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築50年越えの戸建をリノベーション。20年ぶりに訪れたサッカースタジアムで誓ったこと

広田健太郎さん_画像 第65話

■ 自宅近くの築古戸建をリノベーション

先週、戸建て住居を売却しました。3年前の11月、ハワイセミナーから帰った翌日に「 昭和35年築の軽鉄2階建の戸建てを買わないか 」と父に声をかけてもらい、2〜3日後に現金で購入した物件です。

かなり老朽化していたため少しためらいましたが、自宅のすぐ近くだったので購入を決めました。あの頃、僕は自宅の新築を検討していて、元の自宅を解体して建て直している間はマンションでも借りて住もうかと思っていました。



でも、その戸建てを見たら、「 この家をリノベして、自分たちが住んでから売却するなり賃貸すれば良いじゃないか 」と思いました。リノベ工事は家を建ててもらう予定だった業者さんにお願いするつもりでした。

「 自宅は3回建てないと満足しない 」と言います。いきなり自宅を新築するより、まずはこの古家のリノベをお願いし、完成後の家を見ながらお互いの感覚をすり合わせた方が、より良いものができると考えたのです。

当時、自宅を建てるために住宅展示場を1年くらいかけて妻と回りました。群馬県内の展示場だけでなく、新潟や東京にも行きました。しかし、どうしても心から満足できるものではなく、契約まで至りませんでした。

そんなある日、妻がネットである地元の設計士さんを見つけてくれました。その方が建てた家を見た瞬間に「 ここにお願いしよう 」と思いました。

それ以前にお話した設計士や営業の方は、僕のライフスタイルや感覚をわかってもらえないようでした。僕が自宅を壁で囲んで周りから見れないようにしたい、けれど太陽の日差しがたくさん入るようにして欲しいというリクエストを伝えても、腑に落ちない様子でした。

「 なぜ、囲うのですか? 玄関も広すぎるし、無駄な空間が多すぎませんか? 天井が高すぎませんか? 」という具合です。彼らが住宅メーカーのサラリーマンだったからかもしれません。

一方、この設計士さんは群馬県内の多くの経営者、富裕層の自宅を設計していました。設計士さん自身も自営業で成功していたため、僕の言いたいことを「 当たり前 」に受け止めてくださり、むしろ僕が学ばせてもらうことも多かったのです。



■ 残したい不動産以外はだらだら持ち続けたくない

妻が1年間の展示場回りの末に整理していたリクエストと、その設計士さんの感覚をミックスしてリノベしてもらった戸建は、見違えるほど素晴らしい家になりました。カーテンやソファも専門店の高いものを買いました。

しかし、その数カ月後にペナンへの移住が決まりました。その家はそのまま残していたのですが、いつまでも置いておくのが良いこととは思えず、遂に先日、売ることにしたのです。

すると、「 すぐに現金で買いたい 」という方が現れました。僕は妻と来年以降どこに住むかなどを話し合っている最中でしたが、この買付も一つのメッセージと受け取り、売却しました。

どうしても残しておきたい不動産以外は、いつまでもダラダラと持っているのはカッコ悪い、というのがこの2〜3年の僕の考え方です。

随分とお金と時間をかけて色々とこだわったわりには、実際に使用したのは長男がペナンへ行く前にお友達を呼んでお泊まり会をした時と、妻がママ友と何回かお茶会をした時だけでした。

リノベにお金をかけたので、売却益は数百万円程度でした。しかし、玄関の大きな靴収納など、僕のこだわった部分を買主さんは気に入ってくれたようなので、リノベが無駄にならなくてよかったと思っています。



ところで、ロバートキヨサキは「 自宅はお金を生まない負債 」と言いました。僕もずっとそうだと思っていました。しかし、3年前に自宅を新築しようと色々と勉強して、その考えは一変しました。

確かにお金を生まない自宅は先に買うのではなく、まずはお金を生む不動産を購入することが最初だと思います。それまでは中古家や賃貸で我慢をする必要がありますし、僕もそうしてきました。

