前回のコラムで、富裕層から転落したある会社の社長さんのエピソードをご紹介させていただきました。 この方のように、年収が急激に増えた人が、はたして下積み時代のような質素な生活のままでいることが出来るでしょうか?
私は、ほとんどの場合、よほど幼い時からしっかりとした金銭教育を受けていないと、それは無理かもしれないと思っています。 その理由として、成功真只中で収入が鰻登りである人に、いくら私のようなファイナンシャル・アドバイザーが
「 今後、もしかして売上や景気が落ち込むようなことがあったら・・・ 」 ですとか、「 世界や日本経済に変化が起きた時に備えて、一部をスイスのプライベートバンク(以下PB)といった、国家リスクを踏まえた視点から、バックボーンのしっかりしたPBのところで資産の保全を図ってはいかがですか? 」 ですとかまた、「 今から計画的に貯金をしっかりし、生活を質素に云々・・・ 」
といったアドバイスをしても、おそらく、大多数の成功に酔っている彼らは
「 いまは攻めの経営をする時。そんなことは後で考えればいい 」
「 いまは更なる業務拡大のための投資だ、生活水準のUPだ 」
と、きっとあまり聞...
私は、ほとんどの場合、よほど幼い時からしっかりとした金銭教育を受けていないと、それは無理かもしれないと思っています。 その理由として、成功真只中で収入が鰻登りである人に、いくら私のようなファイナンシャル・アドバイザーが
「 今後、もしかして売上や景気が落ち込むようなことがあったら・・・ 」 ですとか、「 世界や日本経済に変化が起きた時に備えて、一部をスイスのプライベートバンク(以下PB)といった、国家リスクを踏まえた視点から、バックボーンのしっかりしたPBのところで資産の保全を図ってはいかがですか? 」 ですとかまた、「 今から計画的に貯金をしっかりし、生活を質素に云々・・・ 」
といったアドバイスをしても、おそらく、大多数の成功に酔っている彼らは
「 いまは攻めの経営をする時。そんなことは後で考えればいい 」
「 いまは更なる業務拡大のための投資だ、生活水準のUPだ 」
と、きっとあまり聞...
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