「自己啓発書」を捨てて旅に出よう。～価値に気づける人になる～

「 高級車を試乗してみよう！ 」
「 高級ホテルに宿泊してみよう！ 」
「 ファーストクラスに搭乗してみよう！ 」

これらは、自己啓発書などで見かけるお決まりのメッセージ。そして、その理由というか解説として書いてあるのが、次のような言葉。

「 まずは一流のサービスを経験して知れ。そして、その心地よさを体感したら、その一流が自分にとって当たり前になるために、仕事をがんばるのだ！！ 」

以前の「 自己啓発好き 」の私は、そんな文を読んで納得し、自分を鼓舞していました。でも、近頃はなんだか素直に聞き入れられないのです。それどころか、強い違和感を覚えます。その理由は、おそらく「 がんばる 」という言葉にあります。

私は、好きで楽しいことをやることに対して「がんばる」という言葉は使いません。例えば、私は旅や運転やブラブラと海外のお店を見るのが好きなのですが、そういうときに、「 がんばっている 」なんて気持ちはありません。

がんばって移動する ⇔ 旅を楽しむ（ 旅をがんばる？ ）
がんばって運転する ⇔ ドライブを楽しむ（ ドライブをがんばる？ ）
がんばって買出しする ⇔ ショッピングを楽しむ（ ショッピングをが...