ところがコロナに感染し、営業ができなくなって卒業。
安定のジ〇ティ・クォリティーだ。
車両在庫は全て回収したといふが、一台だけ残っている。
卒業した中古車屋も、誰のマシンかわからないといふ。
土地の中央に停めてあり、邪魔になって、次のテナントにも貸せない。
また、盗難車の可能性もある。
派出所に行ったら、交通事故処理で、誰もいない。
仕方がナイので、翌日、110番通報。
15分後に近所の派出所から、やる気のナイ若いサツカンがやって来た。
本部と無線機で連絡を取ると、すぐに所有者が判明。
電話番号が判明し、その場で電凸。
半グレ勢力かと思ったら、拍子抜けするくらい好青年だった。
理由を訊くと、若い中古車屋にクルマを預けていたといふ。
翌日にレッカーで持ち帰るといふ。
サツカンが帰ったあと、好青年に再び電話。
深く話をすると、彼も中古車屋で、開業用地を探しているといふ。
そこで、急遽16時から事務所で会うことにした。
あの放置車両、ダイハツ・MOVEをどうするかと訊けば、廃車にするといふ。
フロントを被弾小破しているが、車検も一年八カ月残っていて、走行も、55,000kmである。
廃車にして...
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる