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ビットコインを売りました。向いている投資方法と向いていない投資方法を見極める

尾石晴さん_画像 尾石晴さん 第2話

2021/2/24 掲載

つい先日、所有していた仮想通貨「 Bitcoin 」を売りました。「 Bitcoin 」は2017年末に「 億り人 」が出た!とニュースになるほど高騰しましたが、2018年に大暴落…。

その後「 静かな時 」を経て、2020年頃から値を伸ばし、2021年に入ってからは大きく値上がりしています。皆さんも注目されているのではないでしょうか。


GoogleFinanceよりデータ図表引用

私は2018年の1月、1Bitcoinが140万円前後のタイミングで購入しました。購入した理由は、ヨガの仲間( 私はヨガインストラクターもしています )が、仮想通貨取引関係のOLをしていて「 仮想通貨、Bitcoinを買っておくとよい 」と勧められたからです。

そこから興味を持ち「 身銭を切れば学びが多い 」ともいうので「 仮想通貨はどんなものか 」を知るために、取引所に口座を開き、Bitcoinを購入しました。ところが、買ってからの価格は下がる一方。40万円を切る( 2018年年末 )なんて局面も迎えました。

一時期は購入価格から72%も下落! 私は少額なので「 買ったことを忘れた気持ち 」で過ごしていましたが、本格的に投資されている方はジェットコースターに乗っている気分だったのではないでしょうか。

そこから3年が過ぎ、コロナ由来の金融緩和マネーの流入、機関投資家の参入、テスラのBitcoin購入、PayPalが支払い対応通貨に指定、などBitcoinへの追い風ニュースが続き、一時は600万円まで上昇しました。

私のBitcoinですが、購入金額の2.6倍で利確しました。「 投資額は!?何Bitcoin持っていたの? 」と思われるでしょうが、「 失っても良い勉強代 」での購入でしたので、「 大卒新入社員の給与 」が「 管理職の月給 」で返ってきたといったイメージです。

Bitcoinは2021年末には1,000万円になる、なんて強気の予想を立てている投資家もいます。「 早く売ってもったいない 」との声も聞こえましたが、値動きが激しく動向を追い続けるのも正直、時間のないワーママの私には向いていない投資方法と気がつきました。


coincheck( 仮想通貨取引所 )の資産推移チャート、昨日売り切りました

■ Bitcoin投資から学んだこと

では、このBitcoin購入から、私がどんな「 学び 」を得たかをまとめてみます。1つ目は、「 仮想通貨Bitcoinという投資手法 」の特性が理解できました。Bitcoinは「 需要と供給 」のシーソー形式で価格が決まります。

「 金:ゴールド 」と同じ方式です。( 総量が決まっていて、欲しい人がたくさんいると高くなる )。今回もBitcoinが欲しいと思わせるニュースが続き「 欲しい 」パワーが溢れて、急激な価格の高騰が起きました。



私はゴールド投資はしません 。理由は @配当がない A経済の流れで伸びるのではなく需要と供給で価格が決まる( 金に価値があると信じている人達で取引が成立する )からです。

いわゆるゼロサムゲーム( 参加したプレーヤーの利得合計がゼロになるもの )の投資方法になります。

ゼロサムとは何か?例えば、A、Bの2名だけで、ゴールド売買をするとします。Aが保有するゴールドをBに100万円で売ったとします。その後、AがBから「 やっぱりゴールドを買い戻す 」として、Bから110万円で買い戻します。

結果的に、Aは10万円の損失( 100-110万円 )ですが、Bは( 110-100万円 )で10万円の利益を得ます。2人の合計額はゼロです。ゼロサムゲームというのは、価値の創出ではなくババ抜きゲームのような形で数字が変化するもの。個人的にはやらない投資方法です。

※補足すると、ゴールド投資には@持っているだけなら税金ゼロ。A現金化しやすく、インフレリスク( 例:今日150円で購入できるペットボトルが10年後は180円になる。現金の価値が目減りすること )に備えられる等の特性がありますので、目的にあう人には魅力的だと思います。



2つ目の学びは、「投資と投機」の違いについてです。この違いについて、再度考えてみました。

・「投資」とは、価値を生み出す資産を得て長期的に保有し続けること
・「投機」とは、価格の上下を予想して賭け的な売買を行うこと

先の話ともつながりますが、株や不動産などは価値を生む「 投資 」に該当します( 短期売買で差益を取る手法もありますが、それはプロのお仕事として、ここでは個人投資家の目線でご理解ください )。

「 株 」を発行する株式会社は、世界に商品やサービス等の形で価値を生み出す存在です。その得た利益で従業員を雇用したり、株主なら配当したりして分配します。

会社が存続していく限り、循環していきます。ちなみにこれは、プラスサムゲームと言われ、プレーヤーの合計利益がプラスになるゲームです。

株を購入する、企業は設備投資する、市場が喜ぶ、モノが売れる、利益が増える、株主や従業員に還元する…。誰かが損をして成り立っているわけではありまん。個別株でなくても、投資信託でも、基本的に資本主義経済では社会をよくするため「 投資 」がされています。

