「 なぜエジプトのような暴動が日本では起きないんだ? 」
最近、外国人の友人から良く聞かれる。
確かに、ここ数年の間で日本を取り巻く状況は、もともと悪かったものが更に悪くなった。
貧富の差は更に激しくなり、なにより景気が一向に良くならず、多くの若者が学校を出ても満足に就職ができずに
フリーターやアルバイトの薄給で毎日の生活をしのいでいる。
一方で、サラリーマンの給料も上がらず、課長や主任といったポストも飽和しており昇給は望めず、生活は益々苦しくなるばかりである。
「 若者達が自分たちの未来に希望が持てない 」
「 不安である 」
「 閉塞感 」
「 夢を持てない世の中になってしまっている・・・ 」
これらは、今日のエジプトやチュニジアと全く同じ状況であろう。
不動産関連の身近な話題として、賃貸市場において賃借人からの家賃の値下げ希望が後をたたない。
大家の立場としては、自らがかなりのリスクを負い銀行から多額のローンを抱えて不動産を購入しているので、
いくらデフレ化社会現象とはいえ、そう簡単には値下げには応じられない。
その一方で、「 家賃が下がらないのなら出て行きます! 」と相手から強気の交渉をされると空室リスク...
最近、外国人の友人から良く聞かれる。
確かに、ここ数年の間で日本を取り巻く状況は、もともと悪かったものが更に悪くなった。
貧富の差は更に激しくなり、なにより景気が一向に良くならず、多くの若者が学校を出ても満足に就職ができずに
フリーターやアルバイトの薄給で毎日の生活をしのいでいる。
一方で、サラリーマンの給料も上がらず、課長や主任といったポストも飽和しており昇給は望めず、生活は益々苦しくなるばかりである。
「 若者達が自分たちの未来に希望が持てない 」
「 不安である 」
「 閉塞感 」
「 夢を持てない世の中になってしまっている・・・ 」
これらは、今日のエジプトやチュニジアと全く同じ状況であろう。
不動産関連の身近な話題として、賃貸市場において賃借人からの家賃の値下げ希望が後をたたない。
大家の立場としては、自らがかなりのリスクを負い銀行から多額のローンを抱えて不動産を購入しているので、
いくらデフレ化社会現象とはいえ、そう簡単には値下げには応じられない。
その一方で、「 家賃が下がらないのなら出て行きます! 」と相手から強気の交渉をされると空室リスク...
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