あの日から3年、所有物件の変化と今後の予定

３年前の３月１１日、忘れられない震災が起こりました。
そして同月の２４日に、ワタクシは夫を亡くしました。

命のはかなさや尊さ、そして人間の弱さを思い知らされる出来事でした。
どんなに祈っても届かない願いはありますね。

以前のコラムでも書きましたが、夫の最後のメッセージは、
今後も不動産投資を頑張って、当時中学１年生だった娘を必ず
大学まで出すようにというものでした。
また、不動産投資を始めた私への労いの言葉もありました。

自宅を担保に入れてオール借金で始めたアパート経営に、
当初は難色を示していた夫でしたが、
心の中では認めて感謝してくれていたと知り、
嬉しかったです。

しかし、私が勝手に始めた不動産投資は、
夫に大きな不安を与えていたことは事実です。

借金が大嫌いで、コツコツと堅い商売をしてきた頑固な人だったので、
私がローンを組んでアパートを買ったのを知ったときは、
病気で働けない自分を責め、 動かない身体を憎んでいたのです。

でも、幸いにも彼の不安が的中することはありませんでした。
小さな失敗は数えきれないほどありますが、
ここまで大家としてやってくることができました。

もちろん、不安がなかったわけではありません。
過去...