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やらなくて良かったこと。運を貯める方法。仮想通貨への僕のスタンス

広田健太郎さん_画像 第45話

年末年始を日本で過ごしました。元日には実家に新年の挨拶に行って父と弟から地元の不動産市場についての情報を教えてもらったりしました。それを聞いて、本当にいよいよバブルだなと思いました。

僕の感覚では1坪あたり50万円でも高いと思う土地が、100万円で売買されているというのです。1度そういう事例ができると、次は別の物件も当たり前のように倍の価格で売りに出されます。

恐ろしいのは2倍の価格で買っても、それを2倍の賃料で貸せるわけではないということです。2倍で買ったものを3倍で売り抜けることができればいいのですが、それも簡単ではありません。

この一連の流れが、僕にはトランプのババ抜きのように思えてなりません。銀行もよくその金額で融資をしたなと思います。担当の方もバブルを知らない世代がほとんどです。

2018年、遅くとも2019年には今のような市場が続いているとは思いません。これは評論家の分析ではないのです。自分のお金をかけているプレーヤーであればあるほど、感じていることではないでしょうか。

■ 人間は一度味わった快楽を簡単には忘れられない

もちろん、上昇気流にうまく時流に乗ることは、ビジネスにおいてはとても大切です。しかし、1度乗ったらすぐにハイ降ります、と言えるほど強い人間はなかなかいないと思います。

1度だけ、と思いながらも、人は1度味わった快楽をそう簡単に忘れられるものではありません。熱狂の中で購入した不動産も、熱が冷めれば、高額な利息の返済がプレッシャーとなります。眠れない夜を過ごす方も増えるでしょう。

一方、今の僕はこの上がり相場に参加せず、ペナン島で南の風に吹かれながら心穏やかな毎日を過ごしています。毎日の午前中のトレーニングの疲労で夜もグッスリ眠れています。

このことは42年間生きてきて僕の最高の決断だったのではないかと思っています。今までの僕の性格ならば、こんな上昇局面ならば間違いなく10億、20億と借り入れを重ねてきたでしょう。

ビルや店舗だけではなく、RCマンションや木造アパート、シェアハウス、コインランドリー、やれることはなんでもやったと思います。国内では飽き足らずに海外の不動産も購入したかもしれません。

こういう人生を選択しなかった自分を心から褒めたいとおもいます。それをしていたら、今の生活はありません。

ビジネスは1度拡大を選択すると、エンドレスで走り続けなければなりません。いかにコンパクトかつシンプルに高収益を生み出し続けるか。それが重要であるというのが、色々な失敗を積み重ねてきた僕の結論です。

■ 株、FX、仮想通貨への僕のスタンス

僕は不動産投資以外には、株もFXも仮想通貨もやっていません。それは、次のような僕の投資に関する考え方に反するからです。

@自分でコントロールできないものはやらない
A自分で努力していないもので儲けようとは思わない
A儲かるからやるというスタンスで行動しない

年末のテレビで、出川哲朗さんが「 大切な運を使いたくないから、宝くじもギャンブルもしない 」と言っていました。

僕は若い時にパチンコ屋さんに100万円貯金しました。当時の僕にとっては1億円くらいの感覚でした。宝くじも1度、大学生の頃に年末ジャンボを3,000円ほど買いました。結果は300円当たったのみです。

若い時にそういう本当に無駄なお金の使い方をしたおかげで、ギャンブルについてのスタンスが固まりました。

「 もう絶対にギャンブルはしない。自分の努力でつかんだもの以外のものは手にしない。いつか神様に何かをお願いしたい時のために運はとっておく 」

以来、レコード屋さん時代にラスベガスに何回行っても、カジノは1度もしませんでした。そう考えると、後の人生で大きく失敗しないためにも学生時代に痛い思いをしておいてよかったのかもしれません。

人生は全てにおいて「 EASY COME、EASY GO 」です。たやすく手に入れたものは、たやすく失うものだと思っています。

外国人の方は家族の名前や人生で大切なもの、生き方を誓うために自分の体にタトゥーを入れるといいます。僕はタトゥーこそ入れていませんが、車のナンバーも会社の電話番号も「 2103( ふどうさん )」としています。

