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FIREして一人社長になった私が正社員を雇用したきっかけと今思うこと。

佐藤元春さん_画像 佐藤元春さん 第22話 著者のプロフィールを見る

2021/11/24 掲載

こんにちは、佐藤元春です。私は2012年よりスタッフを雇いはじめ、新たなチャレンジをしてみようと考えました。今では約120名のスタッフが恒志堂グループに在籍しています。大変なことがある一方で、スタッフがいるからこそ味わえる喜びがあります。

■ 新たな挑戦

2012年頃に社員第一号となる人を初めて雇いました。起業した時はずっと一人社長で経営していこうと考えていましたが、SNSを通じて「 一緒に働きたい 」とか「 正社員を募集していませんか?」等とお声がけいただくようになりました。

ある時から、そういった要望があるなら、「 やってみてもいいかな?」と思い始めました。自発的というより、外からのアクションがきっかけで、新たなチャレンジをしてみようと考えました。

最初に雇った人は不動産会社に勤めていた人で、ある大家の会の懇親会で名刺交換をし、その後SNSを通じて「 佐藤のもとで働きたい 」とコンタクトをいただきました。「 どんな風になるのか分からないが、とにかくやってみよう!」と思い、雇いました。

二人目は、最初に入社した人の紹介で経理として入社しました。三人目は、お世話になっている会社のブログを読んでいる時に、ある社員が退職することになったと書いてあるのを見つけ、声をかけました。四人目は、学習塾時代の教え子を採用しました。彼とご飯食べている時に転職の話になり、恒志堂に来てもらうことになりました。

不動産の企画開発は、土地の仕込みと融資アレンジで事業の8割方が決まってしまうといっても過言ではありません。現在でもその部分はほぼ私が担当し、それ以外は全てスタッフに任せています。物件のデザインも一部手伝ってもらい、管理会社の折衝・交渉、管理会社のサポート役として夜間巡回等を行ってもらっていました。

これは弊社の課題でもありますが、土地を仕込む業務をいまだにスタッフに任せられていません。数値化しにくい私の経験値をしっかりと言語化して伝えていく必要があると考えています。

そのようないきさつから、最近恒志堂グループスタッフ( 正社員、契約社員、パートスタッフ )を対象に「 不動産寺子屋 」なるものを始めました。勤務時間外に希望者のみ集まって、私の講義を受けています。

■ 一人では味わえない景色を見せてくれるのが社員

人を雇うのはとても大変なことです。人材の育成や管理に莫大なコストがかかりますし、残念なことに裏切りや横領が発生することもあります。

しかし、新規事業をゼロから築いたりするときはスタッフがいる方が心強く、自分一人だけでは思いつかないアイディアを出してくれた時は本当に嬉しいです。チームとしての目標達成した場合は、一人の時のそれよりもはるかに喜びは大きいです。

社長の仕事とは決断することであり、材料を集めたりまとめたりするのがスタッフの仕事だと考えています。そういった意味で、社員への経営理念やビジョンの浸透はとても大事だと考えています。

この理念やビジョンの浸透に関しては大阪のTOMORROWGATEさんに協力いただき、1年近く時間をかけ「 ビジョンマップ 」を作り、理念浸透業務を一緒に行っています。

経験してみたからこそ分かることですが、やはり人を雇うということは難しく、中途半端な気持ちでは続けられません。特に採用に関しては最も難しく、採用の面接時だけではその人を見極められません。

5年程前から新卒採用を行っていますが、面接だけではなく3日間のショートインターンを実施し交流してもらい、日常の素振りまで見て判断しています。今現在のビジネススキルよりも、例えばきちんと挨拶ができるか、ゴミが拾えるかといった何気ない所作を見ています。

■ 人を雇ったら大切なのはコミュニケーション

社員とのコミュニケーションで工夫していることですが、最近は皆で食事に行くのが難しいので個別に声をかけるようにしています。レースに帯同しているスタッフとは頻繁にご飯食べていますが、それ以外のスタッフは、個別や小さなグループで食事に誘っています。

