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そこは自分の「ベストポジション」か? 特徴を生かす「自分アービトラージ」。

張田満さん_画像 第57話

■ 居場所を見つける能力

先日、東京に本社のある大手企業に勤める友人から、近況報告のメールが届きました。

「 東京ライフが始まりました。張田さんが言っていたとおり、通勤がつらいです。仕事でも制約が多く、これからの人生や生活を必然的に考えさせられています。まだまだ体力も気力も残っているので、元気ですが・・・ 」

この友人は、3カ月ほど前に札幌から東京本社に転勤し、初の東京暮らしを始めたところ。私も過去に3年間の東京勤務を経験しています。自然豊かで人ものんびりしている地方人の私にとって、すべての基準が高い&厳しい東京での暮らしは、ラクなものではありませんでした。

彼の文面からも文字にならないストレスが感じられたので、大きなお世話かもと思いながらも、次のような返信を返しました。

「 大変なんですね...。精神状態がまっとうなうちに次のアクションを起こしてくださいね。このまま頑張り続けなきゃ社会人としてダメだ、とか思う必要はないと思いますよ 」

誤解しないでほしいのですが、私は東京で働くことを批判しているわけではありません。同じ環境の中でもまったくストレスを感じない人もいます。人それぞれです。

ただ、通勤や人間関係など、仕事の本質と異なる部分で強いストレスを受けてしまう環境にいることは、合わない人にとっては大きな苦痛になります。

私もこの彼もそうですが、静かな地方の環境に慣れてしまった人たちにとって東京の賑わいは地元の祭り以上の騒々しさに感じます。祭りは年に1回だから楽しいのであって、それが毎日では精神がおかしくなってしまいます。

私が友人に願っているのは、「 自分にとって快適な環境をみつけてほしい 」ということです。職業は自由に選択できるのですから、ストレスと戦う事よりも、より自分の強みが活かせる生産的な方向にエネルギーを向けてほしいのです。



■ 自分の特徴を発揮するには「 必要とされる場所 」へ

少し話は変わりますが、例えばプロ野球の世界では、年棒は選手によって大きく差があります。打率や守備での数字はもちろんですが、ケガなどによるシーズン全体での出場数などの安定度、ここ一番の勝負強さ、トータルパフォーマンスから算出されるそうです。

そういう野球の上手なプロの中でも、特に高額を得る人とは、エースピッチャーや四番のホームラン打者など、他人と違う事が出来る能力を備えた選手であり、チームの勝利へより貢献した選手といえます。

つまり、高額を得るためには、チームの中で「 自分の特徴を活かせる居場所 」を確保すべきということです。

出場選手の数は限られているのですから、サウスポー、俊足、長打力、打率、など「 自分の特徴を必要としているチーム 」でこそ活躍の場が与えられます。

求められる場所に居てこそ、プロフェッショナルとして能力を発揮できるのです。

コップ一杯の水も、自宅と砂漠地帯で飲む水の価格は異なることに似ています。水の成分や役割は同じでも、その環境や必要性によって相対的に価値が変わるからです。

これは、仕事環境や稼ぎ方にも当てはまると思います。20代の時の私は、営業職でした。自分なりに頑張っていたのですが、評価も給料も社内の営業マンの中で普通。そんな当時の私に言ってやりたい!「 営業マンがいない会社を捜せ! そこへ転職しろ! 」と。

営業マンが自分ひとりであれば、私のような平凡営業マンでもエース扱いですし、自分の裁量が広がりますので、収入アップの可能性も高まっていたでしょう( 笑 )。

@特徴を活かすため⇒環境を変える
A環境を変えた⇒特徴になった
B特徴を活かすため⇒環境を変える


結果が求められるプロスポーツ界で「 移籍 」が重要なファクターであることと同様に、仕事でも自分のスキルが求められている環境へ行き、特徴や能力を活かすことは、会社にとっても自分にとっても価値が高いのではないでしょうか。



