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火事、滞納、孤独死、入居ゼロ。それでも「大家業」ほど努力が報われる仕事はない

不動産投資の失敗例告白/大野靖弘さん_画像

第一回38才で家賃月収240万。大野靖弘さんの元に届いた「アパートが火事だ!」の一報
第二回火災発生後に何をしたか? 自らの無知が招いた「保険金の支払い」に関するゴタゴタ

上記のコラムの続きです。火事の発生後、保険金は管理会社に支払われ、私のところにはまったく残らない…。この違和感は何だ。

大家仲間にも、「 おかしいんじゃない? 」と言われ、私の火事後の対応が「 失敗 」だったと気づきました。冷静になって振り返ると、反省点はいくつもありました。

・保険の知識のなさから、保険加入を管理会社へ丸投げしたこと
・保険金の振込先を管理会社にすることをよく考えず承諾したこと
・工事の見積り内容や金額を確認しなかったこと
・事前に「 事故時諸費用 」の割合や金額を確認しなかったこと

どれか一つでも自分できちんと対応していれば、違った結果になったかもしれません。

でも、まさか、自分のアパートが火事になるなんて、思わなかったから…。
火事のショックで、いつもなら当たり前のことが、できなくなっていたので…。

言い訳はいくつも浮かびますが、全て、自分の責任です。アパートを買い、収入が増えたことで自分が前進している気がしていましたが、この時ばかりは、大家としての未熟さを痛感しました。

私は正直、物件を安く買うことや満室にすることにばかり力を入れていて、保険についてきちんと考えたことがありませんでした。

しかし、先輩大家さんたちは口を揃えて、「 保険は奥が深い 」といいます。この件があってから、私は保険の内容や活用について以前よりもずっと、意識するようになりました。もう同じ失敗はしません。

ちなみに、リフォームが終わった3部屋は、築古アパートには不釣り合いな、新築分譲マンション並みの内装に生まれ変わり、今でも活躍してくれています。ただ、火事を起こしたご本人は、気まずくなったのか、リフォームが完了してすぐに退去されました。

■ 他にもある失敗談と、初心者の皆様へ伝えたいこと

ここからは、これまでの振り返りと、これから始める方へのメッセージを書きたいと思います。今回、私は火事とその後の対応の失敗談を紹介させていただきましたが、実は、それ以外にも様々な失敗を経験しています。

・売却決定後にその物件で孤独死が発生
・新築引き渡し時に入居ゼロ
・半年滞納で調停に
・工事半ばでリフォーム業者が夜逃げ



引き渡し時入居ゼロだった新築アパート

小さなものを入れれば、その他にも数々の失敗を経験しましたが、その都度、新たな知識を得る事ができました。そういう意味では、私はこれらのアクシデントを、一度も失敗と思った事はありません。

自転車に乗れるようになった子供は、練習で転んだことなど忘れているはずです。私も過去に転んだことは気にしません。自由に好きなところへ行けるようになったのですから、そちらを楽しむことに集中します。

2017年に、会社員という「 補助輪 」を外し、ますます行動範囲が広がりました。アクシデントが起きるのは、行動範囲を広げたことの当然の結果です。

■ アクシデントは必ず、起こる。大切なのは、いかに備えるか

今までの大家業を通じて、わかったことがあります。それは、「 不動産投資では知識がないことが一番のリスク 」ということです。

「 新築と築古はどちらがリスクが高い? 」「 都会と地方はどちらがリスクが高い? 」「 FXと仮想通貨と不動産投資では? 」等、ちまたではあれはリスクが高い、あれはリスクが低いといういい方をしますが、問題はそこではないのです。

今回の件も、私にきちんとした知識があり、自分自身で手配を進めたり、管理会社さんとのやりとりを対等な形で行ったりできていれば、モヤモヤする必要はありませんでした。( 管理会社さんにも失礼なことを書いてしました。知識があれば、それも防げました )。

物件を買う前には本を読み、勉強会に行き、相談できる仲間を作りましょう。それを積み重ねれば、知識が増えます。そして、増やした知識を元に行動すれば、自分の未来、家族の未来は変わるはずです。

