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誰も言わない大家の「本音」と「たてまえ」

張田満さん_画像 第66話

今回は、誰も言わないアパート経営における、大家の本音を書きます。

財務、建築、管理などのスキルを高めて、管理力アップを目指すのがアパート経営の王道だとすると、これから書くことは邪道かもしれません。たとえ邪道でも、こんな変な考え方もある! ということで、視点を変えるヒントになれば嬉しく思います。

■ なぜ大家になった? 本音は?

いきなりですが、できるだけ楽をして、たくさん稼ぎたい! というのが多くの大家の本音ではないでしょうか!(^_^;)

私自身も、お金と時間が欲しくて大家業へチャレンジしてきました。大家なりたてのころは、所有物件数と資産の拡大を目指してバリバリ突き進んでいこうと鼻息を荒くしていたりもしました( 笑 )。

当初の重要度は、「 お金7:時間3 」という感じだったのですが、現在は、「 お金1:時間9 」と、圧倒的に時間の重要度が増しました。その理由は、お金はいつでも稼げるが、失った時間は取り戻せない!と気づいたからです。

まぁ、お金が少なければ少ないなりに楽しく生きていけるなぁ、という自分になれたといこともあります。こういう心境の変化などがあったため「 バリバリ大家 」ではなく、「 ゆるい大家 」を目指すようになったのです( 笑 )。

■ 自分で選べる「 大家業の難易度 」

そもそも、成功大家とはどんな状態のことをいうのでしょうか? CFの金額でしょうか? 利回り?? 所有戸数???

金融機関などからの借金ゼロにこだわる人もいる一方で、借入総額の巨大化を目指す人もいたりします。どちらが良い悪いを言いたいわけではありません。

何を目指すか? どうなりたいか? は人それぞれですので、「 成功大家=理想の大家像 」と捉えると、成功大家( 理想の大家像 )も大家の数だけあるということになります。

大きく稼ぐためには、税金や金利、法改正や社会情勢などに左右される要素が大きくなるため、自分ではコントロール不能なリスクがどうしても拡大します。それを受け入れて、規模を増やすのもひとつの道です。

反対に、ボロ戸建などの投資によって、「失敗することが難しい」盤石といえるレベルで物件を所有する大家もたくさんいます。

戸数も収入も、どの規模を目指すかは人それぞれ。自分にとって居心地のいい場所を目指せばいいと思いますし、それを他人がとやかくいう筋合いはありません。

大切なのは、自分が目指す形をはっきりと持ち、そこに向かって進むことだと思います。他人の成功例が自分にあてはまるとは限らないのに、世間一般の成功大家を目指して、苦しんでいる人がいるなら、それはもったいないことだと感じます。

■ 自分にとっての理想の大家像とは?

さて、最初に、私がイメージする理想の大家像は、「 ゆるい大家 」と書きました。不動産投資の書籍ではダメ大家に分類されるでしょうから、ここに書くのは恥ずかしいことなのですが、私は、次のような大家を目指しています。

・所有物件の定期巡回をしない
・入居者と会わない
・自分でリフォームしない
・管理会社におまかせ
・お金の管理をしない
・訪問営業しない
・セミナーに出席しない・・・


大家の常識だと、これって最低大家ですね( 笑 )。もっとちゃんとやれよ! と思わるでしょう。しかし、正直な気持ちになれば、これは大家の本音であり、究極的な理想だと思うのです。

それに、「 ゆるい大家 」になるのは、一見カンタンに思われるかもしれませんが、実際のところ、これらを達成しようとすると、なかなか簡単ではないのです。

例えば、理想のひとつに「 所有物件の定期巡回をしない 」ということがあります。これは、物件がどうなっていてもいい、状態を気にしない、ということではありません。「 所有物件を巡回しなくても安心できる仕組みを作る 」という意味なのです。

ですので、まずは管理会社との信頼関係や報告精度の充実などを目指す必要があります。「 管理会社におまかせ 」にするにしても、様々な案件での意見交換を重ねて自分が求める要素を深く理解してもらう努力が不可欠でしょう。

「 セミナーに出席しない 」まま、多角的に情報を得るためには、優れた大家仲間と情報交換できる人間関係が必要かもしれません。そのためには、自分が先に相手に貢献して、信頼関係を築くことが欠かせません。

