• 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集
  • 収益物件 売却査定

12,660アクセス

アパート経営のやめ方

張田満さん_画像 第59話

コンピューター系の書籍に、こんな興味深い特集記事がありました。

「 もしも、突然あなたが死んでしまったら、パソコンに所有していたデジタルデータはどうなるのか? 何が起こるのか? 」

残されたパソコンは、パスワードや指紋認証でロックがかかったままで、誰もアクセスできなくなる可能性が考えられます。

デジタルの世界に残された、二度と見ることが出来ない情報の存在は、遺族にとって大きな不安因子であり、リスクにもなるのだそうです。

・重要書類や家族の写真データが見られない
・預金やカード情報について遺族が把握できない
・株やFXのトレードで損失が拡大しているかも


上記のような例以外にも、起きうるトラブルの可能性や説明、これらを想定したデータ管理方法と対応策についての見解が書かれていました。

私自身もパソコンやタブレットで買い物や支払、賃貸業の入金管理なども行っていますので、いろいろなリスクと対策を考えるキッカケをいただきました。

「 死んだらどうなるのか? 」は、あまり考えたくはない話題ですが、いつか訪れる現実ですので、シッカリと深く考えておく必要があるなと気づかされました。

アパート経営においても、所有者自身の死亡はもちろんですが、様々な理由によって「 やめる時 」は必ず訪れます。

ある意味、やめる時こそが自身のアパート経営のゴールなわけですから、どうやってやめるかを考えるかは重要なテーマであるといえます。そこで今回は、「 アパート経営のやめ方 」について考えてみたいと思います。

■ 不本意なやめ方とポジティブなやめ方

やる気や意思に関わらず「 アパート経営をやめる時 」は大家全員に必ず訪れます。まず、不本意な状態でやめるときの理由としては死亡、高齢、病気、デフォルト、その他いろいろあるでしょう。

一方で、自らの意思でポジティブにやめる事を決断実行するケースも見受けます。つまり、不動産投資の「 出口戦略 」に成功したケースです。自らの意思で前向きにアパート経営をやめる理由には、大きく3つあると思います。

@利益を確定させるため

所有物件の全てを売却することで、巨額の売却益を得ている方は多いようです。高値が付きやすく売りやすい物件選びをしてきたことが成功の理由です。

A資産運用のプランを変更した

新たにビジネス起業しよう! 株に集中投資しよう! 海外で資産運用しよう! など、不動産投資とは異なるステージへ移行したい時などが考えられます。

家庭事情や心境変化などから、無借金になって一旦リセットしたい!という気持ちで売却する方もいるようです。

Bその他、必要がなくなったなど

資産が潤沢にあり、老後の生活費の心配がない方や、海外移住などで日本での不動産投資をするのが負担になった場合などがあります。うらやましいステージですね(^^)

■ 万が一の為に準備すること

私はいずれ家族が不動産を継承することになると思っていますので、万が一に備えた準備は確実に進めておかなければいけません。しかし、そういいつつもこれまで、何も考えていませんでした(^_^;)

そこで、今回、「 不動産投資をやめる時( 自分が不動産投資をできなくなったとき )」のことを考えて、妻や家族が容易に理解できることを念頭に、準備するべき具体的な内容を考えてみました。

・所有物件の購入条件、スペック、修繕履歴などのリストをつくる
・家賃収入、管理会社への支払などのリストを作る
・税金のなどの支払リストを作る
・金融機関からの借入条件や返済計画のリストを作る
・全ての金融資産が理解可能なリストを作る
・物件ごとの特徴と購入経緯、出口戦略についての見解を書き出す
・管理会社、リフォーム業者、税理士事務所、などの担当者と連絡先のリストをつくる
・懸案事項、口約束での取決め、担当者の性格など、思いつく限り書き出

・その他

こうして書き出すのは、なんだか死ぬ準備をしているみたいにも感じますね( 笑 )。

今回、第三者が理解できるようにするため、自分の脳内だけで完結させていた事や、散らばっていたデータをまとめてみる作業をしたところ、その作業自体が自己分析を客観的に行うためにも有意義であると感じました。

