J-REIT市場の運用環境が回復へと向けて動き出している。
昨年10月16日に日本アコモデーションファンドが業界で1年3ヵ月ぶりとなる公募増資を発表して約200億円を資金調達した。これを皮切りにケネディクス不動産が約82億円、12月から今年4月までに野村不動産レジデンシャルやジャパンリアルエステイトなど8投資法人が公募増資や第三者割当増資を実施した。これにより、REITマーケットでは、直近の今年4月末までに公募増資で約1000億円にのぼる資金調達に成功し、投資法人債も1月以降これまでに約400億円を発行した。
プロスペクト・リートは3月にJ-REITで初めて不動産市場安定化ファンド ( 官民ファンド ) からの借り入れを行い、無事にリファイナンスを乗り越えた。
最新事例では、ユナイテッド・アーバン投資法人が4月下旬に、スポンサー ( パシフィックホールディングス ) が経営破綻した日本コマーシャル投資法人と合併契約を締結して12月1日に合併すると発表した。ユナイテッドが存続法人となり、投資口を6分割した上での吸収合併となる。合併後の資産規模は約5000億円と業界でトップクラスとなる見込みであ...
昨年10月16日に日本アコモデーションファンドが業界で1年3ヵ月ぶりとなる公募増資を発表して約200億円を資金調達した。これを皮切りにケネディクス不動産が約82億円、12月から今年4月までに野村不動産レジデンシャルやジャパンリアルエステイトなど8投資法人が公募増資や第三者割当増資を実施した。これにより、REITマーケットでは、直近の今年4月末までに公募増資で約1000億円にのぼる資金調達に成功し、投資法人債も1月以降これまでに約400億円を発行した。
プロスペクト・リートは3月にJ-REITで初めて不動産市場安定化ファンド ( 官民ファンド ) からの借り入れを行い、無事にリファイナンスを乗り越えた。
最新事例では、ユナイテッド・アーバン投資法人が4月下旬に、スポンサー ( パシフィックホールディングス ) が経営破綻した日本コマーシャル投資法人と合併契約を締結して12月1日に合併すると発表した。ユナイテッドが存続法人となり、投資口を6分割した上での吸収合併となる。合併後の資産規模は約5000億円と業界でトップクラスとなる見込みであ...
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