皮肉なことに、コロナによって、働き方改革が急激に進んだ。
Zoomによる会議、セミナーが浸透してきた。
必ず現場に行かなければ仕事が成立たない職種以外、出社の必要性が少なくなってきた。
考えてみれば、ハリウッド俳優として挫折し、2000年に東京本社の出版社に、出戻りのつとめ人として再就職。
札幌支店はひとりで運営していたので、その頃からリモート・ワーク的ナ仕事をしていた。
一番の苦痛で、不要だと思ったのは、毎朝の通勤。
毎朝、誰もいない札幌市中央区まで、途中、高速道路に乗り、25kmの距離を運転し、出社するのは無駄だと思った。
毎日、往復50kmだ。
出社してから郊外の書店に営業に行くには効率が非常に悪かった。
途中、営業先に直行して、午後に支店に行き、事務作業をするほうが、効率がいいと思ひ、実践していた。
売上げも伸び、疲労は軽減。
しかし、変な部長から、直行禁止令を突き付けられ、再び、非効率的ナ仕事になった。
要するに、
「 俺が東京で、満員電車に乗って、朝七時に出社しているのに、キサマは、朝から会社に行かないのは何事だ 」
といふことのようだ。
誰もいない事務所で、壁に向かってひとり朝礼する...
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