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覚悟を決め、行動することによりアイデアが湧いてくる。なぜ、esports特化型ホテルを建てたのか?

佐藤元春さん_画像 佐藤元春さん 第6話

2021/3/15 掲載

こんにちは、佐藤元春です。今回は前回のコラムに引き続き、3月にオープンしたesports特化型ホテルの構想からホテル建設までの道のり、そして今後の展望をお話ししたいと思います。

私は3年前にesports事業に携わりたいと思い立ち、2年前にホテル用地を探し始め、現在に至ります。

■ なぜesportsに着目したのか

esports事業を3年前にやりたいと思い始めたのは、「 まだほとんどの人がやっていなかったから 」です。任天堂やソニーなど、ゲーム機器やソフトウェア事業で成長し上場している企業はありますが、esportsのイベント企画や選手の育成などの分野で上場している企業はありませんでした。

多くの企業がesportsに可能性を感じてはいるものの、マネタイズできていない状態なので、「 これはチャンスだ 」と感じました。まだ誰も事業化できていない市場に、既存の不動産収益を活用して参入すれば、業界内で目立つことができると考えました。目立てば自然と情報が集まってくるようになります。

■ 覚悟を決め、行動することによりアイデアが湧いてくる

3年前はesportsのマネタイズをどのようにするのか漠然としていました。そこで、1年間かけて思いついたのが「 esports特化型ホテル 」でした。その後、2年前にホテルに適した土地を見つけた時、アイデアがどんどん湧いてきました。

当時、ぼんやりとして言葉にできていなかったことも札幌市の中心街である大通の土地を見て「 買う 」と決め、行動してみたらどのように収益化しようか考えるようになりました。

その時にesportsのプロチーム結成や、2次元キャラクターの制作、アーティストとのコラボ、そして投げ銭システムの活用で収益を積み上げようなど次から次へとアイデアが出てきました。

写真:KOSHIDO eRACING
< KOSHIDO eRACING >

esports事業をやると決断し、覚悟を決めてホテルを着工したこと、行動を起こしたことにより危機感を感じるようになりました。本当の危機感、誰もやっていないことに挑戦する不安感があってこそ、アイデアが湧いてくるものだと思います。

■ ホテル用地取得まで

ホテルの土地取得から竣工まで約2年かかりました。私は、土地を見た瞬間に「 ここをesportsの聖地にしよう 」と、ふっとアイデアが降りてきました。テレビ塔や大通公園、歴史的建造物などの古くからあるものを目前にして、esportsという新しい文化を取り入れたホテルを造り上げたいと考えました。

また、情報インフラの観点から、NTTの基地局が近いのでインターネット環境が安定すると思いました。ここはまさに「 esportsをするための土地だ 」と思い購入を決断しました。

■ 既存事業の強みを生かす

私は元来不動産事業を柱としているので、esports事業であげた収益を不動産に還元し、また不動産から上がってくる収益をesportsに還元することもできます。

普通の企業であれば単発で発生した収益をそのまま再投資しますが、弊社の場合は不動産に再投資することで、経営の安定を図りながら拡大することができます。拡大スピードは多少落ちますが、収益の基礎をしっかりさせた上でチャレンジしていく所存です。

■ 不動産事業だけをやることと、多角的に事業をやることはリスクの大きさが違う

不動産自体はオンリーワンなものですが、売買事例などは既に多数あるので比較検討しやすいです。その一方で、新しい事業は比較検討ができない分、潜在的なリスクがある可能性が高いです。

esportsなど前例がほとんどない分野は、挑戦して初めてリスクが顕在化します。そこに飛び込んでいく勇気を持つには、成熟した業界に身を置いている人には難しいかと思いますが、リスクの中に金脈があるので私はチャレンジしていきたいです。

私は自己顕示欲や自分の幸せを第一に考えて不動産事業をスタートしましたが、先陣を切って活躍している人の背中を見て成長していく中で考え方が変わりました。

たくさん納税し、雇用を創出し社会貢献することで得られるリターンが大きくなると知りました。それはお金だけではなく情報や人脈なども含まれます。尊敬している人を追いかけていくうちにその大切さに気付きました。