これは僕なりの不動産投資だけと誓ったタトゥーのようなものです。早く失敗して、早く学ぶ。失敗した時は苦しいけれど、今となれば財産です。

■ 成功者がいる場所。選択と自己投資

さて、最後にひとつ、嬉しい報告です。つい先日、僕の長年の夢がひとつ叶いました。場所は成田空港。JALのチェックインカウンターを入ると出会ったことのないオーラを発する人物がいました。

日本代表の試合会場へ向かうバスでは最後列左側の席がその方の指定席とされ、キングシートと呼ばれています。僕も映画館で映画を観るときは、この方を真似して最後列の左側の席に座ります。

彼の自伝にあった「 若い時の苦労は買ってでもしろ 」という言葉を、苦しい時にいつも呪文のように繰り返してきました。

こういう時、普通なら写真やサインを求めるのでしょうが僕はそういうことはしません。自分の奥底深くにその時の記憶・感情を刻むことに専念します。しかし、子供たちは一緒に写真を撮ってもらいました。

今回このような経験ができたのは、僕がJALのダイヤモンド会員でファーストクラスのカウンターを利用できたからです。やはり、成功者がいる空間、場所というものがあります。

そこに自分も身を置くことで、所作振る舞い、雰囲気などを感じることができます。飛行機に限らず新幹線、ホテルなど、どんなサービスを受けるかは自分で決めることができます。

数時間や1日の我慢だからと、安く平均的なサービスを受けることを選択するか、わずかな時間であっても最上位のサービスと空間を選ぶのか。どちらを選ぶのも、自由です。

もちろん、最上位のものを選ぶにはお金が必要ですが、僕はそれらのサービスを受け、自分の世界を広げて、人生を楽しむために不動産投資でお金を稼いでいると言っても過言ではありません。

お金は、それを稼いで貯めることが一番の目的ではありません。貯める代わりに、不動産と自分に投資することで、人生を楽しむことができ、同時に、何倍にも何十倍にも増やしていけると感じています。



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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 広田健太郎(ひろたけんたろう)さん

hirotasan

不動産投資家
マレーシア・ペナン島在住

ツイッター
https://twitter.com/kentarohirota

ブログ
walk on the blue ocean.

■ 経歴

□1975年
群馬県高崎市に生まれる

□1997年
早稲田大学スポーツ科学部卒業(サッカー部所属)

□1998年
シンガポールプロサッカーリーグDIVISION1でプレイ

□1999年
個人事業主として「サファリレコード」創業

□2005年
結婚
父親のすすめで1棟目のビルを購入

□2008年
レコード店を閉め、父親の不動産会社へ入るも2カ月で退社

□2009年
宅建免許取得

□2017年 マレーシア・ペナン島に移住

□2018年
宅建免許返納

■ 所有物件

□2005年
11月:商業ビル購入(4テナント)20%

□2011年
3月:商業ビル購入(3テナント、1住居)売却済

□2012年
7月:商業ビル購入(4テナント、1住居)26%
9月:商業ビル購入(3テナント)28%
9月:中古戸建購入(売却済)

□2013年
3月:商業ビル購入(売却済)
6月:区分マンション購入(売却済)
9月:自宅近くの中古戸建購入
10月:土地購入⇒コインパーキング(23台)
12月:中古戸建店舗購入(売却済)
12月:自宅隣の中古戸建購入

□2014年
3月:商業ビル購入(2テナント) 20%
7月:商業ビル購入(売却済)br /> 10月:商業ビル購入(2テナント)32%

□2015年
3月:中古戸建店舗購入(売却済)
3月:土地購入⇒コインパーキング(35台)
6月:土地購入⇒コインパーキング(5台)
10月:転売用土地購入(売却済)
11月:自宅近くの中古戸建購入

□2016年 4月:店舗購入
5月:牢屋ビル購入(売却済)
8月:店舗購入

□2017年
3月:全空ビル購入
8月:ロードサイド店舗購入
10月:駅近ビジネスホテル隣の店舗購入
10月:上記店舗向かいのビル購入

2018年現在の家賃年収約5,400万円

月に5〜10日、一日に数時間働く狩猟型の生活を満喫している

不動産投資を始めるきっかけや初期の苦労については大家列伝(前編・後編)を参照ください。

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