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深夜に独り返済表を眺める。僕のチャンスのつかみ方。成功者に必須な一点集中力。

広田健太郎さん_画像 第86話

家族が寝た後のリビングで深夜に独り、銀行への返済表を見ながら危機感を感じています。

特に何か問題があるとか差し迫った危機があるわけではないのですが、自分の借入総額と年間の家賃収入、固定資産税の高さと税金の多さを直視し向き合うことで、自分が歩いている道は正しいのか、このままでいいのか、驕り高ぶっていないか、勘違いしていないかと問いかけるキッカケになります。

僕は昔から歴史が好きです。そこから学んだことは、「 時代も人も良い時も悪い時も必ずあって、それは必ず繰り返されるものであり例外はない 」ということです。

特に僕は一度、20代で周りよりもかなり成功して、こんなに人生がうまくいっていいのかと思っていた時期がありました。そして、その驕りから人生が破錠しかけたことがありますから、その怖さは身にしみています。

数時間、返済表を見ながら自分の人生を問い続けた翌朝の目覚めはとても気分が重く、今朝もテナントがほとんど退去するという悪夢で目が覚めました。絶望的な朝の始まりですが、本当に毎日が絶望的だった10年前に戻らないように定期的に返済表を眺めることを自分に課しています。



■ 僕のチャンスのつかみ方

チャンスが欲しいと思いながら、いざそのチャンスが目の前に来ても動けない人がほとんどです。しかも、チャンスは定期的に訪れるものではなくて、突然にそして連続で来ます。

特に連続で来るということを理解していない人が多いように思います。そしてそのチャンスがしばらく続いた後には、いくら待っても悲しいことに、もう何も起こりません。

僕が以前、地元で毎月1回のペースで勉強会を主催していた時の話です。栢野克己さんという方の「 弱者の戦略 」という本を読んだことがきっかけで勉強会を始めるようになったのですが、その第1回目の講師は栢野さんにお願いしました。



そして翌月の第2回の講師も栢野さん。3回目の講師も栢野さん。確か6回目くらいまでずっと毎月栢野さんに講師をお願いしました。( 毎月お願いする僕も僕ですが、栢野さんは福岡の方ですから、本当によく毎月高崎まで来てくれたと思います )

最初は30人いた参加者が、25人、20人、15人、10人と減っていきました。僕は不思議でなりませんでした。なぜ1回話を聞いたからと分かったつもりになってしまうのだろうと。僕自身は、回を重ねるごとに理解が深まり、どんどん教えが血肉となっていくのがわかりました。

それは例えれば、1回教えてもらってサッカーでキックの仕方が分かった、トラップの仕方が分かった、というようなものです。わかるのとできるのでは天と地の差があります。


初セミナー主催準備の時のメモ

1回コーチにやり方を教わってできるようになるわけがありません。世界のトッププロでさえ、プロになってからもコーチやトレーナーなどから「 毎日 」教わっています。それを素人の我々が1回教わったからといって身につくはずがない。

僕は栢野さんから学んだことを翌日から1カ月で試行錯誤して、そこから出た疑問や課題について翌月の勉強会で重点的に学ぶということを繰り返しました。半年間に渡る集中的な学びが、今の僕のエリアを絞る投資法につながっています。

栢野さんから地域を絞ること、そして、絞った地域に集中的に営業をする方法を学んだ後で、望月まもるさんというポスティングを専門にしている方の本を読み、講師をお願いしました。

1回で終わる予定が、参加者からのリクエストも多かったので望月さんには全6回の実践コースをお願いしました。毎月課題を出してもらい、それを実践し、その結果を発表するというサイクルを繰り返しました。

全員が会社のフリーペーパーや営業用のチラシを形として作り上げました。僕も会社のフリーペーパーを創刊したり、チラシを作ったりして自分でポスティングしました。

その後、栢野さん経由で「 がんばれ社長 」というメルマガを発行している武沢信行さんという方を知り、僕の勉強会にて講演会をしてもらいました。これが2011年1月です。

2月には日本のパ・リーグで主審をしていた平林岳さんという方が、40歳を過ぎてメジャーリーグで審判になることを目指して数年間チャレンジしていることを新聞で知り、新しいシーズンが始まる渡米前に講演に来てもらいました。

数年間にわたる平林さんの夢の挑戦への活動資金が不足しているという記事だったので、講演をして欲しい、その代わりに僕は参加費だけでなく活動資金の資金を募るというお願いをしたのです。

この時35歳だった僕は、この講演が胸に響きました。諦めきれない夢に向かってもう一度チャレンジしよう、そのためにはもう時間がないと覚悟を決めて、この講演会を最後に2年にわたって開催していた勉強会を終了しました。

その後、東京での武沢さんのセミナーに通い、これからの10年を計画し、実現していくための方法を、個人的に学んでいくことにしました。


武沢先生のメルマガをプリントしてノートに貼っています

本当は地元に武沢さんを招いて地元の仲間にも再び半年くらいのコースを作りたいと思ったのですが、自分の人生に集中したかったのと武沢さんが自前のセミナーで半年コースを開催されていたので、仲間にはそれを伝えて希望者は東京で学ぼうと伝えました。

