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DIYerたちが「空き家問題」解決の鍵?不動産業は動脈産業から静脈産業へ

らいおんさん_画像 らいおんさん 第52話 著者のプロフィールを見る

2024/5/23 掲載

どうもこんにちは。
リノベ屋のらいおんです。

このコラムでは築古の不動産を中心に、リフォームの事などを絡めた投資目線で綴らせて頂いております。
が、今回はそこから一捻り、いや、ふた捻りくらいしたお話をしようと思います。

というか投資の話ではないですな。
産業のお話です。
近年急増しているDIYerたちが、空き家問題解決に必要不可欠な『静脈産業』のカギとなるのではないか・・・というお話です。

ちなみによく間違われるのですが、僕は工事の指示をする人なのでDIYがまったくできないやつです。

職人さんたちに仕上げてもらった写真をSNSにアップしていたら、なぜだか「DIYの神!」とか「DIYの化身!」とか「本名のイニシャルはD・I・Yに違いない!」とか持ち上げられていったんですよね・・・。

この空間はもちろん職人さんにつくって頂いた。でも奥にみえる竹は僕が竹林で採取してきたよ!

この空間はもちろん職人さんにつくって頂いた。でも奥にみえる竹は僕が竹林で採取してきたよ!

そんなDIYerじゃない僕が、そろそろこの『静脈産業』に本腰を入れようとするためにDIYerたちを巻き込みたい、巻き込んでしまおうと思っている、そんな回です。

■そもそも静脈産業とは?不動産投資は、ほぼ動脈産業

簡潔にいうと、資源を加工して新しくものを生産する産業が『動脈産業』です。

『静脈産業』はその逆で、動脈産業でつくられたものを消費したり、壊したりする事ででた廃棄物などを再加工、再販売、適正処分する産業です。

加工する大工さんの工房。かっちょいい

加工する大工さんの工房。かっちょいい

動脈産業は想像しやすくて、新築を建てるなんてまさにそれです。

中古戸建やボロ戸建をリフォームして貸すことも、どちらかというと動脈産業の延長なのかなと思っています。

静脈産業は、わかりやすい例でいうと、ペットボトルなどの資源をリサイクルしてTシャツをつくるとかですね。

そう考えると、静脈産業って、実は結構身近だったりします。
資源をリサイクルするというのは世界共通の思想、理想ですもんね。

大きい括りでいうとSDGsも静脈産業の一種だと思います。
どちらかというとSDGsの中に静脈産業があるというイメージ?

ただ、不動産投資界隈ではあまり馴染みがない聞き慣れない言葉です。
なぜなら、不動産界隈では静脈産業化が全然進んでいないからです。

■空き家問題解決は“再生”よりも“壊す”が肝!僕が今後取り組もうと思っている事とは

空き家問題を解決するためには、建物を再生する術と同じくらい「解体する術」も重要だと思っています。
むしろこっちの方が難しい・・・。

ボロ戸建て

土地(好立地)に価値があれば、解体してもまた新築を建てるなり、店舗を建てるなり、駐車場にするなり土地を活用して利益を見込めるので、先行投資として解体費用を捻出できる。

問題なのは価値が付きにくい土地にある空き家で、これだと前述のように活用しにくいので、先行投資できない=解体費用を捻出できず放置せざる得ない、となってしまうのですな・・・。

シンプルに物が大きいし、相続やら権利問題が複雑なんですよ・・・。
なので、壊す産業がどうしても発達しない・・・。

これの解決方法の一つとして『土地に依存しない活用方法』をどんどん模索していかないといけないと思いました。

なので、空き家に関わるプロセスを映像化、音声化、執筆する事で本業のリフォーム売上に繋げたり(セルフ広告宣伝)、サブスクでダイレクト課金を頂いたり、スポンサード頂いたりして『土地に依存せずに利益を生む術』を模索してきました。

これは前回のコラムでも綴っているのでよろしければ併せて読んでみてください。
参照→ボロ戸建投資は不動産投資じゃない?投資家ではなくクリエイターとして考える

スポンサーTシャツ作りました

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やっとこさ3年かけて、だんだんこの方法で利益を生む事が出来てきたので、そろそろ静脈産業、つまりは活用できない土地にある空き家を解体していく事業も考えていこうと思います。

