• 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集
  • 収益物件 売却査定

10,403アクセス

自宅前の土地、現金決済。七人の屯田兵、土地開拓。「鬼のような指値」、売値の49.09%でマネー成立。

加藤ひろゆきさん_画像 加藤ひろゆきさん 第254話

2019/7/29 掲載

二ヶ月ほど前、
工作活動中の年老いた母から着信アリ。
「 家の前の土地が売りに出ている 」


開拓前の土地

不動産業者の電話番号を訊き、電話を発信。
売値は90坪で550万円。
……高い。

ワタクシの勝手な査定の倍だ。
そこで、無謀ではあるが、200万円といふ、「 鬼のような指値 」( 商標登録申請予定 )を、電話口で伝える。

電話の先で、年配の担当者が、
「 売出し直後なので、その価格では無理 」
と、一回目は玉砕。

実は、この場所の隣地は、十年ほど前に90坪を251万8千円で購入して、現在は、奥に廃車になった軽ワン・ボックスカーを並べ、倉庫として活用。
手前は駐車場として活用している。
家の前に土地があると、とても豊かな気持ちになる。

昔から知っている土地でもあり、二階の窓から見え、朝起きたら、そこに土地がある。
このまま変化がなければ、何も感じないが、もし、所有者が変わり家が建つと、無性に腹が立つ。

今回は、その隣地。
二つ合わせると、180坪になる。
本音は、とても欲しかった。
とはいえ、価格が高い。
そこで、「 放置プレイ 」を実施することに決めた。
たぶん、他に買う人はいない。

白樺をはじめとする、高さ10m級の木が、25本くらい生えており、通称・トゲトゲの草も、一面に生い茂っている。
時々、ワタクシの敷地まで伸びたトゲトゲを刈り取る時に、被弾して痛みが走る。
その上、土地の奥が盛り上がっていて、北海道では貴重な西日が入らない。
ワタクシ以外の人々には、価値がない土地だ。

一カ月後、予想通り、仲介業者から着信アリ。
案の定、他に買い手が現れない。
そこで、ワタクシの中のここ12年間の実際の売買事例を提示。

・90坪251万8千円
・99坪200万円
・77坪200万円
・81坪250万円

そして、フンパツして250万円の買い値を提示。
しかし、売主の希望で、300万円以下にはならないといふ。
それでも、この時点で11分の6。
すでに250万円の値引きだ。
長期的にみれば、この価格でもいいかなと思った。
今後、数十年の保有を考えると、50万円は、誤差の範囲だ。

その二週間後、現地で仲介業者と待ち合わせ。
境界石を確認後、ワタクシの事務所に移動。
ここで初めて、買付証明書を記入。
今にして思えば、もう少し早い段階で、買い付けを入れてもよかった。

・金額:300万円
・特記事項:但し、測量必要、立木伐採、整地、砕石を敷いてほしい。現状渡しの場合、270万円
・現金一括決済

尚、土木業者の開拓見積もりは、77万円であった。

二日後、不動産業者から着信アリ。
現状渡し、270万円でマネー成立だ。( by 吉田B作 )
売り土地のカンバンを見た時点で、絶対に買えるといふ、根拠のナイ自信があった。

決済はワタクシの事務所で14時から。
前日に銀行に行けない場合も考え、この時間を指定。
決済30分前に、参加者が現地確認。
売主は、七十代前半の上品な老夫婦だった。
訊けば、ご主人の父親から相続した土地だといふ。
土地に木が生い茂っていることに驚いていた。
どうやら、数十年、現場を確認していなかったようだ。

ご夫婦の前で直立し、
「 この度は、ステキな土地を、寛大な価格で譲っていただき、感謝しております 」
と、正直な想ひを伝え、深々と頭を下げた。


福沢さま

事務所に移動し、重要事項説明の後に、現金決済。
前日に銀行で用意した270万円分の新券を手渡す。
ぎこちなく70万円分は数えていたが、封印付きの百万円の二つの束は、数えなかった。
新券は硬くて貼りつくので、数えるのが大変だ。

銀行で、決済前日に、土地代金270万円と、司法書士に渡す約8万円を、それぞれ分けて封筒に入れてもらい、ホチキスで留めてもらった。
窓口のオネエサンに、貯金が減って哀しいといふと、「 土地が買えるから、いいじゃないですか 」と、慰められた。



今回、不動産業者の計らいで、買主側の仲介手数料はいらないといわれた。
普通に払えば、約15万円だ。
五歳児のムスコ・パピちゃん( 仮名 )も参加して、円満な決済だった。