全6回のコースに全て参加したのは僕だけでした。初回は数名いた気がするのですが、3回目には僕だけになっていました。

ここから学んだ僕の教訓というのは、「 学ぶ時には一気呵成に 」ということです。半年や1年に1回ではないのです。身についた後は定期的に確認するという意味で半年や1年に1回で良いのですが、まだ身につけていない時に定期的では身につくものも身につきません。

投資でも分散投資という言葉がありますが、100万円の資産を分散投資といってもリターンはたかが知れています。小さい時は分散ではなく短期間集中して結果をまずは出すのです。

■ 成功者に必須な一点集中力

とはいえ、僕自身は昔から1つのことに夢中になるとそればかりで、しばらくするとそれまでの熱狂がまるで嘘のように一気に興味がなくなって違うものに夢中になるという悪癖を、昔から指摘されていました。

小さい時は、祖父の家にあった古銭や記念切手に恐ろしいほどの熱量で夢中になったかと思えば、ある日、パタッと興味を失いました。おそらくは勉強会も同じで、講師の先生に対しても参加者の方に対してもそうであったろうと思います。

しかし、僕が勉強会を終えて数年後、講師であった栢野さんからこんな内容のメールが届いたのです。( 大切なメールなので今も保存しています )

「 広田さんは成功者に必須な『 一点集中力 』があります。これはなかなか学んでも得られない。セミナー主催の頃も狂ってたね。熱しやすく冷めやすいのもいいよね。10年単位とかで、選ぶのはひとつがいいね。ドラッカーもそうやっていた。そして、クリアしたら次のステージへ行くんだ 」

一般社会の価値観では短所であるはずの僕の悪癖ですが、「 熱しやすく冷めやすいのは成功者に必要な性質なのだ 」と肯定してもらえたのです。

事例がダラダラと長くなってしまいましたが、僕の経験から言いたいことは、「 チャンスを掴み突き抜けるまでは一点集中で徹底的に継続して学び続ける 」ことが大事ということです。

「 次 」や「 違う 」ものに行くのは、今をクリアしてからなのです。冠婚葬祭以外の予定は全てキャンセルしてでも学ぶ。僕はそうやって全てに最優先して集中的に学びステージをクリアしてきました。


講義を聞きながら頭に浮かんだことをメモ

思えば、戸建て投資のプロとなったジム鈴木さんも、僕の主催していた経営者、自営業者向けのセミナーにサラリーマンでありながら初回から毎回のように参加していました。初回に来てまた1年後ではないのです。

彼は埼玉から仕事が終わって平日の夜に毎月、学びにきていました。それが一生続くわけではありません。たかだか1年2年集中すれば、一生使える武器を手に入れることができるのです。

先日、僕が健美家コラムを連載してから、当時の勉強会に1回だけ参加してくれた人と偶然話す機会がありました。

「 広田さん、コラム読んでるよ。当時はわからなかったけれど、実はすごい場だったんだね。また勉強会をしてくれない? 今度は毎回通いたいな 」

チャンスをつかむ人とつかみ損なう人との違いは、そんなところなのだと思います。( 第4話のコラムに書いた物件を買えない人と全く同じ反応ですね )。


人生ボロボロで追い詰められて開き直った時に

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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 広田健太郎(ひろたけんたろう)さん

hirotasan

不動産投資家
マレーシア・ペナン島在住

ツイッター
https://twitter.com/kentarohirota

ブログ
walk on the blue ocean.

■ 経歴

□1975年
群馬県高崎市に生まれる

□1997年
早稲田大学スポーツ科学部卒業(サッカー部所属)

□1998年
シンガポールプロサッカーリーグDIVISION1でプレイ

□1999年
個人事業主として「サファリレコード」創業

□2005年
結婚
父親のすすめで1棟目のビルを購入

□2008年
レコード店を閉め、父親の不動産会社へ入るも2カ月で退社

□2009年
宅建免許取得

□2017年 マレーシア・ペナン島に移住

□2018年
宅建免許返納

■ 所有物件

□2005年
11月:商業ビル購入(4テナント)20%

□2011年
3月:商業ビル購入(3テナント、1住居)売却済

□2012年
7月:商業ビル購入(4テナント、1住居)26%
9月:商業ビル購入(3テナント)28%
9月:中古戸建購入(売却済)

□2013年
3月:商業ビル購入(売却済)
6月:区分マンション購入(売却済)
9月:自宅近くの中古戸建購入
10月:土地購入⇒コインパーキング(23台)
12月:中古戸建店舗購入(売却済)
12月:自宅隣の中古戸建購入

□2014年
3月:商業ビル購入(2テナント) 20%
7月:商業ビル購入(売却済)br /> 10月:商業ビル購入(2テナント)32%

□2015年
3月:中古戸建店舗購入(売却済)
3月:土地購入⇒コインパーキング(35台)
6月:土地購入⇒コインパーキング(5台)
10月:転売用土地購入(売却済)
11月:自宅近くの中古戸建購入

□2016年 4月:店舗購入
5月:牢屋ビル購入(売却済)
8月:店舗購入

□2017年
3月:全空ビル購入
8月:ロードサイド店舗購入
10月:駅近ビジネスホテル隣の店舗購入
10月:上記店舗向かいのビル購入

2018年現在の家賃年収約5,400万円

月に5〜10日、一日に数時間働く狩猟型の生活を満喫している

不動産投資を始めるきっかけや初期の苦労については大家列伝(前編・後編)を参照ください。

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