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お金を稼ぎすぎることのデメリット

大黒天人さん_画像 大黒天人さん 第7話 著者のプロフィールを見る

2015/5/1 掲載

少し前、偏差値の高い某大学を卒業した方々を年収別にグループ分けし、彼らの現在の暮らしぶりや、お金に対する考え方の違いなどを紹介するテレビ番組を観ました。

年収ピラミッドの階層は、@年収300万以下、A年収300万以上1,000万以下、B年収1000万以上3,000万以下、C年収3,000万以上1億以下、D年収1億以上に分かれていました。

■ 年収300万円と年収3,000万円の人の仕事に対する考え方

ピラミッドのトップは、年収の一番高い男性です。人を収入で分けるなんて、あまり趣味のいいことではないなと思いながらも、色々なことを考えさせられるきっかけにもなりました。彼らの話を聞いていると、幾つかの傾向が見られました。

例えば、@( 年収300万円以下 )の人は、お金はアルバイト等で稼ぎ、自分の人生は「 生き甲斐の為や周りの方を幸せにするため 」に使うと言っていました。C( 年収3,000万円以上1億以下 )の人は、投資、もしくは企業への出資を行うことで「 世の中に貢献したい 」と話していました。

@( 年収300万円以下 )の方は1日に数時間( アルバイト )で働いて日給約5,000円、C( 年収3,000万以上1億以下 )の方は1日に4時間( デイトレーダー )働いて日給200万円ということでした。この格差について、@の方がCの方に噛み付きました。

「 4時間PCをみて、50クリックしただけで200万稼ぐんですか? お金の稼ぎ方は本来サービスの対価に対して支払われるべきなのに、あなたは、誰のためにもなっていない。あなたのやっていることはお金の亡者の考え方だ! 」

さすが、高学歴大学の出身者・・・言い方も小難しいですね。ですが、ワタシ的には法律違反をしているわけではないのだから、キチンと納税等の義務を果たしている人に対し、他人が文句を言うのはおかしいと思いました。

それが悔しいなら、@の働き方でCの人の年収を超えればいいと思います。もしくはCの方と同じ働き方をしてみて、その年収を超えればいいと思います。Cの人だってすごい努力をしているでしょう。それは本人にしかわかりません。

■ 本当の富裕層はお金を使わない?

更に、D( 年収1億円以上 )の方が続いて発言しました。彼は、自分自身にお金を使うのが嫌いで、年に数億の収入があっても、自分の趣味のために海外旅行をしないし、車は中古車だし、時計は1万円のメーカー製、ということでした。

その発言の後に、別の方が「 D( 年収1億円以上 )の人にはお金を無駄遣いしてもらわないと経済が回らない 」と発言したところ、Dの方は「 無駄遣いするのは浪費家だ。本当の富裕層はお金を使わない。富裕層と浪費家を混同しないでほしい 」と言い返しました。

ワタシは「 本当のお金持ちこそ無駄使いををしない。だが、生きる金なら惜しまない 」という話を聞いて、元師匠のことを思い出しました。というのも、私の元師匠もこのDの方の考え方に近かったからです。

元師匠は、関西の超高級住宅地にある豪邸に住み、運転手付きの高級車で移動していましたが、豪邸は以前お金を貸した人から差し押さえた物件で、高級車も減価償却が多く取れるという理由で購入、運転手は倒産したタクシー会社の年配の従業員を再雇用したとのことでした。

お金はいくらでもあるのに、「 高級時計も高級車も別に欲しくない 」と言っていました。もちろん、もともとそういう趣味がある人は、そういうものを買って楽しむというのもいいと思います。しかし、自己顕示欲だとか、単なる所有欲のためには、お金を使わないということです。

■ お金を稼ぐようになると、真の友の数がどんどん減っていく

そんなことを考えながらテレビを見ていたら、テーマが「 友だち 」に変わりました。ここで意外だったのは、@の人の「 友だち 」に対する考え方と、Dの人の考え方の間に、大きなギャップがあったことです。

@の方は「 友人が多くて自分は幸せだ 」と話していました。一方、Dの人は、「 ままごとをする友人は必要ない 」と言っていました。ワタシ的にDの方の考え方は寂しいと思いましたが、思い当たる節もありました。

私もそうですが、お金を稼ぐようになると、「 自称友人 」がお金を貸してほしいとよく言ってきます。借金を申し込む人は、「 たかが500万円 」と言います。そういうとき、私は「 たかが500万円というなら、そのお金を自分で稼ぎなさいよ 」と心の中で叫んでいます。

そういう相手に、私はお金を貸しません。一度貸してしまうとその後の返済の際に、「 鬼・悪魔・ひとでなし 」と言われることになるのが目に見えていますので、どうしてもの場合は、「 貸す 」のでなく「 あげる 」にして、「 もう二度と会うことはない 」と伝えます。

上記のような事をしたくないので、ワタシはSNS等に本名や写真を載せるのは嫌なのです( ちなみにDの方も、ブログやSNSはやらず、飲み会等も一切参加しないと言っていました )。

また、Dの人から、「 お金を稼ぐようになると、真の友の数がどんどん減っていく 」というような発言がありました。この方も、自称友人たちから借金を申し込まれてつらい経験をしたのかもしれません。

何事も、中庸がいいといいます。不動産投資をしているときは、お金を稼ぐこと、残すことに夢中になっているので、「 お金を稼ぎすぎることのデメリット 」については忘れてしまいがちですが、途中できちんと立ち止まり、自分を振り返りながら、動くことが大切ですね。

この連休は、「 お金を稼ぐことの匙加減 」「 お金持ちになっても、周りの人といい関係を保つために気をつけること 」「 何のためにお金を使うのが、自分のため、世の中のためになるのか 」そんなことを改めて考えてみたいと思いました。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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プロフィール

■ 大黒天人(だいこくてんじん)さん

大黒天人さん

専業大家
岡山県在住
ブログ「大黒天人の不動産投資通信」

■ 経歴

□1977年生まれ

□1996年
当時ブームだった「たまごっち」を売って大金を手にする

□1998年
全額自己資金で神戸に2棟で8,000万円のアパートを買う
売主の大地主の会社を手伝いながら不動産投資の経験を積む

□2005年
大家業だけでは寂しいと思い、地元の企業に就職する

□2010年
ITエンジニアとして働いていた会社を退社、専業大家となる

■ 所有物件

戸建て 65棟
集合住宅 120室
テナントビル18室
駐車場 80台
未計画用地 2筆

※愛知県内の2DK×4棟が加わる予定

■ 心に残る師匠の教え5つ

1、自分でできないことはするな。

2、不動産所得は決して不労所得ではない。不動産所得=多能所得である。

3、平凡の皮をかぶった非凡であれ。

4、法律は弱い人間の味方をするのではなく、知っている人間の味方をする。そしてそれは、裁判でも同様である。

5、不動産投資の基本は、いかに物を安く購入して(仕込んで)高く売る(売却)ができるかによる。
そして、交渉事は三方良し(売主・買主・世間(業者・入居者))であること。
自分だけいいと思う人はすべからく失敗する。

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