しかし、いまの僕はこう思います。「 自宅を最高に心地よい場所にして、テンション高く毎日を過ごす。そのために、自宅にもっと投資しないとその先には行けない 」。僕のような自宅で仕事をする人間はなおさらです。

■ 20年後の自分に胸を張れるように、次のステージへ

最後に。僕はペナンには来年の4月以降住んでいない可能性が高いと感じています。クアラルプールに住むのか、日本に住むのか。日本も群馬なのか、東京なのか、沖縄なのか。ここ数カ月で決めるつもりです。

そんなことを考えている中、突如ひらめいて、先日、タクシーをチャーターし、ペナンから車で北上しタイのハジャイという町に20年ぶりに行ってきました。



妻と子供達に僕がサッカー選手として最後にプレーしたスタジアムを見せたかったのです。幸いペナンから車で4〜5時間程度で行ける町ですから、ペナンを離れる前に行っておこうと思ったのです。

20年前のこのハジャイスタジアムで、試合前にスタンドに向かって整列している時、「 ジャパニーズプレイヤー、ヒロタ! 」というアナウンスが場内に響きました。その瞬間、小学校から続けてきたサッカーをやめることを決めました。

そんな思い出のスタジアムに20年後に妻と子供達を連れて来たなんて知ったら、20年前の僕は何て思うでしょうか。

残念ながら小雨が降る中でのスタジアム訪問となりましたが、僕は20年後の僕に胸を張れるように、安住してはいけないとこのスタジアムで思いました。

ペナンには2年弱住みました。とても居心地がよく、住み続けたい気持もあります。多分、その方が楽なのですが、自分のステージを上げるための「 次の場所 」を、今の僕は求めているのです。


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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 広田健太郎(ひろたけんたろう)さん

hirotasan

不動産投資家
マレーシア・ペナン島在住

ツイッター
https://twitter.com/kentarohirota

ブログ
walk on the blue ocean.

■ 経歴

□1975年
群馬県高崎市に生まれる

□1997年
早稲田大学スポーツ科学部卒業(サッカー部所属)

□1998年
シンガポールプロサッカーリーグDIVISION1でプレイ

□1999年
個人事業主として「サファリレコード」創業

□2005年
結婚
父親のすすめで1棟目のビルを購入

□2008年
レコード店を閉め、父親の不動産会社へ入るも2カ月で退社

□2009年
宅建免許取得

□2017年 マレーシア・ペナン島に移住

□2018年
宅建免許返納

■ 所有物件

□2005年
11月:商業ビル購入(4テナント)20%

□2011年
3月:商業ビル購入(3テナント、1住居)売却済

□2012年
7月:商業ビル購入(4テナント、1住居)26%
9月:商業ビル購入(3テナント)28%
9月:中古戸建購入(売却済)

□2013年
3月:商業ビル購入(売却済)
6月:区分マンション購入(売却済)
9月:自宅近くの中古戸建購入
10月:土地購入⇒コインパーキング(23台)
12月:中古戸建店舗購入(売却済)
12月:自宅隣の中古戸建購入

□2014年
3月:商業ビル購入(2テナント) 20%
7月:商業ビル購入(売却済)br /> 10月:商業ビル購入(2テナント)32%

□2015年
3月:中古戸建店舗購入(売却済)
3月:土地購入⇒コインパーキング(35台)
6月:土地購入⇒コインパーキング(5台)
10月:転売用土地購入(売却済)
11月:自宅近くの中古戸建購入

□2016年 4月:店舗購入
5月:牢屋ビル購入(売却済)
8月:店舗購入

□2017年
3月:全空ビル購入
8月:ロードサイド店舗購入
10月:駅近ビジネスホテル隣の店舗購入
10月:上記店舗向かいのビル購入

2018年現在の家賃年収約5,400万円

月に5〜10日、一日に数時間働く狩猟型の生活を満喫している

不動産投資を始めるきっかけや初期の苦労については大家列伝(前編・後編)を参照ください。

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