賃貸併用住宅と住宅ローン控除の落とし穴

みなさん、こんばんは。元銀行マンの “ まきまき ” です。
日本は、衆参ねじれ国会に加え、某国会議員の国会招致だの拒否だのと、経済対策はどこへやら。海の向こうの大国では民主大敗で、上下院でねじれ議会。いったい世界はどっちを向いて進んでいるのでしょうか・・・

さて今年もとうとう師走の声を聞くまでわずかとなりました。
この季節になると、よく支店の総務担当者から年末の源泉徴収の関係で、生命保険控除の証明書や、扶養者数の変更の申告やら、いろいろと申請書類を渡されるのではないでしょうか。

そしてその中でも、とりわけ大きな控除額となるのが、住宅ローン控除なのではないでしょうか。 先般、ある相談者さんから、その住宅ローン控除についてご相談がありましたので、簡単に触れておこうと思います。

正しくは、 『 住宅借入金等特別控除制度 』 といいます。
新築住宅、中古住宅、増改築により、それぞれ適用要件は少し異なるのですが、詳細については、ここでは割愛させて頂き、今回は賃貸併用住宅の場合について、意外と見落としがちなポイントについてお話しておきます。

昨今、よく賃貸併用住宅の新築をよく見かけるようになりました。
住宅ロー...