社員と社員の家族を守り、多くの納税を達成するためには、現状維持ではジリ貧になると考えました。「 もっと大きな社会貢献をしたい 」、「 スタッフといろんなことにチャレンジしたい 」という思いが強くなり、チャレンジ精神が湧き出てくるようになりました。

■ esports事業への理解をすすめる

今回のホテルで4棟目( 新築としては3棟目 )となりますが、esports特化型ホテルを建設することは一般的に見ればかなり攻めていると捉えられます。

融資していただいた銀行側からは、「 恒志堂さんだから融資をします 」と言われ、他の会社では現状融資は難しいとはっきりと言われました。私が実績を上げ、事業として成長性があると証明できれば他のお客様にも融資可能と聞きました。

それ故に、今回の事業には相応のプレッシャーがかかっています。銀行は不動産の担保評価ではなく、会社のビジョンに賛同し融資をしてくれました。自分の成果次第で今後の融資情勢が変わるため、大きな責任を感じています。

■esports業界への視線が変わった

今回esports特化型ホテルへの融資を受けたことをきっかけに、他銀行の役員からesportsの話を聞きたいと頻繁に訪問を受けるようになりました。私のビジョンに賛同し、銀行側から融資したいと言ってくれるようになりました。

融資を受けたことでesports業界に対する銀行の理解度が深まったと感じています。今年はHokkaido esports Festivalが開催され、大手企業がスポンサーとして入ってくるようになり、一緒に盛り上げようという気概を感じるようになりました。

■ 立体的にesportsを盛り上げていきたい

esports特化型ホテル、プロチームの結成、2次元キャラクターのリリース、選手とアーティストのコラボなど、立体的に広げていくことを意識しています。

そのような活動を広げていくことで、esports大会に賛同してくれる企業が増え、賞金も増えていくでしょう。アニメ、漫画、コスプレといったサブカルチャー全体を盛り上げ、かつファッション、音楽、笑いを取り入れ多面的にファンを増やしていく活動を行っています。

きっと2021年はesports元年と呼ばれるくらい大きく変化する年となるでしょう。私もそのために少しでも貢献出来たらと考えています。

プロフィール

■ 佐藤元春さん

佐藤元春さん

有限会社恒志堂 代表取締役
https://koshido.co.jp

オンラインサロン「佐藤元春共育塾」主宰
https://onsalo.co.jp/salons/12/

super car × cafe Ficata
https://ficata.jp

株式会社スペチアーレ 代表取締役
ヤマダ不動産札幌本店
https://yamada-realestate-sapporo.com

株式会社ロータス 代表取締役
https://lotus-sapporo.com

モデナスポーツカーズ株式会社 代表取締役
https://modenasports.com

◇運営ホテル
手稲ステーションホテル
https://station-hotel.co.jp

VILLA KOSHIDO https://villa-koshido.jp


■ 経歴

□1975年
北海道札幌市生まれ
スーパーカーに憧れる少年時代を過ごす

□1998年
北星学園大学卒業

□1998年
株式会社札幌セミナー(現札幌練成会)入社

□2001年
競売で区分マンションを落札し、不動産投資を始める

□2004年
有限会社恒志堂を設立、取締役に就任

□2005年
株式会社札幌セミナー(現札幌練成会)退社

□2007年
有限会社恒志堂の代表取締役に就任
33才にして人生初のスーパーカーを購入する

□2008年
株式会社モトケンを設立、代表取締役に就任
アパート経営者とガス会社を繋ぐ仲介事業を展開

□2013年
スーパーカー&カフェ・フィカータをオープン

□2016年
投資総額が100億円を超える
サービス付高齢者向け住宅の事業をスタート

□2018年
モデナスポーツカーズをM&A
ホテル事業をスタート

□2020年
オンラインサロン「共育塾」をスタート

□2021年
esports事業へ本格参入
プロチーム結成、2次元キャラクターの制作及び販売、esportsプレイヤーとアーティストのコラボレーション動画制作などを行っている

スーパーカーとレーシングカーを合わせて40台以上を所有

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