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ブルーオーシャン市場は作るもの。人生が変わるのは夏。

広田健太郎さん_画像 広田健太郎さん 第106話

2020/8/12 掲載

今回のコラムは、手帳やチャットワークに書きつけている僕のある日の行動日記を公開します。

■ 一日に3つの問い合わせが入った日

8月3日。今日は奇跡のような1日。13時にコインランドリー投資のお客様と現地で打ち合わせ。

コインランドリーのお客様には10万円で店舗を借りてもらうか、あるいはそこの敷地が大きいので今回の店舗とは別に25坪ほどの平屋のコインランドリー用の建物を建てて借りてもらう、もしくはお客さんが自分で建物を建てて、僕は土地を貸すという方法も考えている。

建物を新たに建てると駐車場スペースは少し小さくなるけれど、それでも敷地の中に3つ店舗ができるということはお互いの店舗の相乗効果を見込める。どのような形になるにせよ、コインランドリーの出店はほぼ決まりだと思う。

15時に帰宅後シラデン。僕の物件の看板を見たフィリピンの方でスナックをオープンしたいという。店舗前にいるというので、すぐに自宅を出て自転車で急行。到着の早さにお客さまは驚きながらも喜んでいた。明日もう一度現地で会うことに。



自宅に戻り一息ついた瞬間、またもシラデン。別の店舗の看板を見たお客様から電話。うどん屋さんの工事が進行中のロードサイド店舗だ。再びすぐに自宅を出て、今度は車で光より早く店舗まで向かい再び打ち合わせ。

日本人女性2人が待っていた。聞くところによると以前から気になってはいたものの、問い合わせをしようかどうかと迷っていたという。うどん屋さんの工事が始まったからと電話をくれたらしい。

どんなお店を開くつもりなのかを尋ねると、パスタとカフェのお店を考えているとのこと。「 ビンゴ! 」僕が一番望んでいたお店だ。こちらがお金を払ってでもオープンして欲しいくらいだ。

その場で現在工事中の25坪のうどん屋さんと、すでに開業中の10坪の美容室の中を見てもらい、大きさの感覚を確認してもらった。まるでショールームのように、その場で店舗の仕上がりをイメージしてもらえるので効果は抜群だ。

狙ったやり方が時間をかけて、少しずつだが確実に形になってきた。こちらも明日お客さまが内装業者さんを連れて再び内見の予定。

この店舗が決まるとロードサイド複合店舗は面積ベースで5/8が決まり、持ち出しはなくなる。投資金額はトータルで5千万円近くになったが、店舗が全て決まれば利回り15%だ。500万円の投資で利回り15%ではつまらないが、桁が一つ違う。5千万円ならばかなり良いと思う。

ここの場所を知っている地元の人たちからは「 ここの場所はダメだと思う 」と言われた。でも、僕はそうは考えなかった。市場は作るものだ。需要があるところに供給するだけなら誰でもできる。そんな人ばかりだから価格競争などのレッドオーシャンを戦うことになる。

僕の場合は、需要がないところに市場を作り、時間をかけてその価値を高め、その市場を独占する。そして他の人がその噂を聞きつけて乗り込んで来た頃に、高値でその市場を売り抜いてまた別の市場を作る。レコード店時代もビル投資でもそうやってきた。

よくある例え話だが、靴を売る営業マンが靴を履かない国に行った時、「 誰も靴を履いていないから売れない 」と思うのか、「 誰も靴を履いていないから巨大な市場になる 」と思うかの違いだ。

世の中の9割が前者の考え方をするが、そういう人は不動産投資の世界でも勝てないと思う。



そしてもう1つが、これは去年の今頃、ベトナムのフーコック島を旅した時に実感したことなのだが、そこに住む人には見えていなくて、外にいる人にしか見えないものがあるということ。

フーコック島に住む人は長らく津波や嵐を恐れ、海辺を避けて島の中心部に町を作って住んでいた。そんな中、欧米系の巨大ホテルチェーンはこの10年で海沿いの土地を競うように購入し、リゾートホテルを建て始めた。

その話をグラブのドライバーに教えてもらったが、僕はこの話を新聞や雑誌、ネットニュースなどではなくて実際に自分がその島に行って完成したばかりのホテルに宿泊して体感した。周りには建築中のホテルがたくさんあった。

それと同じで、田舎にずっといて外を見ていない人には見えていないものが僕には見えている。そういう視点を得るために僕は海外を旅している。



話を戻す。この女性2名を案内中にシラデンが鳴った。3回目はないだろうと電話に出てみると今度はまた別のフィリピンの方から違う店舗の看板を見ての問い合わせだった。僕はその日でよかったが、先方の都合で内見は翌日に。

13〜17時の間にこれだけのことが起きた。昨年仕込んでおいた物件が動き出している。全て異なる店舗の看板を見て2時間の間に3人から電話。コロナのせいで計画が約6カ月遅れたが、それでもこのコロナにおいてこのようなことが起きるのは信じられない。

要因は色々とあるが2つ挙げる。1つはやはり自分で動きまくっているからだと思う。ムダな動きになるかもしれないと思っても、とにかく結果を考えずに全力で動く。そして、いただいたチャンスを活かせるようにその瞬間にすぐに動き出す。

