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株式市場・不動産市場はバブルか?

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第108話 著者のプロフィールを見る

2013/2/26 掲載

最近の取材テーマといえば「 アベノミクス 」「 インフレ 」「 資産課税 」「 消費税増 」。この4点につきます。最近ではこうしたテーマとともに「 バブル 」というワードもチラホラと出て来ました。

政権交代以前から上がりだした株価やREIT( 不動産投資信託 )の動向は、いかにマネーの流入先が模索されていたのかを示しました。株価8000円台、REIT指数800台というのはもはや過去の話です。

前政権は「 デフレ政策 」ともいえる政権運営を行なっており、株価も他先進国に比べればかなり出遅れ感がありましたので、そのくびきがやっと外れた、といったところでしょうか。現在の水準をどう見るのかについては意見がわかれるところでしょう。

たとえば東証一部の「 PBR( 株価純資産倍率 ) 」は1月末時点で0.9倍。これは帳簿上の資産より株価が低いということを意味し、「 PER( 株価収益率 ) 」が19.8倍というのは、投資利回りが5.05%であることを意味しますので、まだバブルということではないでしょう。

不動産市場はどうでしょうか。グローバルに見れば日本の不動産はかなり割安であると報じられています。賃料比...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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