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「仕事がイヤ!上司がキライ 」はセミリタイアの理由にならない。

張田満さん_画像 第48話

■ 2パターンある、日本人が海外暮らしをする理由

4月。変化の多い時期ですね。私が暮らすマレーシアの町には、日本人も多いのですが、この時期、日本に戻る人もいれば、日本からやってくる人もいます。「 マレーシアに住んでいる日本人 」は、大きく分けて2つのパターンに分類されます。

【 パターン1 】自分の意思で移住してきた人

暖かい気候、物価の安さ、日本との移動時間の短さ、会話のハードルの低さなどを理由に、自主的にやってくる人たちです。定年退職した年配の方が多く、スポーツや習い事、ショッピングやお茶会やディナーなど、日々の生活をエンジョイしている印象です(^^)

若者もいます。彼らの多くは人生の武者修行の場として海外を選択しており、滞在&移動を繰り返しながら放浪しています。限られた予算の中で経験を積もうとする様子は、リアルRPGのようです。楽しそうな人が多いです。

我が家も「 自分の意思 」で海外移住を選んだ組です。「 合わなければ戻ってくればいい 」と思って飛び出した海外でしたが、気づけば丸2年が経過し、今では自由が多くあるここでの暮らしにとても満足しています。

【 パターン2 】会社の辞令などで期限つきで住んでいる人たち

日本の企業の駐在員として3年〜5年の期間で滞在する人たちです。大手企業の管理職として働いていて、深夜まで激務という方が多いようです。休日や海外赴任手当などの福利厚生はシッカリしており、日本にいる時より収入が増えるケースが一般的とききます。

駐在員家族の中にも、志願して来た「 海外生活をエンジョイ派 」もいますが、中には不本意でやってきて我慢している「 早く日本に帰国したい派 」も存在します。彼らの特徴として、海外暮らしのグチや他の日本人のウワサ話が多いということがあるようです・・・。

■ 物事・出来事自体に善悪はない

「 帰国したい派 」についてネガティブな書き方をしましたが、実は、私は彼らをアレコレ言う資格はありません。というのも、私自身も、同じような経験をしたことがあるからです。

私は24才の時に、札幌から東京へ転勤で異動になり、中央区日本橋の大都会で営業マンとして働いていました。人ごみが苦手で、彼女もできず、「 こんな毎日でいいのか 」と落ち込む日もありました。

結局3年で「 東京⇒札幌 」という辞令を受け取ったのですが、この時の嬉しさは格別でした!! 自分なりに前向きに考えようとしていましたが、潜在意識は「 帰りたくて仕方がない 」と思っていたからです。

あの頃の私に、言ってやりたいことがあります。それは、「 物事への目線の角度や方向を変えれば、今まで隠れて見えていなかった価値に気づけるよ 」ということです。

屁理屈にも聞こえるかもしれませんが、そもそも「 物事・出来事自体に善悪はない 」のです。自分がそれをどう捉えて考えた結果、良いかor悪いかを決めているだけですので、自分にとって都合の良い価値にしてしまえばいいのだと思います(^^)

「 帰国したい派 」にも、マレーシア人が時間にルーズなのは、のんびりする余裕があるからだし、暑すぎるのは、だからフルーツがおいしくてハッピーと考えることもできますよ、と伝えてあげたいです( 大きなお世話ですね・汗 )。



現在と同じ環境や人間関係は二度と経験することができません。自分で「 そこに住む 」と決めた以上、逃げずに、異なる視点を持って、これまで気づけなかった価値にフォーカスした方がハッピーです。

東京にいたときに、それができなかった自分が言っても、説得力がないかもしれません。でも、今の自分がどうしても東京で暮らさなくてはいけなくなったとしたら、あの頃よりはきっと楽しめると思います( 笑 )。
( 潜在意識が求めていなければ、いずれ別の場所に移ることになるでしょうが・・・ )。

■「 受け入れること 」と「 手放すこと 」

「 一度きりの人生、嫌なことは我慢しない。やりたい事にチャレンジしよう! 」というのが私の信条です。
一方で、今回のコラムでは「 見方を変えれば何でも価値はある! 」と書いたので、これまでの主張との矛盾を感じるかもしれません。

