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大家6年目で感じる「初心者の頃は気づかなかった大事なこと」

張田満さん_画像 第39話

ここ一カ月間で、不動産投資の関連書籍を30冊ほど読みました。区分マンション、ボロ戸建、築古アパート、中古RC、新築物件、シェアハウス、住宅型有料老人ホーム、海外不動産など、ジャンルは様々。

こんなに読んだのは、「 アパート経営にチャレンジしよう! 」と決心した時以来です。私は大家になって6年目ですが、なんだか当時の気持ちを思い出しました。

そこで今回は、当時を振り返りながら、初心者の頃は気づかなかったけれど、最近になって感じていることを書いてみたいと思います。特に「 これからアパート経営にチャレンジしたい 」という方の参考になれば幸いです。


■ お金持ちになることは「 通過点 」

以前のコラム「 これから始めたい人のアパートの買い方 」では、心構えやマインドセットについて書きました。

私自身がアパート経営にチャレンジする段階で特に強く意識していたのは「 不動産投資を始める理由とは何なのか? 」ということでした。

毎月の収入アップ、老後の備え、など状況や理由は人それぞれですが、「 お金持ちになりたい! 」というのは共通の思いでしょう。

しかし、お金は手段であって目的ではありません。大切なのは、収入アップを果たした先にある「 自分はどうなりたいのか? 」というビジョンのように思います。

当初の私の目標は、「 家庭の安定 」でした。家族が平和で健康、ゆったり暮らせる環境を作り、さらに「 私に万が一の事があっても家族が困らない仕組みを築く 」ことの2つでした。

大家になって6年目の今、大金持ちになったわけではありません。でも、我が家には贅沢品も必要ありませんし、不動産投資を始めたときの目的は、十分に果たせています。

家族との時間は比較にならないほど増えました。サラリーマンのときに感じていた「 このままじゃダメだ 」という思いは消えて、自分自身に満足できる状態になれました。




■ 不動産投資にチャレンジする理由

投資には、株式投資、FX、投資信託、先物取引など多種ありますが、その中でもなぜ私が不動産投資を選んだのか? というと、次のような理由があったからです。

◆ 不動産投資の優位点

@サラリーマンのスキルが活かせる
A巨額を借りることが可能
B自由にできる

@サラリーマンのスキルが活かせる

あいさつ、電話の対応、会話などのコミュニケーションのスキルは、社会人であればできて当たり前のように思いがちですが、それってサラリーマンの一部にとっての当たり前のことであって、得意ではない人もたくさんいます。

その点、私は最初の会社では営業担当で、次のテレビ番組を作るという仕事でも人と話すことが多かったので、コミュニケーションは無理なくできました。仕事を通じて「 相手の立場に立って話す 」ことの大事さを感じていたので、仲介業者の方ともすぐに仲良くなれたように感じています。

また、私は仕事でも日常でもパソコンを使っていましたので、物件検索や仲介業者とのやりとり、銀行への提出資料作り、入居者募集チラシ、写真データ管理、なども苦になりませんでした。これも、サラリーマンという仕事を通じて、自然とできるようになったスキルです。

上記のようなスキルのおかげで、物件探しを始め、不動産会社に問い合わせを入れるという不動産投資の最初のチャレンジにも、すんなり取り組めました。これも、サラリーマン時代の苦しい経験のおかげです( 笑 )。



A巨額を借りることが可能

定年退職後の安定。おこづかいを増やしたい。サラリーマンを辞めたい・・・。など、目的は人それぞれでしょう。

私の場合、「 家庭の安定 」「 私に万が一の事があっても家族が困らない仕組みを築く 」ことでしたので、すぐにでも家賃収入だけで生活できるようになる必要がありました。

そのためには、物件購入のスピード感が最優先事項でした。ですので、ボロ物件の現金買いや、利回りの低い物は除外していました。会社員でしたので、手間のかかる高利回りアパートも難しい。ということで、優先事項を明確にした上で、物件選びを進めていきました。

融資については様々な意見があるでしょうが、私は「 融資は使う 」派でした。というか、自分が不動産投資をする最大の理由は「 レバレッジ 」のスピード感でした。私のような低属性で平凡な会社員に数千万もの大金を貸してくれるなんて、なんてありがたい話なんだと思いました。

ただ、1棟目を買うまでの私は「 こんな自分でも、本当に借りられるだろうか 」と疑っていました。しかし実際に行動してみると、周りの方の協力や幸運のおかげもあり、想像していたような「 融資のハードル 」などなく、スムーズに融資を受け続けることができました。