■ 日本では普通のことが海外では「 特別 」になる

日本人で、海外に出たことで活躍の場を広げているという人は多くいます。

例えば、習字やそろばんが得意でも日本に暮らしていると、ポピュラーな習い事なので平凡に感じます。しかし、海外に行くと、「 日本の特別なスキルを持つ先生 」として扱われるのです。

私自身もマレーシアに来てから頼まれるようになった事があります。それは観光案内。日本人からはマレーシアの観光案内を頼まれ、マレーシアで知り合った方からは、札幌の観光案内を頼まれます。これなどは「 環境を変えた⇒特徴になった 」と言えます。

特に、おすすめの飲食店を紹介するとほめられます( 笑 )。私はテレビ番組の制作会社のサラリーマン時代に飲食店のレポートをやっていたので、同じような外観の店でも、味や客層や雰囲気まで、だいたいその質がわかるのです。観察力がついていたのだと思います。

日本は建築、料理、文化等々外国人から見ると洗練された特別なスキルの宝庫です。ここでようやく不動産の話になりますが( 笑 )、アパート経営でも、日本の賃貸の仕組みや管理会社などのクオリティーは、マレーシアよりも数段ハイレベルなので、ビジネスチャンスがあると思っています。

日本のアパート管理の仕組みを外国でやると、抜きんでることができる。こっちでは物件の情報を得たければ、担当者に電話して、幾つか紹介してもらったものの中から現地を見て決める、という方法しかありません。「 山岡ネコリフォーム 」なんて絶対にないと思います( 笑 )。

賃貸経営のスキルだけ見ても、日本で普通にやっていたことを、マレーシアでやれば大きな差をつけることができるのです。

「 自分のスキルをもっと伸び伸びと発揮できる場所はないか? 」
「 自分のスキルを提供することで、もっと喜ばれる場所はないか? 」


そんな発想を持つことで、人生が楽しくなるヒントを得られるかもしれません。「 成功には苦労がつきもの 」と決め付けて自分を追い込むより、そちらの方が早くハッピーになれると私は思います。



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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 張田ミツルさん

horiuchisan

□1972年、北海道生まれ
□5人家族(妻&三姉妹)、マレーシア在住

☆不動産投資を始めたきっかけは大家列伝に詳しく載っています
大家列伝【前編】
大家列伝【後編】

【 YouTube 3チャンネル OA中!】

・ハリー326
「Harry VLOG ハリーブログ」

・インベスター Japan
不動産投資家の本音に迫る! 専門チャンネル

・Malaysia Penang diary326
MYマレーシア暮らしリポート

・ツイッター:@MH_Minority
・ブログ:harry326
・Facebook:張田ミツル
・Instagram:mh.mitsuru

□不動産賃貸業
□講演家
□文筆家
□映像クリエーター

■ 経歴

□1990年
地元の高校を卒業後、メーカーに営業職として入社

転勤で東京勤務になった初日、駅の人出を見て「今日は祭りか」と思ったら普通の日でショックを受ける。
田舎に比べて生活自体にお金がかかる東京暮らしに疲れていたため、数年で再び札幌勤務となりホッとする。

□2002年(30才)
映像制作会社に転職、アシスタントディレクターとなる

□2007年
結婚

□2008年
7月:メニエール病になるが、約3週間でまあまあ回復  
8月:北海道の人気番組のディレクターとなる

□2009年
交通事故に遭ったのを機に不動産投資の勉強を開始

□2010年(37才)
8月:1棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2011年
8月:2棟目のアパート購入(1LDK×1、2LDK×2、3LDK×2、テナント×1)


9月:3棟目のアパート購入(1K×10)


□2012年(39才)
2月:4棟目のアパート購入(1DK×8)
5月:5棟目の戸建て購入(6LDK)
6月:映像制作会社を退社
8月:自分の会社を立ち上げる
9月:6棟目の戸建て 購入(4LDK)

□2013年(40才)
2月:7棟目のアパート購入(2LDK×6)
7月:8棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2014年(41才)
マレーシアへ移住

□2018年(45才)
札幌の大学(北海学園、札幌大学等)で講師を務める

新築RC物件・海外物件など含め、計100室を所有する

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