コロナ禍の2年間、僕の投資対象であるビルや店舗は思ったよりも市場に出てきませんでした。
「 コロナの影響でたくさんのテナントさんが退去するかもしれない、でも新しいテナントさんはなかなか入居しないだろう。そうなるとビルや店舗を所有する人は先行きを不安に感じて売りに出すだろうな 」
そんな予想が外れたということです。近いうちに火事場になるのではという気持ちで、コラム97話を書き、「 これから市場に売物件が出てくるのですぐに準備を開始しましょう 」とお伝えしました。
参照:底値ビル購入準備ノウハウ
しかし、バブルやリーマンショックなどの時にはなかった「 救済措置 」が取られました。「 密 」を作り出すという理由でアルコールを出す飲食店に営業自粛、時短営業を求めた上で、協力金という「 蜜 」が与えられ、公的な融資も用意され、状況は変わったのです。
とはいえ、2年が経過し、この先少しずつビルや店舗が市場に出てくるのではと今の僕は感じています。今回はその根拠を3つ挙げて説明します。
■ 市場に物件が出てくると思う3つの理由
1.時短協力金
1つ目の理由は店舗への「 時短協力金 」がいつまでも続かないのではないかと...
「 コロナの影響でたくさんのテナントさんが退去するかもしれない、でも新しいテナントさんはなかなか入居しないだろう。そうなるとビルや店舗を所有する人は先行きを不安に感じて売りに出すだろうな 」
そんな予想が外れたということです。近いうちに火事場になるのではという気持ちで、コラム97話を書き、「 これから市場に売物件が出てくるのですぐに準備を開始しましょう 」とお伝えしました。
参照:底値ビル購入準備ノウハウ
しかし、バブルやリーマンショックなどの時にはなかった「 救済措置 」が取られました。「 密 」を作り出すという理由でアルコールを出す飲食店に営業自粛、時短営業を求めた上で、協力金という「 蜜 」が与えられ、公的な融資も用意され、状況は変わったのです。
とはいえ、2年が経過し、この先少しずつビルや店舗が市場に出てくるのではと今の僕は感じています。今回はその根拠を3つ挙げて説明します。
■ 市場に物件が出てくると思う3つの理由
1.時短協力金
1つ目の理由は店舗への「 時短協力金 」がいつまでも続かないのではないかと...
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