先日も加藤ひろゆきさんを囲む渋谷党大会のため東京に行きましたが、渋谷付近のホテルを当日に検索すると2〜3万円して驚きました。数千円で泊まれていた頃が懐かしいです。その日は、朝まで飲んでホテル代を回避するという荒業で乗り越えました(笑)
しかし、ホテル代が高くなるのは経済的には良いことなので、宿泊事業などが再度盛り上がり復活することを期待しています。32年ぶりの円安(ドル高とも言える)もあるので、海外からのインバウント需要も高まるとさらに活気が出ると思います。
夜明けは近いかもしれません!
もちろん、個人的には日本国民がどんどん旅行を楽しむようになるのが先だと思っています。今回の全国旅行支援も予算が来てストップしている状況なので、どんどん追加の支援をしたら良いと思います。
一方で、そもそも「 旅行にいけるくらい豊かな人 」への支援でいいのかという批判もなるほどと思います。「 20代の4割は貯金を有していない 」というデータもあります。もともと旅行を楽しむという選択肢がない方には直接的な恩恵は感じられないかもしれません。
■ 株式投資やFXを通らなくても不動産でFIREは出来る
現在の日本はある程度の“お金”と“時間”を持っていれば、豊かさを感じられます。まずはプチリッチ、小金持ちを目指すのはオススメです。その手段としての不動産投資はまだ優位性があると思います。むしろ、他の安定的な副業のイメージがわきません。
最近の米国株の乱高下や、円安による為替介入などで相場が荒れています。ワタクシも2008年のサブプライムショックを契機としたリーマンショックでは、虎の子の300万円を溶かしました。
為替が1円動くと、1万円動くような取引にも手を出して、値動きに一喜一憂し、時にはポジションを取って祈りながら寝るということを繰り返しておりました(笑)。それから10年以上、相場に手を出していませんが生活は出来ています。
久しぶりにドルと円チャートを見てみましたが、1日で7円近く動く相場で利益を出すのは至難の業でしょう。知り合いも数百万の損が出たそうですし、TwitterやYouTubeを見ても大きなマイナスを出した人が多いことがうかがえます。
どれくらいお金持ちになりたいかにもよりますが、株式投資やFXを通らなくても、不動産の力でFIREは出来ると思います。
■ インサイダー取引はダメだが、インサイド取引はOK
相場で自分がコントロール出来るのは、買うタイミングと売るタイミングだけです。安く購入することも、付加価値を付けることも基本的に出来ません。株券にペンキを塗っても価値を上げることは出来ませんが、物件を塗装すると価値が上がります。
また、株式ではインサイダー取引は禁止ですが、不動産は都市計画を見れば道路や再開発の情報を事前に知ることが出来ます。知り合いの投資家でも「 所有マンションの前で道路計画があるので土地収用待ち 」という方がいます(笑)
金持ち父さん貧乏父さんのロバートキヨサキさんも、「 インサイダー取引はダメだが、インサイド取引はOK 」と言っていました。自分のコントロール出来ることを増やしていくのが良いと思います。
株の勝ち方( たとえばチャートの読み方 )を勉強する人は多くいますが、勝てる確率は少ないと思います。言い方は悪いですが、自分も含めて才能のない人が着実に成果を出せるのが不動産投資ではないでしょうか。
不動産の世界は法律、税金、交渉術、建築、デザイン、様々なルールや慣習などを学び、経験することで自分がコントロールできる範囲が増えて、それが成果としてダイレクトに跳ね返ってきます。
最近も吉川英一さんに会いたいというファンの方がInvestor Loungeにいらっしゃいましたが、「 本を読んで同じことをしたら儲かった! 」と、とても感謝されていました。

ワタクシもそうですが、全国を回っていると吉川英一さんの本で豊かになった人は多くいらっしゃいます。( 自分の発信も将来的に誰かの役に立つように頑張りたいと思います )
■ 家賃収入( 給料 )+売買益( ボーナス )
不動産投資はまだまだ優位性があると思う一方で、競争も激しくなっています。投資家のレベルも上がっていると思います。
宅建試験に受かって開業する方が増えていますし、DIYでもプロ顏負けの仕事をされている方がいます。関東方面では、賃貸では利回りが合わないからと、買取再販(開業して)で利益を出している方も多いようです。
本来であれば「 賃貸収入+売買益 」の組み合わせが理想で安定すると思いますが、都市部の方などは「 サラリーマン収入+売買益( 妻法人で開業 )」の組み合わせで自己資金と実績を増やしていく時代なのかもしれません。
確かに、サラリーマン収入から不動産収入での生活にシフトしようと考える時、「 家賃収入( 給料 )+売買益( ボーナス )」と考えるとイメージがわきやすい( 計画も立てやすい )ような気がします。
逆に言うと、売却益1本に絞ると売り上げに波があって心の平穏を保てないのではないでしょうか。やはり、ベーシックインカムとして安定的なお金を得ていくことは欠かせないと感じます。
田舎の無人販売所では安く野菜が売られていることがあります。農家の方が年金をもらっており、趣味と小遣い稼ぎを兼ねて野菜を作っているので、大きく儲ける必要がなく、もし盗られても痛手はないと聞いたことがあります。
そのくらいの気持ちで売却益を考えると、精神的な負担が少ないかもしれません。
■ バッファがあるのは強みになる
家賃収入があることの強みを不動産売買専門業者との比較で考えてみたいと思います。通常、売買専門の業者で事務所を構えて従業員を雇い、CMを打つとなると多大な固定費がかかります。
その固定費を賄うためには例えば、1件の取引で最低300万円以上の利益を確保する必要があるとか、〇か月以内に売り切る必要がある、といったラインが必要になるでしょう。
一方、サラリーマン収入や家賃収入で生活が安定している状態であれば、150万円や200万円の利益で良いとなり、専門業者より安い値段で市場に出すことが出来ますし、急ぐ必要もないと思います。
理想は、専門業者と同じレベルの高い利益額を出すことですが、バッファがあるのは強みになるといえるでしょう。複数の収入源を持つことの大切さがわかります。
ワタクシの例でいうと、不定期でオープンしているInvestor Loungeが来年の2月に3周年を迎えます。ゆるく続けられるのは、ここでの売り上げに頼っているわけではなく、安定した家賃収入があるからです。

全国ではその間に、オープンして潰れていったお店は無数にあると思います。そんな中、ゆるくても続けていると刺激になりますし、店に行ってみたいというファンの方も増えています。
収支的にはさほど儲かりませんが、思い出や、情報交換が出来た価値はプライスレスなので良いと思います(笑)。無形資産と呼ばれるブランドや歴史( 思い出 )を積み重ねていこうと思います!
皆さんも複数の収入源を持ちましょう。その上で、少しリスク高い商売や、俳優や役者など芸能や、音楽関係、芸術関係など狭き門に挑戦していくのもいいと思います!
今月はいくつかセミナーがあります。参加される方、よろしくお願いします! それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