その点について補足すると、私は「 やりたいことをやった方がいい 」「 会社がイヤなら、辞めればいい 」と本気で思っていますが、同時に、その理由であったり、今の状況をどう受け止めているかは、とても重要だ思っています。

例えば、「 仕事が面白くない!上司がキライ! 」というのは、理由にならないと思います。その状況を迎えているのは、これまでの自分自身の選択の結果なのです。厳しい言い方になりますが、これはただ現実から「 逃げている 」ということです。

原因と結果、己によって作り出した結果は受け入れるべき。原因と対峙しないのは、自身の責任を放棄しているだけのように感じます。

サラリーマン時代、私は仕事に強いやりがいを持っており、病気になるほどガムシャラに働いていました。でも、39才のときに辞めました。

それは、「 自分が死んでも家族を守りたい、家族との時間を増やしたい、サラリーマンではない生き方がしてみたい、好きな場所で好きな事をしながら生きて行きたい 」、という新たな動機があっての行動でした。

そのときは、東京でのつらい体験も、「 かけがえのない財産 」だと思えるようになっていました。本当に忙しい日々でしたが、自分が選んだ仕事だから・・・、と人のせいにすることはありませんでした。

そうやって、現状を「 受け入れた 」頃に、セミリタイアが現実味を帯びるようになり、とんとん拍子にマレーシアへと移住することができました。

「 そうか。苦しく見えた状況もすべて受け入れることができたタイミングで、そのステージを卒業し( 手放し )、次のステップへと進んでいけるのか 」とその時に思いました。

この考え方をするようになってから、行動することが怖くなくなりました。もしも、予想と違う結果になったとしても、「 受け入れ、学ぶこと 」ができれば、そこから次の動機が生まれ、前に進めると考えるようになったからです。

セミリタイアを目指す過程で、壁にぶつかったら、自分が何かを「 受け入れていない 」からかもしれません。

『 我以外皆我師 』。今の状況と向き合い、受け入れることで、状況は変わるのではないでしょうか。私自身もまだまだ修行中です。日々を楽しみながら、先のステージを目指そうと思っています。



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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 張田ミツルさん

horiuchisan

□1972年、北海道生まれ
□5人家族(妻&三姉妹)、マレーシア在住

☆不動産投資を始めたきっかけは大家列伝に詳しく載っています
大家列伝【前編】
大家列伝【後編】

【 YouTube 3チャンネル OA中!】

・ハリー326
「Harry VLOG ハリーブログ」

・インベスター Japan
不動産投資家の本音に迫る! 専門チャンネル

・Malaysia Penang diary326
MYマレーシア暮らしリポート

・ツイッター:@MH_Minority
・ブログ:harry326
・Facebook:張田ミツル
・Instagram:mh.mitsuru

□不動産賃貸業
□講演家
□文筆家
□映像クリエーター

■ 経歴

□1990年
地元の高校を卒業後、メーカーに営業職として入社

転勤で東京勤務になった初日、駅の人出を見て「今日は祭りか」と思ったら普通の日でショックを受ける。
田舎に比べて生活自体にお金がかかる東京暮らしに疲れていたため、数年で再び札幌勤務となりホッとする。

□2002年(30才)
映像制作会社に転職、アシスタントディレクターとなる

□2007年
結婚

□2008年
7月:メニエール病になるが、約3週間でまあまあ回復  
8月:北海道の人気番組のディレクターとなる

□2009年
交通事故に遭ったのを機に不動産投資の勉強を開始

□2010年(37才)
8月:1棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2011年
8月:2棟目のアパート購入(1LDK×1、2LDK×2、3LDK×2、テナント×1)


9月:3棟目のアパート購入(1K×10)


□2012年(39才)
2月:4棟目のアパート購入(1DK×8)
5月:5棟目の戸建て購入(6LDK)
6月:映像制作会社を退社
8月:自分の会社を立ち上げる
9月:6棟目の戸建て 購入(4LDK)

□2013年(40才)
2月:7棟目のアパート購入(2LDK×6)
7月:8棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2014年(41才)
マレーシアへ移住

□2018年(45才)
札幌の大学(北海学園、札幌大学等)で講師を務める

新築RC物件・海外物件など含め、計100室を所有する

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