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コネクティング・ドット。お金も仕事もない僕が、未来の成功のためにしていたこと

広田健太郎さん_画像 第53話

20代で周りの何倍も成功して、30代で周りの何倍もどん底に落ちて、そして40代の今また、周りの何倍も稼いで海外に住めるようになった、奇跡のような自分の人生を振り返ってみると、運が良かったとしか言いようがありません。

「 本当にもうダメだ。もうどうにもならない 」と追い込まれたことが何回もあり、長い時は3年近くも続きました。

先週、母とこの頃の話をしていた時に「 実は幼稚園代が払えるか心配していたんだよ 」と言われました。実際、当時の僕は翌月の子供の幼稚園代が払えるかどうかというくらい追い込まれていました。

そんな浮き沈みがありながらも、最後は逆転する僕を見て、「 広田は運が良い 」「 そういう星の下に生まれた 」と言う人も多くいます。ただ、僕自身は運をよくするために何かしていたわけではありません。

では、死ぬほど努力しても、死ぬほど行動してもうまくいかず、それでももう一度成功できると信じ続けていた頃に、僕が何をして来たのか。今回はその時のエピソードを紹介します。



■ お金も仕事もない僕が、将来のためにしていたこと

当時の僕は、エリアを絞って集中的に投資をしようと決めたものの、まだビルを1棟持っていただけ。しかも、借入の返済期間は10年でしたから、賃料が入っても借入を返済したらほとんど手元にお金が残りません。

お金がなく、仕事もないのに、時間だけはある。会社の事務所の中でじっとしていても何も解決しないのはわかるのですが、この先のことを考えると、怖くて何もできません。

誰にも会いたくないし、外にも出たくない。しかし、しばらくして、このままでは何も変わらない、このままではダメだと意を決した僕は、席を立ち、自分のビルに行ってみました。

そして何をしたかというと、ビルの掃除を開始したのです。何が変わるかわからないけれど、とにかく現実に向き合おうと思ったのです。事務所を出て毎日、自分のビルに向かう。そんなことが日課になりました。



数カ月経過した頃、僕は気がつきました。僕のビルの近くに、ずっと「 テナント募集 」の看板が貼ってある空室があるのです。そして、数カ月も通っているとだんだんと分かってくるのです。

僕ならこのテナントは埋められる、と。

とは言っても、そのテナントは僕が管理しているわけではありませんから、何もできません。しかし、そこだけではなく、周りにはそんなテナント募集看板が至る所にあります。

宝の山に化ける可能性が目の前にあるのに、お金がなくて何もできない状況にガッカリしながらも、自分ならいくらで、どんな業種のお店に借りてもらうかという想像を日々、繰り返していました。

しばらくすると、自分がココと決めたエリア内を地図を持って歩きながら、空き物件を見つけ、自分ならどうするかと考えることが自分の生活の一部のようになってきました。

いくら考えても契約には結びつきませんし、お金にもなりません。こんなことをして何になるのか。それでも、今できることはこれくらいしかないので真剣に自分がオーナーになったつもりで考えました。

■ 安藤忠雄さんが売れていなかった頃にしていたこと

そんなある日、世界的な建築家である安藤忠雄さんの本を読みました。読み終わった時、「 僕は絶対に成功できる 」と確信しました。安藤忠雄さんが売れていなかった頃に、僕と同じことをしていたと書いてあったからです。

仕事がなかった頃、安藤忠雄さんは事務所の周りの空き地を見つけては、自分だったらこんな建物を建てると設計図を書き、それを地主さんに提案していたというのです。



僕は安藤さんと会ったことはありませんが、本を通じて「 お前は間違ってないよ。続けろよ 」と勇気付けられた気がしました。そして僕は、そんなことを1〜2年続けました。

観察を続けていると、店舗がオープンしたりします。自分の予想通りの業種の時もありますし、違うときもあります。どちらにしても、一銭の収入にもなりませんでしたが、当時の僕にはとても勉強になりました。