社長と会食なんて嫌がる人が多いと考える人もいるでしょう。弊社の場合は団結力を売りにしている部分があるので、社員と私の距離感は他社よりも近く、関係性は深いものになっています。

例えば、サービス付き高齢者住宅の厨房で働く若手に集まってもらい、みんなの想いや上がってくる報告とのすり合わせを行ったりしています。また、日常の中でさり気ない「 ありがとう 」を伝えることも意識しています。

経営者がスタッフを気にかけているか、そうでないかにスタッフは敏感です。情報発信をしているスタッフには、「 あれを見たよ 」とか、「 良い提案だね 」と褒めたり、感謝を述べたりするようにしています。

私の会社では3年に一度、社員旅行( 海外 )を実施しています。賛否両論ありますし、良いことを提供してもすぐ忘れるのが人間の性です。しかし、私は自分の人生だけだったら体験できないことをスタッフに体験してもらいたいと思っています。自分一人で楽しむより、みんなで共有して楽しみたいと考えています。

「 人を雇ってみることをおすすめしますか?」と聞かれることがありますが、私は間違いなく「 おすすめする 」と断言します。その理由は、人を雇って育てたり、苦労したりした人のマインドと、そうでない人のマインドは大きく違うと感じるからです。

人を雇うことにより、視点が「 自己の目標実現 」よりも「 他者の目標実現 」に変わり、人を幸せにしたいという気持ちが芽生えるのです。簡単に言うと、もっと多くの笑顔を生み出したいと思うようになるのです。綺麗事に聞こえるかもしれませんが、私の場合は本音で言っています。

人を雇うことで精神的タフネスさを身につけ、それが挫けない心となり、最終的には自分自身の人生を豊かにすることに繋がると思っています。いやそう信じていないと苦しくて挫けてしまいます…。

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プロフィール

■ 佐藤元春さん

佐藤元春さん

有限会社恒志堂 代表取締役
https://koshido.co.jp

オンラインサロン「佐藤元春共育塾」主宰
https://onsalo.co.jp/salons/12/

super car × cafe Ficata
https://ficata.jp

株式会社スペチアーレ 代表取締役
ヤマダ不動産札幌本店
https://yamada-realestate-sapporo.com

株式会社ロータス 代表取締役
https://lotus-sapporo.com

モデナスポーツカーズ株式会社 代表取締役
https://modenasports.com

◇運営ホテル
手稲ステーションホテル
https://station-hotel.co.jp

VILLA KOSHIDO
https://villa-koshido.jp


■ 経歴

□1975年
北海道札幌市生まれ
スーパーカーに憧れる少年時代を過ごす

□1998年
北星学園大学卒業

□1998年
株式会社札幌セミナー(現札幌練成会)入社

□2001年
競売で区分マンションを落札し、不動産投資を始める

□2004年
有限会社恒志堂を設立、取締役に就任

□2005年
株式会社札幌セミナー(現札幌練成会)退社

□2007年
有限会社恒志堂の代表取締役に就任
33才にして人生初のスーパーカーを購入する

□2008年
株式会社モトケンを設立、代表取締役に就任
アパート経営者とガス会社を繋ぐ仲介事業を展開

□2013年
スーパーカー&カフェ・フィカータをオープン

□2016年
投資総額が100億円を超える
サービス付高齢者向け住宅の事業をスタート

□2018年
モデナスポーツカーズをM&A
ホテル事業をスタート

□2020年
オンラインサロン「共育塾」をスタート

□2021年
esports事業へ本格参入
プロチーム結成、2次元キャラクターの制作及び販売、esportsプレイヤーとアーティストのコラボレーション動画制作などを行っている

スーパーカーとレーシングカーを合わせて40台以上を所有

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