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ダメな僕をプロの投資家に変えた「1万時間の法則」

広田健太郎さん_画像 第2話

皆さん、こんにちは。もう2月も終わりですね。僕の2月は色々なことがありました。まず、13日( 土 )はマドンナのコンサートに行ってきました。せっかくのチャンスだったので、アメックスカードのコンシェルジュにお願いして一番高いSS席を奮発しました。

音楽が好きな僕が、決めていることがあります。それは、「 いつかは永遠にこない。だから今やる 」ということです。今回のように、マドンナのコンサートに行けるチャンスがあるなら全てに最優先して、借金してでも行くことにしています。

僕が、いつか行こうと思っていたマイケル・ジャクソンのコンサートも、ホイットニー・ヒューストンのコンサートも、もう永遠に行くことができません。「 チャンスがあったら絶対に先延ばしをしない 」。僕のルールです。



そして、マドンナのコンサートの翌週末の3日間は東京滞在でした。加藤ひろゆきさんのセミナー2本と、健美家のコラム著者さんが集まるパーティーに参加させていただきました。

僕のことを皆さんが一人前の不動産投資家として扱ってくれることに、感慨深いものがありました。我ながら、「 必死にがんばってよかった 」と感じる時間でした。

■ 1万時間の努力なくして成功なし

さて、今日は僕が一人前のビルオーナーになるために実行してきた「 1万時間の法則 」という話をしたいと思います。

マルコム・グラッドウエル「 天才! 成功する人々の法則 」という本の中に「世界レベルの技術に達するにはどんな分野でも、1万時間の練習が必要」という記載があります。

それは、音楽家、スポーツ選手、職業を問わず一流の専門家になるためには1万時間の修行時代を過ごさなければならない、あるいはその1万時間なしに成功することはあり得ないというものです。

そして、普通の人が1万時間を使って修行するためには、約10年間という時間が必要ということでした。

お恥ずかしい話なのですが、不動産業界に参入したばかりの当時の僕は、経験もないのに自信満々でした。

勉強もサッカーもレコードの輸入販売業も、本気で取り組んだものは全て結果を出してきたという傲慢さ。それに、自分の父親は地元でも有数の不動産業者の社長でしたから、俺だってすぐに軌道に乗るという何の根拠もない自信でした。

しかし、実際にやってみると、テナントが火事にあったり、滞納が発生したり、欲しい物件がなかなか買えなかったりと、人生初ともいえる長く苦しい時代を味わうことになりました。

1万時間の法則を知ったのはそんな時期でした。
僕は愕然としました。

サッカーは小学生から大学生までやって、24才でプロとしてシンガポールでプレーできた。音楽も中学生からずっとお小遣いの全てを使ってCDやレコードを買い漁っていた。だからレコードの輸入販売業で大きくあてることができた。

でも、次の目標として定めた不動産投資業は、別に好きでも何でもない。今までの蓄積はほぼゼロ・・・。 強いていうなら父親からの不動産遺伝子は受け継いでいるかもしれませんが、その遺伝子は覚醒していないし、覚醒する気配もありません。

うまくいっていたレコードの仕事を辞めたことで、収入は激減していました。おまけに、僕には妻と生まれたばかりの子供がいました。明日にでも、いや今日にでも成功したいというのに、今から10年なんて、その前に破産してしまいます。

じゃあ、24時間寝ないで1万時間打ち込んだら???  計算してみると、それでも417日かかることになります。それに、24時間寝ないなんて、現実的ではありません。 現実的に考えて、僕は次のような結論を出しました。

「 3年間死ぬ気で不動産に打ち込もう。それで無理なら家族のために、自分の人生を諦めて、人生初となる就職をしよう 」。

■ 1万時間の修行のために実行したこと

止まっている大きな歯車を動かすことは本当に大変でした。 当時は経済的に全く余裕がありませんでしたが、それでもまずは不動産投資に必要な知識をインプットするために、不動産投資・お金に関係する本はオーバーではなく全て購入しました。

加藤ひろゆきさんの対談CDが欲しかったものの、すべてを買う余裕がなかったため、本についていたダイジェスト版のCDを車の中でいつも聞いていました。僕の車に乗った母から「 変な名前の人がたくさん登場するわね・・・ 」と言われたりしました。

ロバート・キヨサキのオーディオセミナーCDも毎晩寝ながら聴きました。特に「 Financial Intelligence3 」の「 私にまつわる話 」は1,000回は聴いていると思います。 僕もロバート、キム、ラリーのように人生逆転するぞと、いつも思っていました。

