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「円安」「株高」と不動産。どちらのインフレに進むかが分かれ目

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第104話 著者のプロフィールを見る

2012/12/20 掲載

自公圧勝が不動産にどのような影響をもたらす可能性があるかについては、すでに東洋経済オンラインに掲載していただきました。

※ 自公圧勝で「 不動産 」はどうなる?
http://toyokeizai.net/( 右上の検索窓に「長嶋修」と入力すると読めます )

これとは別に選挙前に、某メディアからこんな原稿オファーがありました。

「 自公政権が勝つ前提で、不動産・住宅市場がどうなるか原稿を書いてください。万一違う結果が出たら書きなおしてください 」

このように、選挙結果は「 織り込み済み 」だったといえるものの、結果として、選挙後の円安・株高は一段と進みました。なかには、株価13,000円を予想する声も上がるなど、なんとなく高揚した雰囲気が出ています。

ただし円安については、少し前からその方向感は出ていましたし、株価は世界的に見て割安に放置されてきた感もあり、それが修正された程度という見方もできなくはありません。東京証券取引所第1部の株価純資産倍率( PBR )の平均値は、18日にやっと1倍になったところです。

さて、自民党は10年間で200兆円支出して行う「 国土強靭化計画 」をすでに8月に国会に提...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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