今回は築古修繕の中で、とても多い『 排水周りのトラブル 』について。水周りの修繕は地味ですが、家にとっては生命線です。実際に私が体験したケースをお伝えしたいと思います。
■ 浄化槽のひび割れ
我が家は築古、それもかなり古めの物件( 昭和40年代築のものも! )を購入し、デザイン性や快適性を加えて今のニーズに合うように再生して貸し出しています。設備、特に地下に潜っている排水管関係は何かトラブルがない場合はそのまま使用しています。
築古の物件となると本下水物件は少なく、ほとんどは”浄化槽”なのですが、地震の影響等でひび割れてしまっている事があります。大概は浄化槽の定期点検時に業者さんに指摘されて発覚しますが、「 割れています! 」なんて言われると、ショックでクラクラします。
入れ替えの金額( 場合によりますが80万円~ )を聞いて、またクラクラ…、となってしまいます。しかし、選択肢は他にもあります。まずは補修で直せないか?打診してみましょう。
浄化槽の管理業者さんはたいていリフォーム部門を抱えていて、補修工事も請け負ってくれます。一度、中を空にして乾燥後、特殊な硬化するパテ...
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