夜寝ている間にも枕元でずっと流れていて、朝もナレーターさんの声でよく目覚めたものです。寝ている間もずっと聞いていたわけですから、文字通り睡眠学習でした。

また、当時は時間だけはあったので、まだ黒くて重かったiPhone3Gの中にそれらの音源を入れて、「 このあたりの物件を買おう 」と定めたエリアを早朝、午前中、午後、夕方、夜とグルグル1日に何度も歩きながら聴いていました。

ネットで健美家のコラムや著名大家さんのブログも何度も読みました。それこそ、誰か新しく興味のある方のブログを発見すると、最初から最後まで読み終わるまでトイレと食事以外は2〜3日布団から出ないでずっと読んでいたなんてこともよくありました。

どんなときも、「 絶対に自分はビルオーナーとして成功する 」いう気持ちを強く持っていました。この時は、3年間人生を捨てたつもりで不動産投資だけに集中した「 狂気の時代 」でした。

しばらくは、「 これだ 」と思う物件を見に行っても、買えない日々が続きました。サッカーや音楽の仕事と違い、僕には何のアドバンテージもないのですから、ライバルが現れると、負けてしまうのです。

1日中布団から出られない日もありました。そんな時でも妻は文句も言わずに、部屋のカーテンを開け、「 今日は何をする? どこか散歩にでも行く? 」などと僕に温かい言葉をかけてくれました。

■ 1万時間の努力の先には大きなご褒美がある

そして、永遠にも思えた1万時間をクリアした頃、僕の会社はたくさんの不動産を所有していました。

たくさんの図面を見て、現地に足を運び、いいものがあれば買付をいれ、融資を付けて、客付けを行う。最初の頃は慣れなくて、あんなに大変だったビルオーナーとしてのアクションが、いつの間にかルーティンになっていました。

ビルオーナーとして生きていくために必要だった知識、知恵、覚悟は1万時間という修行を通じてからしか得られなかったと思います。逆に言うと、誰でも1万時間の努力を費やせば、素人からプロになれる、ということです。

スポーツ等と違い、不動産投資は何才から始めても成果を出せるチャンスがあります。そして、本気でやれば、不動産投資で人生を変えることだって可能です。

目標を打ち立てたなら、実行することです。「 今、できることをやる。先延ばしにしない 」ことを日々、続けていくうちに、道は開けてきます。一定の時間もかかるし、痛い目にも遭います。そこに、近道はないと僕は思っています。

☆追記
あの1万時間を過ごしている間に何度も読んでいた健美家のコラムで、今コラムを書いているなんて不思議な感じです。僕があのとき力をもらったように、僕自身も読者の方の役に立つような言葉を、伝えていけたら嬉しいです。


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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 広田健太郎(ひろたけんたろう)さん

hirotasan

不動産投資家
マレーシア・ペナン島在住

ツイッター
https://twitter.com/kentarohirota

ブログ
walk on the blue ocean.

■ 経歴

□1975年
群馬県高崎市に生まれる

□1997年
早稲田大学スポーツ科学部卒業(サッカー部所属)

□1998年
シンガポールプロサッカーリーグDIVISION1でプレイ

□1999年
個人事業主として「サファリレコード」創業

□2005年
結婚
父親のすすめで1棟目のビルを購入

□2008年
レコード店を閉め、父親の不動産会社へ入るも2カ月で退社

□2009年
宅建免許取得

□2017年 マレーシア・ペナン島に移住

□2018年
宅建免許返納

■ 所有物件

□2005年
11月:商業ビル購入(4テナント)20%

□2011年
3月:商業ビル購入(3テナント、1住居)売却済

□2012年
7月:商業ビル購入(4テナント、1住居)26%
9月:商業ビル購入(3テナント)28%
9月:中古戸建購入(売却済)

□2013年
3月:商業ビル購入(売却済)
6月:区分マンション購入(売却済)
9月:自宅近くの中古戸建購入
10月:土地購入⇒コインパーキング(23台)
12月:中古戸建店舗購入(売却済)
12月:自宅隣の中古戸建購入

□2014年
3月:商業ビル購入(2テナント) 20%
7月:商業ビル購入(売却済)br /> 10月:商業ビル購入(2テナント)32%

□2015年
3月:中古戸建店舗購入(売却済)
3月:土地購入⇒コインパーキング(35台)
6月:土地購入⇒コインパーキング(5台)
10月:転売用土地購入(売却済)
11月:自宅近くの中古戸建購入

□2016年 4月:店舗購入
5月:牢屋ビル購入(売却済)
8月:店舗購入

□2017年
3月:全空ビル購入
8月:ロードサイド店舗購入
10月:駅近ビジネスホテル隣の店舗購入
10月:上記店舗向かいのビル購入

2018年現在の家賃年収約5,400万円

月に5〜10日、一日に数時間働く狩猟型の生活を満喫している

不動産投資を始めるきっかけや初期の苦労については大家列伝(前編・後編)を参照ください。

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