ものすごい社長に海の家で遭遇シタ。
小学校三年生になったパピちゃんと、日光浴実施のためにビーチに行った。
すると、やや小柄で坊主頭の五十代後半の男性が、挨拶にやってきた。
「 いつも、ありがとうございます。
この店のオーナーです。
社長はいつも、本を読んでいて知的な方です 」
丁寧で、余裕のある方だと思った。
着席をススメ、しばらく談話。
会社をいくつも経営しているようだ。
その中でも主力はダイナマイトの会社。
発破をかけて、トンネルの掘削や、老朽化した橋の解体を実施している。
色々訊いているうちに、相当な金持ちだと思った。
年商数十億円くらいかと思い、質問してみた。
十秒くらい考え、
「 実は、百八十億円あります 」
と、はにかみながらゆっくりと話す。
思わず、プラスチックの白い椅子から、ズッコケそうになった。
家賃収入で一億円以上の人には、何人か会ったことがある。
皆、勝ち誇った顔で、所有戸数と、乗っているクルマと、借入金額を自慢する。
しかし、この謙虚な社長にはかなわない。
となりの億万長者風味に、この社長が大金持ちになった理由を分析した。
・ひとつの仕事を三十五年継続
継続は力なり。
徐々に大きく...
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