今思うと、あの頃に歩き回って空き物件を見ては、自分だったらこうやると考え続けたことが、僕の今の「 店舗脳 」を作ったのだと思います。

■「 自分の人生に1つでも多くの点を作る 」という生き方

あの頃、こんなことをしても売上に全く繋がらないし、そんな時間があるなら朝に新聞配達をしたり、夜に宅急便などの荷物の仕分けをやったりした方がいいんじゃないかと考えたこともありました。

しかし、何度も歯を食いしばって「 いまやるべきことはそんなことじゃない 」と不動産投資で成功をすることだけに、命を賭けました。失敗したら僕は終わりでしたから、本当に命を賭けていました。

僕があの頃していたことが、どんな風に結果に繋がるのか、当時は想像はできませんでしたが、今思うと、スティーブ・ジョブズが言った「 コネクティング・ドット 」、「 点と点が繋がって線になる 」だったのかなと感じます。


スティーブ・ジョブズのガレージ

空き店舗を観察して色々と考えただけではなく、その他にも様々なことを試してきました。僕のエリア内の飲食店を集めた無料情報サイトを友達と作ろうとしたり、自営業者の為の勉強会を主催して毎月開催したり。

お金にならないことばかりでしたが、不動産投資で成功するという目標をかかげて、行動だけは続けていました。それらの点は、時間が経過してみたら、全部繋がっていました。

運をよくするとか、そういうことを考えるよりも、「 自分の人生に1つでも多くの点を作る 」。僕はそんな生き方をしてきました。そして今、あの頃夢見ていたトンネルの向こう側を歩いています。

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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 広田健太郎(ひろたけんたろう)さん

hirotasan

不動産投資家
マレーシア・ペナン島在住

ツイッター
https://twitter.com/kentarohirota

ブログ
walk on the blue ocean.

■ 経歴

□1975年
群馬県高崎市に生まれる

□1997年
早稲田大学スポーツ科学部卒業(サッカー部所属)

□1998年
シンガポールプロサッカーリーグDIVISION1でプレイ

□1999年
個人事業主として「サファリレコード」創業

□2005年
結婚
父親のすすめで1棟目のビルを購入

□2008年
レコード店を閉め、父親の不動産会社へ入るも2カ月で退社

□2009年
宅建免許取得

□2017年 マレーシア・ペナン島に移住

□2018年
宅建免許返納

■ 所有物件

□2005年
11月:商業ビル購入(4テナント)20%

□2011年
3月:商業ビル購入(3テナント、1住居)売却済

□2012年
7月:商業ビル購入(4テナント、1住居)26%
9月:商業ビル購入(3テナント)28%
9月:中古戸建購入(売却済)

□2013年
3月:商業ビル購入(売却済)
6月:区分マンション購入(売却済)
9月:自宅近くの中古戸建購入
10月:土地購入⇒コインパーキング(23台)
12月:中古戸建店舗購入(売却済)
12月:自宅隣の中古戸建購入

□2014年
3月:商業ビル購入(2テナント) 20%
7月:商業ビル購入(売却済)br /> 10月:商業ビル購入(2テナント)32%

□2015年
3月:中古戸建店舗購入(売却済)
3月:土地購入⇒コインパーキング(35台)
6月:土地購入⇒コインパーキング(5台)
10月:転売用土地購入(売却済)
11月:自宅近くの中古戸建購入

□2016年 4月:店舗購入
5月:牢屋ビル購入(売却済)
8月:店舗購入

□2017年
3月:全空ビル購入
8月:ロードサイド店舗購入
10月:駅近ビジネスホテル隣の店舗購入
10月:上記店舗向かいのビル購入

2018年現在の家賃年収約5,400万円

月に5〜10日、一日に数時間働く狩猟型の生活を満喫している

不動産投資を始めるきっかけや初期の苦労については大家列伝(前編・後編)を参照ください。

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