今回は不動産投資を行う上での、自己資金と資金調達についてお話したいと思います。
以前、ある投資家さんが、1億円の融資を断られたという事で相談に来られました。詳しい状況を書くことはできませんが、年収1千万以上の外資系企業の管理職の方でした。属性がいいのになぜ断られたのでしょう?
理由は、年収は高いけれど、その方の資金運用能力・資金管理能力に金融機関が疑念を持ったため、だと思いました。というのも、その方が年に貯蓄できる金額は100万円以下で、その当時も120万円の貯蓄しかなかったのです。
そのままの状態では、大家になったとしても、失敗するのは目に見えています。私はその方に「 年収の3割の貯蓄を3年以上続けて、割安な物件を事業規模まで運営できる環境にしたらいいのでは? 」と伝えました。
その後、その相談者さんは税引き後の年収の4割を貯蓄、もしくは不動産投資に使い、数年後には相談当時の年収の2倍の家賃収入を得るまでになりました。
どのようなやり方をしたかというと、リーマンショック後に積極的に競売物件を購入し、きちんとしたリスク管理と持ち前のコミュニケーション力で入居付けを行ったのです。
そして、どの金融機...
以前、ある投資家さんが、1億円の融資を断られたという事で相談に来られました。詳しい状況を書くことはできませんが、年収1千万以上の外資系企業の管理職の方でした。属性がいいのになぜ断られたのでしょう?
理由は、年収は高いけれど、その方の資金運用能力・資金管理能力に金融機関が疑念を持ったため、だと思いました。というのも、その方が年に貯蓄できる金額は100万円以下で、その当時も120万円の貯蓄しかなかったのです。
そのままの状態では、大家になったとしても、失敗するのは目に見えています。私はその方に「 年収の3割の貯蓄を3年以上続けて、割安な物件を事業規模まで運営できる環境にしたらいいのでは? 」と伝えました。
その後、その相談者さんは税引き後の年収の4割を貯蓄、もしくは不動産投資に使い、数年後には相談当時の年収の2倍の家賃収入を得るまでになりました。
どのようなやり方をしたかというと、リーマンショック後に積極的に競売物件を購入し、きちんとしたリスク管理と持ち前のコミュニケーション力で入居付けを行ったのです。
そして、どの金融機...
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