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なめてんのか!? 資金繰りに窮した3戸のコンドミニアムと無責任すぎる関係者たち

不動産投資の失敗例告白/ひろ*さん_画像

恥を忍んでお送りしている私の失敗告白。サラリーマン大家の私が、お金もないのにフィリピンのコンドミニアムを買って大変な目にあったお話をお送りしています。よろしければ以下のコラムもあわせてご覧ください。

□第1話:フィリピンのコンドミニアムを続けて3戸購入した私の反省
□第2話:手違いだらけで進まないフィリピン・コンドミニアムの融資付けの話




さて、フィリピンのコンドミニアムのプレビルド案件を3つ続けて購入したものの、あまりのトラブルの多さに嫌気がさしてきた私。それでも、まだ心の中には「 売却でキャピタルゲインをゲット! 」という希望が、わずかながら残っていました。

しかし、2015年12月、状況は変わりつつありました。とっくに終わっているはずの1戸目と3戸目の融資が実行されず、焦りといら立ちが限界に近づいてきたのです。

このままだと、払い込んだお金は没収され、物件も手に入らないということになります!

銀行側は「 支払い遅延のペナルティが終わっていないので融資を実行できない 」と言いますが、支払い遅延はデペロッパー側のミス。私ではなくデペロッパーさんがなんとかするのが筋のはずです。しかし、何度説明しても、納得してくれません…。

そんな中、1戸目について、「 融資が実行されないならキャンセル扱いにする 」という最後通告がデペロッパーから届きました。現金で支払えば済む話ですが、キャッシュがない( 涙 )。お金が入ると、すぐに物件を買ってしまう私の悪いクセが、自分の首を絞めてきます。


工事中の1戸目

■ 無念。3戸目はペナルティを支払って融資実行へ

そして2016年1月、事態が一向に進展しない中、3戸目の融資をしてくれる予定の金融機関さんから、「 ペナルティ問題を早く解決してくれ 」と連絡がありました。ペナルティは私の問題ではないと何度も伝えているのに、一向に聞き入れてもらえません。

数日後、3戸目の金融機関さんから、日本の自宅に20万ペソ( 日本円で40万〜50万 )の請求書が送られてきました。現地のエージェントに確認すると、「 営業側で交渉をした結果、ペナルティを減額できた。これが限界なので払ってもらえないか 」と言います。

結局、この金額に、ローン+事前支払済の金額で賄いきれなかった分の100万ペソ( 日本円で200万〜300万 )を加え、合計120万ペソを支払うことで融資を実行してもらうということになりました。無念です。


3戸目のコンドミニアムに併設されているモール部分

■ 2戸目の残金支払いは金利16%のローンで切り抜ける

2016年3月、2戸目が完成したとの連絡が入り、残金の支払が必要になりました。少し前から売却に出しているものの反応はないため、お金を用意して、保有するしかありません。しかし、1戸目と3戸目のゴタゴタに加え、本業の仕事も手一杯で、とても頭が回らない状況です。

デベロッパーさんに正直に、「 すぐに融資を付ける目処が立たない 」とメールしたところ、「 それなら、インハウスローンを使いましょうか 」という返事が届きました。

金額:480万ペソ( 日本円でだいたい900万くらい )
期間:5年( 短い! )
金利:16%(当初1年は8.8%)
通貨:ペソ建て
特記:最終回に300万ペソを一括支払

金利が超高いのですが、背に腹は代えられません。正直、この時は目の前の支払を何とかすることしか考えられない状態で、数字も頭に入っていなかったと思います。すぐに契約書を記入し、国際郵便で返送。なんとかピンチを脱しました。


工事中の2戸目

■ 1戸目の融資に関するゴタゴタが終わらない

この年の1月、1戸目の融資の内諾を得ている金融機関さんから、私の携帯に「 本人確認 」のための架電がありました。拙い英語でなんとか応答し、ホッとしたのもつかの間、「 もう一度SPAの手続きを行ってください 」と、連絡が入りました。

当時、私は地方に単身赴任中。東京まで行って、あの段取りの悪い公証役場とフィリピン大使館に行くことを考えると、気がめいります…。対応策として、書類の準備を認証代行サービスに依頼し、手続きを終えました。

ところが、融資は相変わらず実行されません。すでに2016年3月、最初の承認から約1年が経過したのに、何がどうなっているのでしょうか? デベロッパーさんに尋ねると、「 1月にSPA作成を代行業者に頼んだことが引っかかっている 」と言います( なんで? )。

現地の代理人の方が交渉してくださるものの、デベロッパーさんの主張は曲がらずじまい。代行業者さんにお金を払って作ったSPAは、まったく意味がなかったということです( 涙 )。

急げと言うから、一番スピードが出る選択肢を取ったらこの有り様。単身赴任の合間を縫って何とか時間を作り、再び、SPAを作成しましたが、本当に疲れました…。

■ 想定通りのインカムゲインが得られない!?

