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不動産投資家失格! 失敗と反省「過去に囚われた自分」

張田満さん_画像 第85話

昨年経験した失敗談です。
数年前にお付合いのあった不動産会社から電話がきました。要件は「 張田さんの所有する○○○地区のアパートの隣に建っているもう一棟の方も買いませんか? 」と言う内容でした。

その物件は、私の所有アパートに隣接する、同じ施工会社が双子のように2棟並んで建てたアパートでした。

売却価格は2,500万円。2LDK×4室、築15年、満室時利回り12%、日当り良好、ガレージ付きで各世帯P2台可能、とういうスペックです。今どきのネット検索では札幌でも出会えないレベルの物件でした。

しかし、私はこんな好条件にもかかわらず、その場でお断りしました。今振り返ると、投資家のはしくれとして恥ずかしい…。大、大、大失敗な判断をしてしまったな〜と思っています(^_^;)

では、一体なぜ、すぐに断ったのか???

その原因は、私の思考が「 過去に囚われていた 」からでした。7年前、私が所有する( 今回持ち込まれた物件のすぐ隣にある )アパートを購入した時、その価格は1,900万円でした。任意売却で空室率が高く、中も汚れていたため、指値がきいたのです。

今回はその物件と同スペックのアパートが、2,500万円という価格で出てきました。7年前に1,900万円で買った時より600万円も高額。さらに、当然ですが7年分経年劣化した状態です。私は、「 この案件はお買い得ではない! 」と決めつけてしまいました。

仮に購入したら、と仮定してのシミュレーションさえしませんでした。「 7年前より古いのに、価格は高いなんてありえない 」と過去と比べて判断した結果です。しかし、過去は過去。投資家ならば過去は振り返らずに、現在と未来に基づいて判断するべきでした。

もしも今回の案件が、全く別エリアの物件であれば、客観的に良し悪しを判断できたと思うのですが、今回は隣にあることが、判断を鈍らせました。「 今現在、購入する価値があるのか? 」と客観的な見方をすることができませんでした。

今思えば、そもそも所有しているアパートの隣ですから、購入してからの客付けもスムーズにできたでしょう。築年数や間取りを見ても、何年か運営した後に売却しても、十分に利益が得られたと思われます。

過去に囚われていた思考、そして瞬間的に適切な判断を下せなかった準備不足を、大いに反省しています。この一件での金銭損失はありませんでしたが、「 一番の川上情報を逃した 」という事実と教訓を忘れてはいけないと思っています。

■ 経験とは価値であり、他人に伝えた時に真価を発揮する

こんな初歩的なミス、本来ならば、はずかしくてコラムには書けないレベルだと思います。それにも関わらず今回、恥をしのんで書いたのには理由がありました。

それは、私が「 経験 」とは「 価値 」であり、その経験は「 他人へ伝えた時 」に「 真価 」を発揮すると感じているためです。

他人の経験→自分にとって価値が高い
自分の経験→他人にとって価値が高い

これは先月、セミナーで講師をしてみて気づいたことでした。自分の経験だけで全てを学ぶには、人生は短すぎる。効率よく成長するには、他人の経験や失敗からも学ぶことが大切。そのためにも、自分の経験は失敗談も含めてどんどん伝えていこう、と思いました。

向こうからやってきたチャンスと、それに気づけなかった自分。皆さんはぜひ、私を反面教師にしてください。

ウォーミングアップを怠らない! すぐに動ける準備! いつでも冷静な判断をくだせる状態をキープ! そうすることで、やってきたチャンスを逃さずに自分のものにできます。

準備しておこう、チャンスはいつか訪れるものだ
( エイブラハム・リンカーン )



■ 人生の選択において後悔はゼロと断言できる

好条件でのアパート購入のチャンスを逃してしまい、少し後悔している私ですが、人生の選択においての後悔はゼロと断言できます。それは、私がこれまで人生の帰路に立った時に、「 後悔しない 」ことを決断の再優先ワードにしてきたからです。

転勤、結婚、転職、不動産投資、独立、海外移住など、これまで、何度も人生の岐路と感じた場面がありました。そのたびに、大いに悩み苦しんできました。

迷う度に、年老いて人生を振り返った時、過去の自身の決断を「 後悔 」するのは絶対にイヤだ、と思いました。その思いを軸に人生を進めてきた結果が、今です。

もっと厳密にいうと、チャレンジした結果の後悔はOK、行動しなかった後悔は絶対NGと思っていました。しかし、実際にはチャレンジがうまくいかなくても、挑戦したという納得感、そして失敗から得られる教訓があるため、後悔することはありませんでした。