このように、「 ゆるい大家 」になるためには、事前に仕込んでおくべきものが多くあり、そこにたどり着くまでには、「 ゆるく 」やっていては難しいのです( 笑 )。

■ 自分に合ったやり方を選べばアパート経営はカンタン

私が「 ゆるい大家 」を目指す理由のひとつは、「 将来的に所有戸数が1,000室、5,000室と増えた時も、今と同じ行動パターンと最小限の労力で運営できるよう仕組み 」を今からイメージして作っていくことを意識しているからです。

それともうひとつ、「 絶対的に自由な時間を確保する! 」ことが大きな理由なのは言うまでもありません。規模が大きくなるごとにやることが増え、時間に終われるようになるなら、セミリタイアした意味がありません。

ここまで、私の目指す大家像について書きましたが、私はそこを目指す過程でも、ほとんどストレスを感じていません。なぜなら、自分自身の適性を知り、やりやすい方法を選んでいるからです。

私は地主ではありませんので、ゼロから不動産投資を始めました。どんなやり方を選ぶのかは、すべて自由。ボロ物件、築古木造、新築RC、新築木造・・・。無限の可能性の中から、好きに手法を選べます。

誰かにいわれて、今のやり方を選んだわけではありません。自分がそうしたいと思ったから、「 ゆるい大家 」を目指しています。そのための体制を築いていくことも、苦にはなりません。自分で決めたことですから。

改めて思うのですが、自分の性格と適性を知り、自分にとっての理想とする大家像を突き詰めた上で、思考と行動をフィットさせている大家にとって、アパート経営はカンタンです。

自分の本当の気持ちはどこにあるのか? そこからすべてが始まります。もっと本音で、大家業に取り組めばいいのです。その方が不動産投資が楽しくなりますし、楽しければ、スムーズに成功できるのです。

私もこれからも、「 できるだけ楽をして、たくさん稼ぎたい! 」という気持ちに忠実に、突き進んでいきたいと思います( 笑 )。



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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 張田ミツルさん

horiuchisan

□1972年、北海道生まれ
□5人家族(妻&三姉妹)、マレーシア在住

☆不動産投資を始めたきっかけは大家列伝に詳しく載っています
大家列伝【前編】
大家列伝【後編】

【 YouTube 3チャンネル OA中!】

・ハリー326
「Harry VLOG ハリーブログ」

・インベスター Japan
不動産投資家の本音に迫る! 専門チャンネル

・Malaysia Penang diary326
MYマレーシア暮らしリポート

・ツイッター:@MH_Minority
・ブログ:harry326
・Facebook:張田ミツル
・Instagram:mh.mitsuru

□不動産賃貸業
□講演家
□文筆家
□映像クリエーター

■ 経歴

□1990年
地元の高校を卒業後、メーカーに営業職として入社

転勤で東京勤務になった初日、駅の人出を見て「今日は祭りか」と思ったら普通の日でショックを受ける。
田舎に比べて生活自体にお金がかかる東京暮らしに疲れていたため、数年で再び札幌勤務となりホッとする。

□2002年(30才)
映像制作会社に転職、アシスタントディレクターとなる

□2007年
結婚

□2008年
7月:メニエール病になるが、約3週間でまあまあ回復  
8月:北海道の人気番組のディレクターとなる

□2009年
交通事故に遭ったのを機に不動産投資の勉強を開始

□2010年(37才)
8月:1棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2011年
8月:2棟目のアパート購入(1LDK×1、2LDK×2、3LDK×2、テナント×1)


9月:3棟目のアパート購入(1K×10)


□2012年(39才)
2月:4棟目のアパート購入(1DK×8)
5月:5棟目の戸建て購入(6LDK)
6月:映像制作会社を退社
8月:自分の会社を立ち上げる
9月:6棟目の戸建て 購入(4LDK)

□2013年(40才)
2月:7棟目のアパート購入(2LDK×6)
7月:8棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2014年(41才)
マレーシアへ移住

□2018年(45才)
札幌の大学(北海学園、札幌大学等)で講師を務める

新築RC物件・海外物件など含め、計100室を所有する

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