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「外国人賃貸」を売りに担保評価の低い中古アパートの満額融資付に成功した話

谷浩さん_画像 谷浩さん 第7話 著者のプロフィールを見る

2023/1/27 掲載

前回のコラムでは、”外国人が自分で部屋を選べる時代”についてお話ししました。今回は、私が外国人賃貸を事業として取り組んでいくきっかけとなった群馬県館林市の5棟目の物件の取得や、その後の外国人入居者さんとの交流や交渉について書いてみたいと思います。

参照:円安で外国人賃貸市場はどうなる?(後編)ー外国人が自分で部屋を選べる時代にー

■「 外国人賃貸 」という特色がつくと情報が回ってくる

私は2015年に脱サラして法人を設立しましたが、金融機関の融資姿勢はシビアでした。多くの脱サラ直後の大家さんも同じ経験をされていると思いますが、購入しても良いなという物件情報を入手しても、なかなか融資がつかないのです。

サラリーマン時代は、会社員という属性で融資を受けられていたのですが、専業大家となり状況は一変。実績が薄い人間に積極的に融資を行いたい金融機関がないというのは本当なんだなーと、当時はしみじみと感じました。

この状況をすぐに変えることはできないので、サラリーマン時代に取得した物件の運営や、脱サラしてから現金で購入した物件の運営をまずはしっかり行い、金融機関に融資してもらえるような実績を作っ

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プロフィール

谷浩さん

谷浩さんたにひろし

神奈川県・栃木県在住
外国人賃貸大家の会代表
約25世帯の外国人を受入

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □197X年

    東京都生まれ、3人兄弟の末っ子として、ぬくぬくと育つ

    □199X年

    1年浪人した後、北関東のとある大学に入学。寮のぼろさとバスの運賃が距離に応じて変わること、方言が全く理解できないことにカルチャーショックを受ける

    □200X年(20代前半)

    外資系コンピュータメーカーにSEとして就職。外資なので外国人と働くのかとおもいきや、先輩上司の80%が関西人。突っ込まれキャラとなる。世間知らずのため苦労するが、何故か偉い人とお姉さまに可愛がられる

    □200X年(20代後半)

    体調を崩し同社を退社。留学でもしようかと思っていたが、知り合いのプロジェクトを手伝うように依頼を受け、イスラエル製ソフトウェアの日本総代理店立ち上げ業務をフリーランスで受ける

    □200X年(30代前半)

    会社の本業が傾いたため、クビを切られる。フリーで仕事をする難しさを知り、同時に海外関連の仕事をしたかったため、サラリーマンに戻る

    海外関連の仕事をする予定が、なぜか当時立ち上がったiPhoneアプリを作ってくれという依頼を受ける。新規事業で人が足りなく、企画、マーケティング、営業、開発プロジェクトマネージャ等々面倒くさいことすべてを引き受けてしまう

    □200X年

    担当したアプリがApp Storeの年間売上ランキング1位に輝くが、本人も会社もその価値に全く気が付かず…(今で言うと、パズドラなどと同じポジション)

    同時に、アジア圏のスマホサービスの立ち上げ、構築に携わる。会社で亜流の仕事を引き受けてばかりいたため、いつしか“イロモノ担当”の評価を受ける

    □2013年(30代後半)

    とある金融セミナーにて、33才ですでにセミリタイアしている人に出会い衝撃を受ける。その人が不動産投資を行っていたことから、大家業に興味をもつ

    □2014年

    宇都宮市にマンション一棟を購入、大家業開始、いきなり毎月40万円の持ち出しとなり、貯金が激減して落ち込む

    不動産賃貸業界が「マーケティング」をほとんどやっていないことに衝撃を覚える。IT業界で学んだマーケティングを賃貸経営に生かし、無事に満室へ。

    足利市にマンション一棟を購入、同市は空室率30%以上にも関わらず、外国人が住居を見つけるのにとても難儀している状況を知り、衝撃を受ける。

    □2015年

    体調を崩したことを期に、会社勤めが向いていないことをサラリーマン15年目でようやく気が付く。外国人によりよい住まいを提供するため、サラリーマンを卒業し、起業を決意する

    □2021年

    外国人だけでなく、独居老人・障害者・シングルマザーの方々など、住まいを見つけるのに苦労している方々が入居者に多かったため、その生活課題や環境を理解するため、YMCA社会福祉専門学校に通い卒業する。

    □2021年

    大家さんの立場で外国人入居を積極的に取り組んでいる人がレアだということを認識し、外国人賃貸大家の会を設立する

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