不動産事業も同じだと考えています。物件を買う、入居者さんが気持ちよく暮らせるようにする( リフォーム、DIYなど )、お家賃をいただく、銀行にお金を返せる( 借り入れあれば )、銀行はそのお金を市場に戻す、税金を支払う、住む街の道路や公園がよくなる、と繋がっているのです。

「 投機 」の方が、短期的にはお金は得られるかもしれませんが、私は「 投資 」目線での資産運用の方が向いていると感じています。

特に子供ができてからは「 投資 」したお金が、長期的にどんな価値を生むのか、世の中にどう還元するのか? と考えるようになりました。その点で、私にとってのBitcoinは「 投機 」要素が強い印象でした。

■ 私の不動産投資はどんな価値を生んでいるのか?

この2つの学びから、私の不動産投資を考えてみます。3軒所有しているアパート( 新築2軒、築古1軒 )は「 価値を生み出す資産 」になっているのでしょうか?

まずは新築アパート( 8戸と6戸の2棟を所有 )です。



1)金銭的価値

A物件( 8戸 )は購入して3年経過、退去は1回( 結婚 )ありました。家賃は2千円上げて募集し退去後1ヶ月以内に入居しています( 礼金1.5ヶ月、AD1ヶ月、退去後リフォーム、清掃は約5万円 )。

B物件( 6戸 )は購入して2年経過、これまで退去はなかったのですが、3月末に転勤を理由にお一人退去予定です( これも家賃を1,500円上げて募集予定 )。銀行への返済比率は約50%、管理費5%などを引いて、毎月手残りが30万円強あります。

2)金銭換算できない価値

私に銀行とのやり取りや大家業のイロハ、管理会社との付き合い方なども学ばせてくれる経験値向上の価値があります。

3)入居者さんやその土地への価値

・主要インターの近くで単身者用物件が少ないエリアなので、その地区で働く単身者の住まいが提供できている
・物件周りは物流関係の会社が多く( インターが近いため )その地区の物流を支える一助になっている( 法人契約もある )



次は築古アパート( 3戸 )について考えてみます。築43年、リフォーム( 外装、内装、総費用300万円弱 )をして、1年半経過しています。

1)金銭的価値

お家賃としては10万5,000円が毎月入っています( 銀行融資は受けていません )。初期にリフォーム費用がかかっているので、3年以内に回収し残り7年運用、10年後に売却や戸建て賃貸を目論見中です。


リフォーム後の室内

2)金銭換算できない価値

この物件は、私が大家業のスキルアップとして「 古い物件の再生をしてみたい 」という好奇心でやっています。シロアリ遭遇、漏水、リフォーム、DIY、草むしり、和式トイレ、外壁塗装まで、新築とは違った学びをもらっている物件です。

敷地内違法駐車との戦いなんて経験も、新築ではできなかった経験です( したくないですが・笑 )

3)入居者さんやその土地への価値

この物件は、生活保護の方も入居されています。他にも、高卒で新社会人の子も!新築だと、だいたい属性が揃う( 1DKで家賃4万3,000円以上が払えるような人達 )のですが、そうではない人たちへの「 住む場所 」としての価値提供をしていると感じます。

こうやって書いてみると、不動産購入時は「 利回り 」「 土地値 」「 積算 」「 融資 」「 出口 」「 手残り 」など見える数字に価値に重きを置いてしまいますが、「 見えていない 」価値まで考えると、不動産投資はしみじみと深い、プラスサムの事業だと思い知らされます。

不動産は「 買ってダメなら塩漬け 」なんてわけにいきません。自分にあった投資方法で、「 どんな価値 」をもたらすのか、考えながら進めていきたいものです。

プロフィール

■ ワーママはる(尾石晴)

ワーママはるさん

ツイッター
@wa_mamaharu

Voicy
https://voicy.jp/channel/862/


■ 投資歴

□2009年
リーマン・ショック後に、日本株200万円(結納金)からスタート

□2010年
ドルコスト平均法でインデックスファンドの積立投資開始

□2014年
不動産投資を考えるものの、知識の無さに挫折

□2017年
不動産の勉強再開

□2018年
新築アパート(1LDK8部屋)取得

□2019年
新築アパート(1DK6部屋)築古アパート(3部屋)取得

□2021年
不動産購入をしたい、果たしてどうなる!?
進捗についてはコラム内でも触れていく予定です!


■ 著書

著書:やめる時間術 24時間を自由に使えないすべての人へ
やめる時間術 24時間を自由に使えないすべての人へ

何をやるにも、まずは時間の確保から。
不動産投資と仕事と家事に忙しい皆様のお役に立てば幸いです。

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