ただ、今のままでは解体費用を捻出するだけで終わってしまう。

なので解体した後もどう利益を循環させるか?を考えて、今後また数年かけてこの2つを取り組んでみるでござる。

①解体した建物の廃材(古材)を再活用した事業展開
②解体した跡地(更地)で農事業展開

まずの古材ですが、捨てる予定だった廃材を再活用する術をたくさん持っていたら、もう錬金術師ですよね。
古材の錬金術。

その実験としてまず、6月から始まる予定のRCビルの屋内に、解体した古家の敷居、鴨居、柱、障子を移築してみようと思います。

RC空間に和デザインを表現しようという試みです。

6月から工事予定のRCビル。どうなるか楽しみである。

6月から工事予定のRCビル。どうなるか楽しみである。

カフェなどでよくみる、コンクリートの無機質空間にウッドを取り入れて融合させた空間が好きなのですが、和建築var.はあまり見たことないんですよね。

でも絶対うまく融合するなぁと変に自信があって、なぜかって古ビルのフルリノベ現場で和室を解体した際に柱や敷居や畳だけが残った中途半端な状態を見た時に『これこのままですでにカッコいいやん・・・』ってよく思っていたからだと思うのである。

その他にもエポキシ樹脂を融合させた家具、小物づくりも最近実験で始めたんですよ!

めっちゃ失敗中ですけどね!

あと、キッズ向けの木工寺子屋で廃材を再利用して町内のベンチを作ろうとしたり、グループホームで使う踏み台を製作しようとしたり。

とにかく考えれば考えるほど廃材って何にでも再利用できるなと思いました。

もちろん使えるもの使えないものはあると思いますが。

でも、考えていたら今まで絶対に捨てる一択だった、白蟻に喰われまくった木が輝いて見えるようになってきたんですよ・・・。

喰われまくった蟻道にエポキシ樹脂を流し込んで、下からライトを当てて光が拡散するような構造にしたら、おしゃれな花瓶ができそうやな・・・とか考えるんですよ!

僕の友達に家具職人がいるのでこの話をしたら、無理だろ〜!と笑われましたが、今度また飲みながらこの話をして巻き込んでやろうと思っとります。

無理だと思っている物も、しっかり仕事としてプロに頼みこんでみて、形にしてみると次の課題が見えてきて、じゃあ次はこうしてみようってだんだん本気になってくれるので。

いかに僕自身が無理と思い込まずにグイグイいって、職人さんに火をつけられるかがポイントなのかもしれない・・・。

こういう時に無知って便利で、ちょっと知識がつくと無理なラインが見えてしまうので、僕はずっと無知でいようと思います!!

こんな感じで空き家を解体して出てきた古材を内装材、家具、小物、寺子屋の材料などなどに再活用する錬金術ができるようになると、『土地に依存せずお金を生める』ので、難儀だった解体費用が捻出しやすくなるはず。

こんな感じで空き家の“解体費用を捻出するため”の取り組み、めっちゃ時間かかりそうだけどやってみます。

で、の農業はぜんぜんわかりません。

でも、だけじゃ多分費用負けしてしまうし、解体した後の更地どうすんねんってなったら、もうこっちもセットで考えないといけないのよね・・・。

農業ってなにするよ・・・漬物くらいしか思い付きません。

でも空き家を解体した更地でのみつくる野菜ブランドをつくってみたら面白いかも・・・。

空き野菜、空き家菜、みたいな。
空きヤキイモ、みたいな。

それらを梱包する木箱を解体した空き家の廃材でつくるとかね。
その木箱も寺子屋のキッズたちでつくってみるとかね。

考えただけでワクワクしますな。

これも無知ゆえである。

■多分DIYerたちの行動力とガッツと勇気があればどんどん進みそう

僕が取り組もうとしているこれらの事業、とても無謀ですよね!

ただこれ、ボロ戸建に立ち向かうボロ戸建ファイターたちにはもってこいだと思うんですよね。

勇気もガッツも行動力もある。

そんな人たちが本気でこの静脈産業に取り組んだら、一気に解決!とまではまだいかないですが糸口がみえてくると思うんです。

やってみようぜ!!

オラわくわくすっぞ

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※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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プロフィール

らいおんさん

らいおんさんらいおん

リフォーム会社経営
趣味はサーフィン

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経歴
  • □1990年
    岐阜県で生まれる

    □2013年
    大手リフォーム会社に入社

    □2014年
    転職して現在の会社に

    □2015年
    空き家再生事業を担当

    □2016年~2017年
    ひたすら現場に追われ記憶がない

    □2018年
    初不動産購入

    □2019年
    大家デビュー
    Twitterをらいおん大家とは別名義で始める
    2軒目購入

    □2020年
    3軒目購入

    □2021年
    らいおん大家としてTwitterを再度始める
    0円で空き家を贈与してもらう
    Voicyパーソナリティとしてラジオ配信を始める

    □2023年
    サラリーマンを卒業してリフォーム会社を経営
    大家業、情報発信と三足のわらじで全力疾走

    □2024年
    古民家を活用した寺子屋を開校するため準備中・・・

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