税理士に頼らず、自分で法人税申告書や決算書を作成する方法。そのメリットとデメリット

今回は、税理士に頼らずに自分で法人税申告書や決算書を作成することについてのお話です。

■ 法人税申告書や決算書を自分で作成する方が増えていることについて

個人の確定申告書は自分で作成しているが、法人の法人税申告書や決算書については、税理士や会計事務所に作成を依頼しているという方は多いものです。会計ソフトを使って仕訳入力や帳簿付けをできる人でも、同様のようです。

ただ、最近は個人事業主や零細企業向けに「 freee 」や「 マネーフォワード会計 」などのサービスがあり、簡単に会計ソフトの入力ができるようになっています。これらは無料だったり、非常に安価だったりします。

一方、税理士に申告書・決算書の作成を頼むとそれなりのコストがかかります。法人の規模や売上高、作成する書類の量によって金額は異なりますが、1法人あたり最低でも平均20万～30万ほどは必要になると思います。

そのような金銭的な事情もあるのでしょう。このところ、法人の決算書・申告書の作成もどうにか自分で行うことができないか考えている方が増えてきているように感じています。

■ 法人税申告書を自分で作成するメリット・デメリットについて

法人税申告書...