間口135m×奥行80mのほぼ長方形。
芥川龍之介先生の「 杜子春 」が、仙人になれず、最後に仙人からもらった、緩い南向きの斜面だ。
この物件、どうやって発見したか?
土曜日の朝の四時頃、尿意で目が覚め、二度寝できなくなった。
玄関フードでタバコを吸いながら、工作員の陸軍トラック野郎様から受信した、毎月2万円で賃貸中の80万円の土地を、購入検討していた。
遠いし、ロットが小さいなと思っていたら、見ていたサイトで「 あなたにオススメの物件 」として、3,300坪の土地を紹介された。
長方形の広い土地で、間口が広い。
何よりも売値が安い。
3,500坪の土地を購入したばかりで、どうしようかと思ったが、頑張れば現金で買える。
こうなると、ワタクシの脳ミソは、どうしたら買えるか、しか考えない。
土曜日は10時からパピちゃんの塾だ。
朝、9時に出発して、9:30に塾の前で降ろし、9:45に不動産会社の玄関の前に行く。
その間、クルマの中から、何度も電話を発信したが、営業が10時からなので、つながらない。
ビルの玄関も施錠されている。
10時ピッタリに電話がつなが...
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