☆屯田兵が集合して、決済直後の土地開拓

決済当日の午後四時から、購入直後の土地を開拓する屯田兵を、事前にVoicyで募集したところ、七名の志願兵が集合。

・テイコク不動産
・生活カンパニー
・鍼師のリョウ( 秋田県から参加 )
・陸軍トラック野郎
・ダメ係長
・しいたけ
・外科医
以上、工作員名。敬称略。



Voicyを収録しながら、労働力投入。
事務所で30分ほど打ち合わせをしたあと、徒歩一分の現場に向かう。
林と戦うために集まった兵器は、

・刈払機、エンジン式三本、電動式一本。計四本
・チェーンソー、マキタ電動式一本
・剣先スコップ、五本
・草刈り鎌、五本
・自動車整備用工具。単管分解に使用

小雨の中、雨具を着て、長靴を履いて、ヘルメット着用。
ワタクシはドイツ軍のメットを被り参戦。
ひとりで被っていると、アタマのイカれた人間だと思われるが、仲間がいると安心だ。

各自、武器を取り臨戦態勢。
さっそく、四台の刈払機のエンジン音が、現場に響き渡る。
土地の境界線に組んでいた単管分解は、足場関係の仕事を担当していた、陸軍トラック野郎氏が担当。

日本人の優れたところは、自然と役割分担ができるところだ。
ワタクシは、主にチェーンソーを担当。
マキタの電動チェーンソーと電動刈払機用の予備を含めた五個のバッテリーを充電しておいた。

少し遅れて参加した外科医は、刃物の扱いが上手で、チェーンソーの使い方を教えると、器用に切り始めた。
やはり、外科医は切るのが好きだ。
最後までチェーンソーを離さなかった。
かつて日本の教科書に「 キグチコヘイは、死んでもラッパを離しませんでした 」とあったが、それに近いものがある。

二時間ほどで作業は終了。
切り株を残してほぼ開拓された。
樹木は二メートルほどに切断され、35本くらい、軽トラックの荷台に積んだ。
のちにゴミ処理場で計量したら、350kgあった。



残った枝葉は、土地の奥に集め、放置プレイを実施。
しばらくすると自然に枯れて、土に還る。
しばらくこのまま放置し、乾燥してから、キムタク崩れ造園に依頼し、表面を削って、砕石を敷けば完成だ。
最初は初対面で緊張していたメンバーも、作業終了の頃には打ち解け、野球の試合で、8対7で勝利したような一体感があった。

その後、一旦事務所に戻り、Voicyの「 おわりのあいさつ 」を収録し、近所の温泉に向かう。
予約を入れていたジンギスカンを食べ、温泉につかり、労働の汗を流す。
途中、外科医は夜行列車で、地方の病院に向かった。
とても楽しい一日だった。


開拓後の土地

解散後、最後まで残った鍼師のリョウ様に、鍼を打ってもらう。
とてもよく効いた。
秋田から軽自動車に治療用ベッドと、刈払機を積んできてくれた。

IT系にも強く、ジム鈴木氏との対談インタビューを、「 note 」にUPしてくれた。
また、労働力投入の翌日には、パソコンとマイクを、事務所に持ち込み、ルイ五十六世帯との対談も収録してくれた。
若干二十九歳にしてつとめ人を卒業。
ルイ五十六世帯氏は、無担保・無借金で、毎月の家賃収入は230万円。
平均実質利回り、驚異の30%超えだ。



人が多く集まって、集中的に仕事をすれば、短時間で終わり、疲れを感じない。
一日で決済と開拓が完了し、忙しいが、充実した時間だった。
決済と労働と温泉と鍼治療で、この日はぐっすりと眠った。

CASHFLOW101
http://cf101.chu.jp/
7/29/2019

プロフィール

■ 加藤ひろゆきさん

加藤ひろゆきさん
加藤さんのブログ

大家・作家・随筆家。

ムービー・スターを夢見て、ハリウッドで200本のオーディションを受ける。マドンナやジャネット・ジャクソンのミュージック・ビデオ。ホンダやコカ・コーラのCMなどに出演していた。
米国スクリーン・アクターズ・ギルド(俳優協会)のメンバー。 渡米後六年間、頑張ってみたが、LA時代の後半は、芸能の仕事も激減、財務がタイトになり、ホームレスになる直前だった。乗っていたキャディラックを売却して、航空券を購入。残った200ドルを握り締めて玉砕寸前で帰国。

その後、つとめ人として再生を試みるが、アメリカナイズされた大和魂の受け皿はなく、挫折。うだつの上がらない人生から脱却するためには、不動産が必要だと感じた。安い中古車に乗って資金を貯め、大家業を目指し、激安アパート経営で再生。

現在の所有物件は一戸建8棟、アパート2棟、商業ビル1棟、貸店舗3棟、貸駐車場2区画、更地5区画。

CASHFLOW101のハンドル・ネームで、楽天ブログ(随筆)を、ほぼ毎日執筆中。
現在は北海道に住み、生きながら解放されることを目指している。晴れた日には土地の開拓、あるいは、マシンの走行実験を実施。雨の日には随筆を綴っている。

著書に

・メールアドレス
cashflow101ss(at)yahoo.co.jp
・楽天ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/investor101/
・HP
http://cf101.chu.jp/

ページの
トップへ