この経験から、「 いざやってみると、意外と簡単にできる 」ことも多いと学びました。おかけで今は、不動産投資以外の事でも簡単に考えられるようになり、楽ちんです( 笑 )。

初心者の方は慎重になりがちです。それも大事ですが、いざ行動を始めたら大胆に動くことも大切だと思います。人生が進むスピードは本当に早いですから。



B自由である

自由とは、「 拘束されないこと 」はもちろんですが、「 選択肢が多い 」( 自由にやれる )という意味でもあります。その点、不動産投資は、選択肢が広く、かなり自由にできるのが魅力だと思っています。

アパート経営の中にも、購入価格、融資条件、家賃設定、投資規模、経費、管理、設備、リフォーム等など、大家の「 選択の自由 」はたくさんあります。大家がすべてをコントロールできる自由はアパート経営の優位性であり醍醐味と実感しています。


■ 狭い価値感に縛られると、自由が奪われる

ただ、久しぶりに本を読んで思ったのですが、ほぼ全ての不動産投資の書籍は、一見進むべき正しい方法が説明されているように見えますが、実は一方的な狭い了見での価値観でしか書かれていません。

長生き、健康、結婚、子供、仕事、昇給、昇進、名誉、贅沢、お金など、「 なんでもできて、多い方がいいに決まっている! 」という一方的な価値観です。私自身も、大家になる前はこの価値感に染まっていたので、違和感を持っていませんでした。

ただ、今は考えが変わりました。物事は何でもやった方が良いと捉えがちですが、やらない自由もあります。

例えば、タバコを吸う自由もあれば、吸わない自由もある。金持ちになりたいと思う一方で、貧乏でいる自由もある。ポジティブな気持ちで貧乏を選べば、貧乏はつらいことではありません。ポジティブ貧乏です( 笑 )。

何かを得たり、貯めたりすることは、同時に自由を手放している( 持っているものに縛られている )行為ともいえます。

不動産投資は自由を与えてくれますが、狭い価値感の中で不動産投資に取り組むと、今度は自由を奪う存在にもなりえます。

せっかく不動産投資が与えてくれた人生の自由時間です。今は手に入れることより、手放すことを楽しみながら、そして残ったものを大切にしながら、過ごしていきたいと思っています。

そして最後に、不動産投資にチャレンジしてよかったなあと日々、感じていることも付け加えておきます。



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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 張田ミツルさん

horiuchisan

□1972年、北海道生まれ
□5人家族(妻&三姉妹)、マレーシア在住

☆不動産投資を始めたきっかけは大家列伝に詳しく載っています
大家列伝【前編】
大家列伝【後編】

【 YouTube 3チャンネル OA中!】

・ハリー326
「Harry VLOG ハリーブログ」

・インベスター Japan
不動産投資家の本音に迫る! 専門チャンネル

・Malaysia Penang diary326
MYマレーシア暮らしリポート

・ツイッター:@MH_Minority
・ブログ:harry326
・Facebook:張田ミツル
・Instagram:mh.mitsuru

□不動産賃貸業
□講演家
□文筆家
□映像クリエーター

■ 経歴

□1990年
地元の高校を卒業後、メーカーに営業職として入社

転勤で東京勤務になった初日、駅の人出を見て「今日は祭りか」と思ったら普通の日でショックを受ける。
田舎に比べて生活自体にお金がかかる東京暮らしに疲れていたため、数年で再び札幌勤務となりホッとする。

□2002年(30才)
映像制作会社に転職、アシスタントディレクターとなる

□2007年
結婚

□2008年
7月:メニエール病になるが、約3週間でまあまあ回復  
8月:北海道の人気番組のディレクターとなる

□2009年
交通事故に遭ったのを機に不動産投資の勉強を開始

□2010年(37才)
8月:1棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2011年
8月:2棟目のアパート購入(1LDK×1、2LDK×2、3LDK×2、テナント×1)


9月:3棟目のアパート購入(1K×10)


□2012年(39才)
2月:4棟目のアパート購入(1DK×8)
5月:5棟目の戸建て購入(6LDK)
6月:映像制作会社を退社
8月:自分の会社を立ち上げる
9月:6棟目の戸建て 購入(4LDK)

□2013年(40才)
2月:7棟目のアパート購入(2LDK×6)
7月:8棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2014年(41才)
マレーシアへ移住

□2018年(45才)
札幌の大学(北海学園、札幌大学等)で講師を務める

新築RC物件・海外物件など含め、計100室を所有する

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