前回のコラムでは、”外国人が自分で部屋を選べる時代”についてお話ししました。今回は、私が外国人賃貸を事業として取り組んでいくきっかけとなった群馬県館林市の5棟目の物件の取得や、その後の外国人入居者さんとの交流や交渉について書いてみたいと思います。
参照:円安で外国人賃貸市場はどうなる?(後編)ー外国人が自分で部屋を選べる時代にー
■「 外国人賃貸 」という特色がつくと情報が回ってくる
私は2015年に脱サラして法人を設立しましたが、金融機関の融資姿勢はシビアでした。多くの脱サラ直後の大家さんも同じ経験をされていると思いますが、購入しても良いなという物件情報を入手しても、なかなか融資がつかないのです。
サラリーマン時代は、会社員という属性で融資を受けられていたのですが、専業大家となり状況は一変。実績が薄い人間に積極的に融資を行いたい金融機関がないというのは本当なんだなーと、当時はしみじみと感じました。
この状況をすぐに変えることはできないので、サラリーマン時代に取得した物件の運営や、脱サラしてから現金で購入した物件の運営をまずはしっかり行い、金融機関に融資してもらえるような実績を作っ
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