極東船長と赤井誠先生のインタビューを実施シタ。
コロナで緊急事態宣言の最中、「 聴くだけで家が買えるラジオ#note 」の取材だ。
お二人とも大先輩で、もはや悠々自適だ。
仏教用語でいふ、解脱した状態である。
今回はお二人から学んだ教訓を書く。
・一年でメガ大家になれるわけではナイ
地味な投資の繰り返し。
計画的長期投資。
・複利の力と時間
時間をかけて、収益を再投資している。
・CASHを温存スル
決戦に備えて、現金を温存。
コロナで不景気が来ても乗り越える体力がある。
また、現在、困っている事も、教えてくれた。
・海外投資
海外で民泊運用している物件が、コロナで収益が上がらない。
現時点では、飛行機すら運航していない。
ただ、直前まではかなり収益を上げていた。
・民泊、ホテル
海外からの旅行者が激減。
東京オリンピックも延期。
ワタクシ自身も、入居するテナントから、家賃が支払えないとの連絡が二件、減額要求が二件。
出来る範囲で対処したが、いかにテナントが、日々の売り上げで生活しているのかが、よくわかった。
二ヶ月分の運転資金もナイのだ。
とはいえ、大家のローンと固定資産税の支払いは、待ってくれない。
政府の低金利融資で延命するよりも、潔く撤退、廃業するほうがいい場合もある。
少年と更地
☆新しい投資、流行の投資はしない
景気がいい時には、新しい投資が続々と出てくる。
近年でいえば、仮想通貨、民泊、海外投資。
ワタクシも、仮想通貨で40万の損失だ。
一億勝って、一億四十万円負けた。
( 若干、大げさに表現している )。
仮想通貨専門の月刊誌、まだ販売しているのであろうか?
あの頃の写真に出ていた、大学の文化系サークルみたいな人々は、元気にやっているのであろうか?
さて、昨年購入した建坪59坪の教会物件。
大工のジョーを現場に投入して、おしゃれな金と黒の壁紙に張り替えた。
目指すところは、金閣寺風味ナ教会だ。
当時流行っていた民泊に最適と思ひ、専門業者に調査してもらった。
すばらしい物件であった。
民泊専用に改造するため、スプリンクラー設置や、ベッド購入のために、三百万円位の設備投資も考えていた。
結局、民泊自体ができない地域と判明したため、転進。
毎月百万円位の収益を計算していたので、残念だった。
民泊が転進した後、東京オリンピック札幌場所マラソンのキリスト教国への合宿所も考えたが、オリンピック自体が転進。
結局、現在は倉庫として運用している。
つまり、どんなに努力して資金を投入したとしても、社会的な要因で、全てがゼロになってしまうような、想像以上のことが起きるのだ。
☆新しいものに飛びつくな
零戦のパイロット・坂井三郎先生にお会いしたとき、今でも覚えている会話。
「 新しいものがいいとは限らない、すぐに飛びつかず、よく見極めてから参入スル 」
具体的にいうと、九六式艦戦で使用していた機械式の照準器が、零戦になって、フィラメントを使用した光学式照準器になった。
見た目もカッコよく、搭乗員も大喜びだったそうだ。
ところが、いざ実戦で上空に昇ると、振動でフィラメントがすぐに切れてしまい、使い物にならなかったそうだ。
不動産投資も同様で、皮肉なことに、新しい投資よりも、田舎のボロ物件のほうが、安定している。
むしろ、この時期にMOVEする余裕もナイ。
☆淡路島党大会と淡路島投資
三月下旬、激安高級中古車レクサスLSを買いに、淡路島に上陸。
すでに納車され、とても気に入っている。
その時、親切に案内してくれた四双様( 仮名 )から報告アリ。
淡路島で200万円で売り出していた戸建に対して、50万円といふ「 鬼のような指値 」( 商標登録申請予定 )を発進。
その後、やや押し戻されて、95万円でマネー成立( by 吉田B作 )。
淡路島初上陸であったが、二泊三日の滞在で、この島は投資にいいと感じた。
その理由。
・物件が安い
五百万円以下の物件も多い。
・不動産屋のやる気がナイ
都会の業者のように、クロージングを急がない。
・大都市からアクセスしやすい
京都、大阪、神戸といふ政令指定都市から近く、空港、港、新幹線新神戸駅からのバスなど、交通機関が充実。四国からも近い。
・城があるので、昔から文明が発達
これは、建築資材があり、技術者がいて、大工がいた証拠。山があるので、城壁の石も切り出していたのかもしれない。
・全国チェーンの大型店舗がある
ニトリ、ユニクロ、ガリバーなど大型店舗も出店。
需要があるといふことだ。
・神戸で家を買えない人が、北部に住み通勤
マレーシアとシンガポールの関係に似ている。
・人口13万人
・四国と本州の中間で、交通量が多い
・橋、高速道路、国道が通っている
・淡路島に仕事で住んでいる人が多い
党大会を実施シタ居酒屋で、二人組の女性が、仕事で淡路に住んでいるといっていた。
要するに、女性でも赴任できる仕事がある。
神戸空港の地上勤務の女性が、かつて、銀行員として淡路島に勤務していたと話していた。
沖縄の渡嘉敷島などの小さい離島は、土地も狭く、建築費も高い。
石垣島、宮古島は土地が高くなりすぎた。
沖縄に行くのも、今となっては大変だ。
伊江島にしても、豊かな島であるが、船でしか上陸できない。
ひょんなことから上陸した淡路島であったが、案外、投資に適している。
淡路島党大会で出会った人民も、すっかり仲良くなった。
四双様の物件決済後は、ボロ物件に集結して、労働力投入しながらワーワーだ。
95万円といふ激安プライスなので、入居者が決まるまで、別荘として住むのもいい。
海外で別荘を持つのもいいが、国内の激安物件を買い、別荘として使用してもいい。
このように、行ってみなければわからない土地が大日本国内にもたくさんある。
ブームや流行に乗せられず、自分の目でしっかり確認しよう。
淡路島でロングした、激安高級中古車のレクサスLS600hL
CASHFLOW101
https://note.mu/cashflow101
5/26/2020
加藤ひろゆきさんへのインタビュー動画【後編】