今回は、相続対策のための資産管理法人( 株式会社 )の株式の種類および発行のポイントについてのお話になります。
■ 6歳( 当時4歳 )の息子のために法人を設立したことについて
以前のコラムで私が6歳( 当時4歳 )の息子のために、資産継承のための法人( 株式会社 )を設立したお話を書かせて頂きました。
その法人は息子が99%の株式を所有し、残り1%を私が所有して代表者は私がなっています。この話を聞いて皆さんは、私が所有している株式は黄金株( 拒否権付株式 )にしているのではと考えている人が多いと思います。
資産管理法人の株式の割合において、自分の所有数は数パーセントにして、相続をさせる予定の家族に株式のほとんどを所有させる場合に、黄金株( 拒否権付株式 )方式は有効な方法の一つではあります。
例えばですが、家族とトラブルになった時に、家族が自分の意に背いて、自分を代表取締役から解任するなどを考えたとしても、黄金株( 拒否権付株式 )で拒否することができるからです。
しかし、私は上記の黄金株方式ではなく、属人的株式という方式で法人を設立しました。その理由は属人的株式方式のほうが黄金株方式になりメリ...
■ 6歳( 当時4歳 )の息子のために法人を設立したことについて
以前のコラムで私が6歳( 当時4歳 )の息子のために、資産継承のための法人( 株式会社 )を設立したお話を書かせて頂きました。
その法人は息子が99%の株式を所有し、残り1%を私が所有して代表者は私がなっています。この話を聞いて皆さんは、私が所有している株式は黄金株( 拒否権付株式 )にしているのではと考えている人が多いと思います。
資産管理法人の株式の割合において、自分の所有数は数パーセントにして、相続をさせる予定の家族に株式のほとんどを所有させる場合に、黄金株( 拒否権付株式 )方式は有効な方法の一つではあります。
例えばですが、家族とトラブルになった時に、家族が自分の意に背いて、自分を代表取締役から解任するなどを考えたとしても、黄金株( 拒否権付株式 )で拒否することができるからです。
しかし、私は上記の黄金株方式ではなく、属人的株式という方式で法人を設立しました。その理由は属人的株式方式のほうが黄金株方式になりメリ...
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