「 なんとなく 」や、「 あいまい 」にしていた事を整理することで、戦略的な思考へと近づける予感がします。かなり手間がかかりそうですが、これを機に自分も決行しようと決めました(^_^;)

■「 やめられない 」のは大きなリスク

ちょっと話は変わりますが、私は趣味のサークルや大家の会などの組織に属していません。「 やめづらい( やめられない )だろうな」と考えると、それがストレスになるからです(^_^;)
 
会社を辞めるとき、私は人生で最大ともいえるストレスを感じました。始めることより、やめることの方が難しいのです。スタートのときはまっさらな状態でも、続ける中でたくさんの制約が生じるからです。

不動産投資も同じです。人には適正がありますから、そこに向かう途中で「 やっぱり不動産投資は自分には合わない 」「 別のことにチャレンジしたい 」等の理由で、不動産投資をやめたくなることもあるでしょう。

それなのに、辞められなくなることは避けなければいけません。例えば、持っていても赤字で、売るにも売れないというような状況だと、かなりつらいことになってしまいます。

そんな事態を避けるためには、経験のないうちは巨額の借金をせず、小さく始め、実績を積んでいくのがいいのではないでしょうか。

今では新築の一棟マンションや海外物件も所有している私ですが、最初は2,000万円以下の物件を買い進め、知識や経験を積み重ねながら、規模を拡大してきました。

そのおかげか、これまでに大きな失敗はしていませんし、今、不動産投資をやめることになっても、プラスで終われる算段です。( 私は現金よりもお金を生む仕組みを持っていたいので、しばらくやめる予定はありませんが )。

ここ数年、不動産投資を始めた方は特に、このことを意識することが大切なように思います。私もいつか来る終わりに備え、やるべきことにとりかかろうと思います。



健美家サイト会員登録で最新コラムやニュースをチェック!

健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 張田ミツルさん

horiuchisan

□1972年、北海道生まれ
□5人家族(妻&三姉妹)、マレーシア在住

☆不動産投資を始めたきっかけは大家列伝に詳しく載っています
大家列伝【前編】
大家列伝【後編】

・【インベスター Japan】
不動産投資家の本音に迫る!専門チャンネル
・ツイッター:@MH_Minority
・ブログ:harry326
・Facebook:張田ミツル
・Instagram:mh.mitsuru

□不動産賃貸業
□講演家
□文筆家
□映像クリエーター

■ 経歴

□1990年
地元の高校を卒業後、メーカーに営業職として入社

転勤で東京勤務になった初日、駅の人出を見て「今日は祭りか」と思ったら普通の日でショックを受ける。
田舎に比べて生活自体にお金がかかる東京暮らしに疲れていたため、数年で再び札幌勤務となりホッとする。

□2002年(30才)
映像制作会社に転職、アシスタントディレクターとなる

□2007年
結婚

□2008年
7月:メニエール病になるが、約3週間でまあまあ回復  
8月:北海道の人気番組のディレクターとなる

□2009年
交通事故に遭ったのを機に不動産投資の勉強を開始

□2010年(37才)
8月:1棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2011年
8月:2棟目のアパート購入(1LDK×1、2LDK×2、3LDK×2、テナント×1)


9月:3棟目のアパート購入(1K×10)


□2012年(39才)
2月:4棟目のアパート購入(1DK×8)
5月:5棟目の戸建て購入(6LDK)
6月:映像制作会社を退社
8月:自分の会社を立ち上げる
9月:6棟目の戸建て 購入(4LDK)

□2013年(40才)
2月:7棟目のアパート購入(2LDK×6)
7月:8棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2014年(41才)
マレーシアへ移住

□2018年(45才)
札幌の大学(北海学園、札幌大学等)で講師を務める

新築RC物件・海外物件など含め、計100室を所有する

ページの
トップへ