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不動産活動が職場でバレた!あるサラリーマン大家の懺悔と告白【前編】

不動産投資の失敗例告白/中森サトルさん_画像 不動産投資の失敗例告白/中森サトルさん

2020/10/1 掲載

はじめまして。中森サトルと申します。2019年から不動産投資をはじめ、現在3戸の戸建を所有している駆け出し大家兼、サラリーマンです。

私の告白する失敗とは、不動産活動に夢中になりすぎて、勤務先に不動産活動をしていることがバレてしまったというものです。2回に分けて、その一部始終を報告します。

全国には多くのサラリーマン大家さんがいらっしゃいます。皆さんに私の痛い経験が少しでも参考になれば幸いです。

■ サラリーマン投資家が絶対にやってはいけない禁じ手に手を染める

私が不動産投資をはじめたのは42歳のとき。決して早いスタートではありません。不動産は時間が最大の味方になってくれますが、その時間が私には少ないのです。オマケに自己資金も少ない( 涙 )。それでも不動産に希望を見出し、全力でコミットしていきました。

平日は子供と妻が寝ている間に読書やSNSによる情報交換を行い、休日はほぼ全ての時間を不動産活動に充てました。とにかく行動量でリカバリーしようと必死でした。

それでも、時間が足りません。むしろ、知れば知るほど、学ばなくてはならない事は増えていく一方です。そんな私は、サラリーマンとしては決してやってはいけない「 禁じ手 」に手を染めてしまうことになります。

それは、「 勤務中に会社から貸与されたPCで不動産活動を行う 」ということです。「 ちょっとくらいいいだろう 」という気持ちで始めてしまいました。

ところが、いつの間にか使用時間が増え、気付けば度を超えた使い方をしていました。今振り返ると、完全にジャンキー状態になっていたと思います。

■ その日は突然やってきた。部長に呼び出された私

その当時、職場のPCのブラウザには常に不動産関連のサイトやSNSが立ち上がっており、仕事のスキマ時間にそれらをチェックする、というのが私の日常でした。

「 中森くん、ちょっといい? 」

ある日、いつもは本社に勤務している部長が突然、私の職場に現れました。そして、私を呼び出して、別室に連れていきます。

「 何だろう? 異動の内示にしてはタイミングが早すぎるな・・ 」

能天気にそんなことを考えながら、個室の4人掛けテーブルに座り、対峙する部長と私。

「 いやー中森くん・・・ 」

とても言いづらそうに話をはじめる部長。しばし沈黙が続きます。

「 何か変だぞ。まさか・・・ 」

嫌な予感がしました。まさか、私の不動産活動がバレてしまったのかも? そう感づいたとほぼ同じタイミングで、部長が口を開きました。


「 実は全部バレている。不動産をやっているだろう? 」


( !!! )


頭の中が真っ白になりました。遅かれ早かれ、勤め先に知られる日が来るのではないかと思っていました。しかし、このタイミングは早すぎます。まだ2号物件を取得したばかりなのに。

この先、一体どうなってしまうのか、この職場で働き続ける事ができるのか、家族に迷惑をかける事にはならないだろうかと、一瞬の間に様々な思いが頭の中を駆け巡りました。

■ 副業ではなく、投資です!

この時の一瞬パニックになるような感覚を、今でも鮮明に覚えています。

「 あわてるな。落ち着け・・・! 」

こういう時に、慌てても良いことはありません。まずは落ち着いて、冷静にならねばと、自分で自分に言い聞かせました。沈黙する私に、部長は更に続けます。

「 君が仕事中に、不動産関連のサイトやSNSを見ているという報告が現場から上がってきている。それが役員の間でも問題となっている 」

どうやら職場の誰かが私の行動をリークしたようです。

「 君の行動には副業の疑いがかかっている。中森くん、副業してはいけないのは知っているよな? それなのに、なぜこんな事をしたんだ? 」

とても困った様子で部長は私に問いかけます。

( 副業!?・・・そうだ、思い出した! )

遅かれ早かれ、今回のような事が起きる事は想定していました。そのため、こんな時のために私は自分のスタンスについて説明する準備をしていたことを思い出したのです。

「 副業という認識はありませんでした。私が行っているのは『 不動産投資 』です! 」

部長は一瞬驚いた表情をしましたが、黙って私の話を聞いてくれました。

「 マンションの1室を購入して賃貸に出すワンルーム投資が、私の場合は戸建てになっただけです。副業だというつもりは全くありませんでした・・・ 」

「 不動産投資に夢中になってしまったが為に、勤務時間中に貸与されたPCを私的に利用してしまったのはその通りです。申し訳ありませんでした 」

私はあくまでも投資であり、会社で禁止されている副業ではないという自分のスタンスを主張し、謝罪すべきところは素直に認め、謝罪しました。

■ 自宅待機の処分と不安

政府は働き方改革により、副業解禁を推進しています。しかし、大半の日系企業は就業規則によって副業に制限をかけているのが実情です。私の勤め先も同様、副業は禁止とされていました。

そこで、私の不動産活動は事業ではなく投資であると何かあった時は言い切らなくてはならないと、あらかじめシミュレーションしていたのです。

そのお陰で、しどろもどろにならずに自分の意見を主張できたのは不幸中の幸いでした。( 金融機関に対してはまた異なる主張があると思いますが、ここでは敢えて触れません )

部長はそれを受けて、こう言いました。

「 君の主張はわかった。しかし、本件が問題になっている事に変わりはない。何らかの処分が下るだろう。それが決定するまで無期限の出社停止を命ずる。明日からは自宅で待機しているように 」

自宅謹慎の指示でした。あくまでも投資だと主張しても、貸与されたPCの私的利用に関しては言い逃れできません。みんな多少はやっているし、大目に見てくれるだろうと考えていた私は甘かった。

今後、どうなってしまうのだろう・・・。翌日以降、自宅待機となった私は、不安な日々を過ごすことになりました。

つづく



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プロフィール

■ 中森サトル

sakimorir

□勤め人兼駆けだし大家
□北関東在住
□妻と子の3人暮らし
Twitter:@SatoruNakamori
ラジオ中森サトルの全力疾走ラジオ

■経歴

□1976年
兼業農家の長男として生まれる

□1995年(18歳)
大学進学を機に上京

□1999年(22歳)
新卒で都内のアパート管理会社に就職
大家業は地主がやるものというマインドブロックが形成される

□2001年(24歳)
人材系ベンチャー企業へ転職
猛烈に働けば豊かになり幸せになれると信じて資本主義の奴隷と化す

□2007年(30歳)
ハードワークで心身が疲弊し、生活の安定を求めて某大手アパート建築会社の管理部へ転職
しかし職場に馴染めず退職。以降、転職を繰り返す

□2014年(37歳)
未だ貯金ゼロ
玉砕して実家のある北関東へ戻る

□2016年(38歳)
地元のメーカー系子会社へ就職

□2018年(40歳)
サウザーラジオにより、猛烈に働けば豊かになり幸せになれるという幻想が崩れる
大家業は地主だけのもの、というマインドブロックが崩れ去る

□2019年(42歳)
加藤ひろゆきさんのオールナイト大日本の放送開始を機に、本格的に大家を志す
3ヶ月後に北関東にて1号物件を200万で購入

□2020年(43歳)
1号物件に入居者が決まる。家賃4.7万(表面利回り28.2%)
2号物件を公庫の融資にて取得。修繕中
3号物件を取得。修繕中

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