富裕層の勉強の仕方・語学編 その2

前回 から引き続き、 【 富裕層の勉強の仕方・語学編 】 について述べてみたいと思います。 前回のコラムの最後には、語学の達人を紹介しました。

このような語学の達人について共通する点はなにかと分析してみますと、まず第一に好奇心が旺盛であること。そして、頭が柔らかく、こういう状況 （ シチュエーション ） ではこういう言葉をつかうといったシミュレーションができており、これを一言でいうと 『 とても勘が鋭い 』 ということ。 更に、記憶力がよいことが上げられます。

年少期に複数の異なった文化で育った経験があったり、父親がイギリス人で母親がフランス人であったりして家庭で複数の言葉を使い分けていたといった場合もあります。

さて、語学習得に関して、これは私独自の考えなのですが、人間の頭の中には複数の畑や田んぼといったものがあって、その土壌を耕せば耕すほど作物が生り易くなるのと一緒で、その脳のある部分を開発すればするほどその部門のエキスパートになれるのではないかと考えています。

これは特に、語学に関しても同じで、たとえばその頭の英語の部分を使えば使うほど、よく耕やされた畑と同じような状態に頭がなり、その言...