ジョセフ・マーフィー氏の言葉に、次のようなものがあります。

親の生き方こそ、子供にとって最高の教材になります。
子どもは「 親のいう通りにはしないが、親のする通りにはする 」からです。

私は3人の娘の父親として、娘たちに「 後悔しない決断をする! 」という私の姿勢を感じてほしい、と思っています。そのためにも、ブレるわけにはいきません。

…なんて、偉そうに書きましたが、実際に決断して実行するのはカンタンではありません。今現在の私の場合だと、「 所有不動産を全て手放したい 」という心の声と、時間をかけて積み上げた「 所有物件への執着心 」とが、日々、心の中でせめぎあっていたりします( 笑 )。

■ 家族で札幌に一時帰国して感じること

さて、8月はマレーシアの小学校に通う三人娘の夏休みということで、今は札幌の実家で家族5人で居候暮らしです。6才の末娘は2才から海外暮らしですので、日本の全てに興味津々。「 ぜんぶ日本語だぁ! 」「 木が小さいよぉ! 」「 卵かけご飯おいしー! 」とはしゃいでいます( 笑 )。

ドライブでは交通ルールの厳格さに驚き、ショッピングでスーパーに行くと、商品ディスプレイの美しさに感動し、レジでの迅速スピーディーな作業にビックリ! まさに日本にやってきた外国人観光客と同じ反応です( 笑 )。

娘たちのこういう着眼点は、子どもらしい「 くだらない 」ものですが、こういう経験を積み重ねていった先に、個性的な面白い発想が生まれるのかなと感じています。

思い切って、サラリーマンを卒業してよかった! そして、マレーシアへ移住して良かった! と家族で一時帰国するたびに感じます。

ちなみに、そんな娘たちの人気ダントツのメニューは、手巻き寿し。「 食卓で自由に作れて楽しい! 」と喜んでいます。やっぱり、日本らしい文化や風習などに反応するんだな〜なんて、父は思っています。


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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 張田ミツルさん

horiuchisan

□1972年、北海道生まれ
□5人家族(妻&三姉妹)、マレーシア在住

☆不動産投資を始めたきっかけは大家列伝に詳しく載っています
大家列伝【前編】
大家列伝【後編】

【 YouTube 3チャンネル OA中!】

・インベスター Japan
不動産投資家の本音に迫る! 専門チャンネル

・Malaysia Penang diary326
MYマレーシア暮らしリポート

・ハリー326
「Harry VLOG ハリーブログ」

・ツイッター:@MH_Minority
・ブログ:harry326
・Facebook:張田ミツル
・Instagram:mh.mitsuru

□不動産賃貸業
□講演家
□文筆家
□映像クリエーター

■ 経歴

□1990年
地元の高校を卒業後、メーカーに営業職として入社

転勤で東京勤務になった初日、駅の人出を見て「今日は祭りか」と思ったら普通の日でショックを受ける。
田舎に比べて生活自体にお金がかかる東京暮らしに疲れていたため、数年で再び札幌勤務となりホッとする。

□2002年(30才)
映像制作会社に転職、アシスタントディレクターとなる

□2007年
結婚

□2008年
7月:メニエール病になるが、約3週間でまあまあ回復  
8月:北海道の人気番組のディレクターとなる

□2009年
交通事故に遭ったのを機に不動産投資の勉強を開始

□2010年(37才)
8月:1棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2011年
8月:2棟目のアパート購入(1LDK×1、2LDK×2、3LDK×2、テナント×1)


9月:3棟目のアパート購入(1K×10)


□2012年(39才)
2月:4棟目のアパート購入(1DK×8)
5月:5棟目の戸建て購入(6LDK)
6月:映像制作会社を退社
8月:自分の会社を立ち上げる
9月:6棟目の戸建て 購入(4LDK)

□2013年(40才)
2月:7棟目のアパート購入(2LDK×6)
7月:8棟目のアパート購入(2LDK×4)

□2014年(41才)
マレーシアへ移住

□2018年(45才)
札幌の大学(北海学園、札幌大学等)で講師を務める

新築RC物件・海外物件など含め、計100室を所有する

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