■ 海外留学への決意
社会人としてスタートを切った青森での工場勤務時代。精神的にも辛い日々が続く中で、唯一の将来への望みとして 「 海外留学制度 」 というのがありました。
当時はバブル最盛期でしたので会社も余裕があったのでしょう。この制度というのはアメリカやイギリスの大学院に会社の費用で留学できる恩恵に預かると言うもので、社員の中から 「 上司からの推薦 」 と所定の定められた 「 試験 」 をパスし、さらに 「 海外の大学院から合格通知 」 を得たものに対し、企業がその資金面や生活面をバックアップするという 「 企業派遣留学制度 」 というものでした。過去にこの制度を利用した人はほとんどなく、厳しく辛い現状を打破するためにもそこに応募することを決意しました。
それからの日々は、仕事のかたわらTOFELやGMATといった試験勉強を我武者羅にする毎日を送りました。そして努力のかいあって社内派遣留学制度に合格。1年後に海外の大学院への企業派遣留学が決まり、青森生活にもピリオドを打つことが決まりました。これでやっとこの生活から開放され、 「 夜ゆっくり寝れるんだ 」 と思うと嬉しくて涙が出...
社会人としてスタートを切った青森での工場勤務時代。精神的にも辛い日々が続く中で、唯一の将来への望みとして 「 海外留学制度 」 というのがありました。
当時はバブル最盛期でしたので会社も余裕があったのでしょう。この制度というのはアメリカやイギリスの大学院に会社の費用で留学できる恩恵に預かると言うもので、社員の中から 「 上司からの推薦 」 と所定の定められた 「 試験 」 をパスし、さらに 「 海外の大学院から合格通知 」 を得たものに対し、企業がその資金面や生活面をバックアップするという 「 企業派遣留学制度 」 というものでした。過去にこの制度を利用した人はほとんどなく、厳しく辛い現状を打破するためにもそこに応募することを決意しました。
それからの日々は、仕事のかたわらTOFELやGMATといった試験勉強を我武者羅にする毎日を送りました。そして努力のかいあって社内派遣留学制度に合格。1年後に海外の大学院への企業派遣留学が決まり、青森生活にもピリオドを打つことが決まりました。これでやっとこの生活から開放され、 「 夜ゆっくり寝れるんだ 」 と思うと嬉しくて涙が出...
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