千万円を配給すると、一気に気力が蘇えった。
( 単位は、大げさに表現している )。
さて、レクサスLS600hLのレポート。
・速い。国産セダンの中では、一番速いのではないか?
・広い。LS600hに比べ、hLは後部座席が+12㎝。
・造りがいい。劣化が緩やかである。
・激安中古車であるが、ガソリンスタンドで、お金持ちの中年隊と勘違いされ、サービスがよくなる。
・高級車は過走行車でも、よく走る。
マフラーに穴が開いた、まだ残存価値があるマジェスタを修理して、車検を取って乗ろうと思ったが、レクサスを購入してよかった。
新しい中古車が納車されると、愛着のあった古い中古車には、興味が無くなる。
もっと早く買えばよかった。
やはり、早めの損切りが必要だ。
さて、不動産。
農協モータースが卒業した国道沿いの通称・きこりん村。
地元の掲示版・ジモティ―経由で、不動産賃貸業者から着信アリ。
中古車販売業者が土地を探しているといふ。
賃貸業者二人と、テナント希望者に会い、事務所で打ち合わせ。
希望者は五十代後半で、人柄のいい自営業者だった。
きこりん村
家賃は20万円まで支払えるが、車庫、事務所、水道、電気などの設備投資をしてほしいといふ。
車庫組立業者に見積もってもらったが、希望の大型車庫を建てると二百万円。
その他の費用を考えると、トータルで五百万円くらい投資が必要だ。
ワタクシとしては、更地のまま十万円前後で貸して、後は自由に建物を建ててほしい。
二十万円は魅力的ナ数字である。
しかし、かつてヒットマン( 仮名 )といふ不良入居者に、同じような提案をされて、設備投資をしたが、散々文句を言われた挙句、十一カ月しか持たなかった。
そのような事例もあるので、投資は慎重にしなければいけない。
利益も重要だが、損失しないことは、もっと重要だ。
よく話し合って、結論を出したい。
そんなモヤモヤとした気分の中、ボイシーでSM女王様のインタビューを実施した。
業界に入ったキッカケや、業界の裏話をラジオで放送したところ、本物のM男様より丁寧なコメントが届いた。
要約すると、
「 東京で夢破れ玉砕し、現在、田舎で療養中ですが、封印していた熱い気持ちが蘇えり、生きる気力が湧いてきた。早く体を治して、再びプレイを実施したい。その道のプロの声は直接、脳に響く。神回の放送、ありがとうございました 」
ワタクシもこの回のインタビュー。
ON AIRしようかどうか、迷ったが、結果的には人助けになったので、放送してよかったと思ふ。
放送局から流すラジオは、倫理的ナ規制が多いが、このボイシーといふインターネット・ラジオは、自由に放送できるので、リスナーもDJも大喜びである。
ひょっとしたら、続編もあるかもしれない。
CASHFLOW101
http://cf101.chu.jp/
5/26/2019