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【2回目】役に立った地震保険。入居者と自分自身の為に準備しておいてよかったこと

不動産投資の失敗例告白/白井たかみつさん_画像 不動産投資の失敗例告白/白井たかみつさん 著者のプロフィールを見る

2021/3/11 掲載

■ 役に立った地震保険

前回の続きです。仙台で賃貸経営を行うと決めた私でしたが、文部科学省研究開発局地震・防災研究課 地震調査研究推進本部事務局の発表したデータから、大震災が来ることが予測されていましたので、そのための対策を講じることにしました。

まず、所有物件は火災保険に追加して地震保険に加入しました。これは役に立ちました。震災直後は保険会社の査定員が足りず、保険金額の算定ができなかったのですが、夏頃になって来ていただき、すべての物件で一部損壊が認められました。

その後、仙台市の罹災判定を受けた際に、所有する中の一軒の貸家が「 半壊 」の判定となり、保険会社の判定も「 半壊 」にアップしたため、支払い保険金額がさらに上がりました。民間の保険会社の判定よりも、市の判定のほうが優先されたというわけです。

さらに、「 一部損壊 」から「 半壊 」に判定が上がった貸家に住んでいた入居者さんに災害義援金が支払われ、入居者さんも喜んでいました。

この場合、災害義援金は大家さんに支払われるのではなく、入居者さんに支払われます。このようなことは、入居者さんは知らないことが多いので、大家さんや不動産屋さんから積...

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プロフィール

■ 白井たかみつさん

白井たかみつさん

□仙台在住の不動産投資家
□宅建士

Twitter:@SendaiOoyasan


■ 経歴

□2002年
サラリーマンの仕事で仙台に転勤
自宅を購入したのを機に、市内で賃貸不動産経営を開始

□2005年
退職、独立
年1軒のペースで物件を買い増す

□2009年
宅地建物取引主任者の資格を取得

□2011年
不動産取引業として登録
東日本大震災を経験

□2020年
仙台で戸建てを中心に賃貸経営を行う


【編集部注】

※本コラムは、2014年に出版された「 行動する大家さんが本気で語る 選ばれる不動産屋さん 選ばれない不動産屋さん 」( 行動する大家さんの会著/清文社 )の第9章を元に新たな内容を加筆したものです。


※失敗告白ではなく、失敗を回避したという内容ですが、リスク喚起という意味からこのカテゴリーで掲載させていただきました。

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