そして2016年5月、未だ融資が実行されない1戸目。その間に、先に引渡しを受けた知人から、「 当初聞いていたインカムで10%なんて状態には程遠い。せいぜい共益費+αが払える程度 」という情報が入ってきました。

工事の遅れで公共部が完成しておらず、今は家賃を上げられないこと。雨後の筍のようにコンドミニアムが出来ており、需要と居級のバランスが崩れていることなどが原因ではないかといいます。


フィリピンの街並み

また、ローカルの人口は増えているフィリピンですが、所得は上がっていないため、コンドミニアムに住める地元民は超少数。結局、外国からの駐在などの需要に頼るしかなく、少ないパイを取り合っている状態なのも影響していると考えられました。

2016年7月、1戸目の融資は未だ実行されず、ここにきて金融機関さんから「 結婚証明書 」の提出を求められました。「 今さら? 」とあきれつつも、とりあえず未翻訳の戸籍謄本を提出して、あとで翻訳を送ることにしました。

■ 1戸目の融資が延びた理由と、いい加減すぎる関連会社の人々

その後も、1戸目の融資は実行されません。承認から驚異の1年半待ちです。現地のエージェントさんを通じて理由を調べてもらうと、1回目の承認は、本来通すべき部署を通さずに「 融資OK 」と担当者が勝手に私に伝えてきたようです( え? )。

それでも、急いで資料を出せば融資が通った可能性が高かったのに、私がモタモタしているためにダメになったとのこと。その後、もう一度、銀行内でゼロから審査を行ったりする中で、時間が延びてしまったたのだとか。自業自得もあったのかと思うと、またため息が出ます…。

ちなみに、ここまで諸々のやりとりは、現地のエージェントさんを通じて行いました。なぜそうしたかというと、途中で切り替わった日本側の代理店さんが全く役に立たなかったからです。※第1話参照

どのくらいダメだったかというと、担当さんにメールをしても返事はなく、代表アドレスに送信すると、「 彼は退職していません 」という返信が来たくらいです。

なめとんのか! 関わっている人たち、無責任すぎます!
もう、笑うしかないとは、このことですね。

さらに悲しい次回に続く・・・

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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ ひろ*さん

dappesan

□1978年、埼玉県生まれ
□妻と二人で東京都在住

ブログ「不動産投資問わず語り」
大家列伝「前編・後編」

□IT企業勤務
□不動産投資家

■ 経歴

□2001年
某国立大学卒業後、IT系企業に就職。

□2007年
結婚してマイホームを購入したところ、生活がカツカツに。「お金は銀行に預けるな」(勝間和代)を読み、資産運用に興味を持つ。
書籍やセミナーなどで不動産投資の勉強をスタート。

□2008年
札幌1棟目購入:S63築 木造 2DK×5(2017年売却)

□2010年
札幌2棟購入:S63築 S造 1K×22(2013年売却)

札幌3棟目購入:H2築 木造 1R×16(2018年売却)

□2011年
フィリピンのコンドミニアム1戸目(プレビルド)を購入

□2012年
東京1棟目購入:H23築 木造 1K×1、1R×2

東京2棟目購入:H1築 S造 2LDK×1、2DK×2、事務所×2

フィリピンのコンドミニアム2戸目(プレビルド)を購入

仙台1棟目購入:S62築 S・SRC造 1K×6、4SLDK×1

□2013年
札幌4棟目購入:H25築 RC造 1DK×15

フィリピンのコンドミニアム3戸目(プレビルド)を購入

□2015年
東京3棟目購入:S44築 木造 1DK×2

東京4棟目購入:S45築 木造 1R×4

野立て太陽光発電所購入:250kW 高圧

□2016年
札幌5棟目購入:H2築 木造 1DK×16

東京5棟目購入:S44年築 木造 2DK×1

□2017年
札幌6棟目購入:S53年築 RC造 2LDK×4

札幌7棟目購入:H18年築 RC造 2LDK×17

東京6棟目購入:S23年築 木造 1R×2

東京7棟目購入:築年不詳 木造 1R×2(2018年売却)

東京8棟目購入:S53年築 木造 1LDK×4

富山1棟目購入:H4築 木造 1K×8

□2018年
千葉1棟目購入:S51築 木造 2LDK×1

4月現在、札幌市に3棟37室、東京都に7棟26室、仙台市に1棟7室、富山県に1棟8室、千葉県に1棟1室、合計13棟79室を所有

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