皆さんの中には、「 自分の物件で火事や孤独死があったらどうしよう… 」と不安を抱えている方もいるかもしれません。でも、心配は無用です。

これから先の長い大家人生。それらは全て、必ず、起こります。そう考えれば、あとはそれに備えるだけです。そして、備えがあれば失敗も想定内の出来事となります。


築47年の戸建てを再生した物件

■ 不安に飲み込まれるのは「 行動していない 」とき

人は初めての事に不安や恐怖を感じるようです。ただ、いくつか経験してみると、意外と平気だったな、何とかなるな、という事に気付くはずです。

私も日々、不安を感じる場面があります。そういう時は大抵、行動もせず頭だけで考えてしまっています。今では、不安を感じた時は、「 行動していないサイン 」と捉え、行動に移すようにしています。

そして、結果を気にしないようにしています。「 あの物件を買えていたら… 」「 融資がついていたら… 」と悔しい思いをすることもありますが、相手がいる以上( 売主さん、ライバル、金融機関、等々 )、自分の思い通りに行くとは限りません。

その代わりに、私は「 自分のベストを尽くすこと 」に意識を集中するようにしています。

・物件を見つけてからは、できる範囲で最短で現地を見に行ったか
・不動産会社には誠心誠意対応したか
・金融機関への資料はできる限り完璧なものを用意したか
・追加資料を求められたら最短最速で対応したか


全てベストを尽くした上で買えなければ、仕方がありません。それに、ベストを尽くすと今の自分に足りないものが見えるので、目線が先に向きます。すると、それ以上、引きずる事はありません。たぶん( 笑 )。

■ 大家業ほど努力が報われる仕事はない

私は大家業ほど努力が報われる仕事はないと思っています。100円の焼き鳥を買うのに躊躇していた私も、不動産のおかげで、多少の余裕が持てるようになりました。

こんな自分を理解して応援してくれる妻と3人の子供たちには、本当に感謝しています。自分が今、こうやって小さい頃から憧れた家庭を持てていることを、今でも夢みたいだと思うことがあります。

現状に不満のある方。悩んでいる方。現状を抜け出したい方。人は皆、自分の理想の人生を歩む権利があるはずです。どうか、成りたい自分の姿を叶えてあげて下さい。

私は人と比べない事が、人生を楽しむコツだと思っています。どこの世界にも、上には上が居るものです。大切なのは昨日の自分より、少しでもいいから成長していくことです。

どうせなら、目的地は楽しい方が、足取りも軽くなるでしょう。途中の道のりも、家族や友人と一緒ならきっと楽しいはず。大家業もきっと、同じだと思います。私にも、たくさんの大家仲間や尊敬する先輩たちがいます。



写真は、大家歴30年以上のレジェンド石井豊さんのログハウス作りにお邪魔した時のものです。石井さんには本当に多くのことを教えてもらいました。こうした幸運に比べたら、失敗などとるにたらないことだと思うのです。

現状を変えたいと願った30才の自分。子供に100円の焼き鳥を買ってあげられなかった自分。それから毎日毎日、24時間365日願い続けました。

「 思考は現実化する 」

といいます。ナポレオン・ヒルのこの書籍を読んだ当時は、深く理解する事はできませんでしたが、今ならわかります。常に願い、常に行動を続けた結果、現実は変わりました。物事は私たちが考えるより、ずっとシンプルなのかもしれません。



庭のラベンダー。レンガで小道を作ってみました



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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 大野靖弘さん

oono

□専業大家
□北海道在住
□家族は妻と娘3人

ブログ:不動産 夢の実現の日々 30才大家

■経歴

□1980年
誕生

□1987年(7才)
母を亡くす

□2002年
大学卒業後、外資系ブランドに入社

□2004年(24才)
父を亡くす

「人はいつ死ぬか分からない。その時に絶対に後悔しない人生を送らなくては」と強く感じる

未来に希望が見出せず、2度の転職を経験。会社が変わっても何も解決しないと知る

□2010年(30才)
結婚し、娘も生まれて幸せを感じながらも、100円の焼き鳥を買うのに躊躇する自分に猛烈に違和感を抱く

加藤ひろゆきさんの書籍を読み、大家になることを決意

□2011年(31才)
1棟目のアパートを購入

□2012年(32才)
2棟目のアパートを購入

年末に火事になる

□2013年
U
築古戸建を購入し、再生して高利回りで賃貸する手法で資産を増やす
U
□2017年(37才)

会社をセミリタイア、専業大家になる

□2018年(38才)
中古アパートと戸建10棟と区分1戸の合計48室を所有
家賃月収は約240万円

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