問い合わせのお客様は問い合わせをしたその瞬間にすぐに物件を見て色々と質問をしたいのだから、アポイントを明日とか数日後にはしない。のんびりとしていたらチャンスの女神にもお客様にも嫌われて機会を逃してしまう。

もう1つは、自社の募集看板を作ったことだと思う。以前は、父親の会社の看板をつけてもらい対応してもらっていた。しかし、雇われている従業員はどうしても対応に細やかさがないし、スピード感がない。

それを言う方も言われる方もストレスになるので、自社の看板を作り最初から自分で対応することにした。そのおかげで、現地で看板を見ているお客様から電話をもらった瞬間に自宅を出て現地に向かい、スピーディーな対応ができるようになった。

これはどのお客さんにも驚かれるし喜ばれる。以前僕は、時間術のコラムで「 できる限り予定を入れずに暇にしておくこと 」と書いたが、そういうことなのだ。僕が忙しくしていたら、お客様をすぐに案内できない。



帰宅後、次男と自宅庭のゴーヤを収穫、パッションフルーツの受粉作業をして、赤くなったミニトマトをその場で食べてから、シャワーを浴びて夕食。

庭先のミニトマトやパッションフルーツを1日1個食べることがマイブームだ。特にパッションフルーツはとても甘く情熱的な香りがするのでたまらない。

とにかく今日は身体も脳も疲労した。しかしとても心地よい疲労感だ。明日は午前コンサル。受ける方だ。正直、明日は特に差し迫った課題は何もないし受ける必要もないが、だから良いのだ。受ける必要がある時では遅すぎる。

自分よりも経験と結果を出しているプロ2人に違う視点から話をしてもらう時間を定期的に月2回設けているので、僕は人よりも稼ぎ学ぶことができているのだと思う。

「 一騎当千 」という言葉があるが、仮に1万円支払って1千人の凡庸な人の話やノウハウを聞くよりも1千万円を支払って1人のプロフェッショナルから学ぶ。20年の自営業をしながら全て身銭を支払ってきた僕は後者の方が結果が出ると考えている。

■ 今がんばらないで、いつがんばるのか

コロナが続く中、長い梅雨が終わったと思ったら一気に熱帯にいるかのような毎日。体も心もバランスを崩したり、なかなか本調子になれない方もいるかもしれません。

僕もかなり疲れていますが、それでもここは勝負所と思って踏んばっています。今がんばらないで、いつがんばるのか。

健美家でコラムを書き始めてからの4年6ヶ月、今回のような本気モードになったことは過去一度もありませんでした。ただコロナが収束するまでやり過ごすのではなく、「 虎穴に入らずんば虎子を得ず 」の姿勢でこの2年を死ぬほどがんばり、そのあとでまたのんびりと過ごしたいなと思います。

今年の夏はあっという間に終わりそうです。



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プロフィール

■ 広田健太郎(ひろたけんたろう)さん

hirotasan

不動産投資家
マレーシア・ペナン島在住

ツイッター
https://twitter.com/kentarohirota

ブログ
walk on the blue ocean.

■ 経歴

□1975年
群馬県高崎市に生まれる

□1997年
早稲田大学スポーツ科学部卒業(サッカー部所属)

□1998年
シンガポールプロサッカーリーグDIVISION1でプレイ

□1999年
個人事業主として「サファリレコード」創業

□2005年
結婚
父親のすすめで1棟目のビルを購入

□2008年
レコード店を閉め、父親の不動産会社へ入るも2カ月で退社

□2009年
宅建免許取得

□2017年 マレーシア・ペナン島に移住

□2018年
宅建免許返納

■ 所有物件

□2005年
11月:商業ビル購入(4テナント)20%

□2011年
3月:商業ビル購入(3テナント、1住居)売却済

□2012年
7月:商業ビル購入(4テナント、1住居)26%
9月:商業ビル購入(3テナント)28%
9月:中古戸建購入(売却済)

□2013年
3月:商業ビル購入(売却済)
6月:区分マンション購入(売却済)
9月:自宅近くの中古戸建購入
10月:土地購入⇒コインパーキング(23台)
12月:中古戸建店舗購入(売却済)
12月:自宅隣の中古戸建購入

□2014年
3月:商業ビル購入(2テナント) 20%
7月:商業ビル購入(売却済)br /> 10月:商業ビル購入(2テナント)32%

□2015年
3月:中古戸建店舗購入(売却済)
3月:土地購入⇒コインパーキング(35台)
6月:土地購入⇒コインパーキング(5台)
10月:転売用土地購入(売却済)
11月:自宅近くの中古戸建購入

□2016年 4月:店舗購入
5月:牢屋ビル購入(売却済)
8月:店舗購入

□2017年
3月:全空ビル購入
8月:ロードサイド店舗購入
10月:駅近ビジネスホテル隣の店舗購入
10月:上記店舗向かいのビル購入

2018年現在の家賃年収約5,400万円

月に5〜10日、一日に数時間働く狩猟型の生活を満喫している

不動産投資を始めるきっかけや初期の苦労については大家列伝(前編・後編)を参照ください。

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