私の米国不動産投資の失敗の原因についてご紹介する最終回。前回に引き続き思いあたる部分をお話ししてまいります。
■ 失敗⑧:比較検討の時間がない。ヨソモノに良い物件を売るはずがない!
海外物件を買う場合「 コレを買え!」という提示を仲介業者からされることが多いでしょう。でも物件を比較検討するために、何度も現地との間を往復できません。
当然生まれ育ったところや商売をしていた、住んでいたという地縁がなければ土地勘もありません。仲介業者が「 直ぐに売れちゃいますよ 」などと煽ったりして検討に時間をかけられないこともあります。
また、仲介やインスペクターが見落とした点を自分で事前に見つけられることはほぼ不可能です。仮にそんな見落としがあったとしても、契約上仲介/インスペクターは、責任から逃げられるようにできているのが普通です。
あと「 全くのヨソモノに、地元投資家も欲しがるような良い物件を売るはずがない 」んです。
これは当たり前で、逆の立場なら分かりやすいでしょう。たとえば、あなたが日本の現地の業者さん、或いは物元業者と購入者の間で仲介する業者だとして、日本語も話せない外国人に、投資
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