2016年の終わりから変化の兆しがあった銀行の不動産投資への融資姿勢ですが、2018年のかぼちゃの馬車&スルガ銀行の事件で最終章に近づきつつあると感じています。今までの経緯を簡単にまとめてみました。
まずは私が不動産投資は始めた時期とほぼ一致するアベノミクスによる融資拡大期。スルガ銀行、横浜銀行、千葉銀行など有力な地方銀行が貸出拡大のためサラリーマン大家さんを含めた不動産マーケットに積極的に融資をしていました。
現在と比べ、首都圏で1~2ポイント、地方では3~5ポイント利回りが高かった印象です。ですので、この時期に物件を購入された方のほとんどが売却益、もしくは含み益を抱えた状態でいると思われます。
次に融資に変化の兆しが出始めた2016年後半。( 私は今までに7棟売却していますが、2016年の後半が不動産価格のピークだったのではないかと思っています )。
とはいえまだまだ購入意欲の強い新規参入者も多く、銀行も極...
①アベノミクスによる異次元の金融緩和( 2012年12月~ )
②金融庁によるアパートローンへの注意喚起( 2016年9月~ )
③かぼちゃの馬車&スルガ問題表面化( 2018年1月~ )
②金融庁によるアパートローンへの注意喚起( 2016年9月~ )
③かぼちゃの馬車&スルガ問題表面化( 2018年1月~ )
まずは私が不動産投資は始めた時期とほぼ一致するアベノミクスによる融資拡大期。スルガ銀行、横浜銀行、千葉銀行など有力な地方銀行が貸出拡大のためサラリーマン大家さんを含めた不動産マーケットに積極的に融資をしていました。
現在と比べ、首都圏で1~2ポイント、地方では3~5ポイント利回りが高かった印象です。ですので、この時期に物件を購入された方のほとんどが売却益、もしくは含み益を抱えた状態でいると思われます。
次に融資に変化の兆しが出始めた2016年後半。( 私は今までに7棟売却していますが、2016年の後半が不動産価格のピークだったのではないかと思っています )。
とはいえまだまだ購入意欲の強い新規参入者も多く、銀行も極...
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